雑誌モデルの種類とは?
モデルを目指す人は「雑誌のモデルになりたい!」「表紙を飾りたい!」と、目標にしている人も多いのではないでしょうか。
人気の高い雑誌のモデルは、読者の憧れの存在となり、CMやファッションショー、テレビ出演など、芸能界で活躍の場を広げていく人が多いのも特徴です。
モデルを起用している雑誌には、様々なジャンルがあります。
モデルを起用している雑誌
・男性ファッション雑誌
・男性ティーンズ誌
・女性ファッション雑誌
・女性ティーンズ誌
・漫画雑誌
・少年雑誌
・情報雑誌
・マタニティ・育児雑誌
・ビューティー・コスメ雑誌
・ブライダル情報誌
・着物雑誌
・カタログ誌
・子供誌
このように、モデルを起用している雑誌のジャンルは幅広く、同じファッション誌でも、ティーン向けから、シニア向けまで、幅広い年齢層向けに数々の雑誌が販売されています。
また、雑誌のモデル中でも、活躍するモデルには3つの分野があります。
それぞれの特徴を見てみましょう。
【専属モデル】
専属モデルは、特定の雑誌と専属契約をするため、基本的には他の雑誌(特に同じジャンルの雑誌)に出ることはできません。
しかし、専属期間中は定期的にモデルの仕事ができて、雑誌の「顔」として、表紙やメインの特集で活躍するチャンスも多いです。
【レギュラーモデル】
「専属」契約ではないので、いくつもの雑誌や、その他の仕事もすることができます。
人気モデルであれば、いくつもの人気雑誌に、かけ持ちで登場している人もいます。
しかし、専属契約ではないので、次の撮影に呼ばれる保証はない点は、デメリットと言えるでしょう。
【読者モデル】
プロのモデルとは違い、学生やOLなどの一般読者から選ばれたモデルです。
読者にとって、プロのモデルより、身近に感じられる存在で、人気が出れば、読者モデルから専属モデルになることもあります。
雑誌モデルを目指すなら、どのようなジャンルの雑誌で、どのような形で活躍したいのかを、はじめに考えておきましょう。
雑誌モデルの応募方法
雑誌モデルに応募する方法は、一般募集されているオーディションに応募する方法と、芸能プロダクションに所属して、雑誌モデルを目指す方法があります。
芸能事務所に所属する場合は、モデル事務所や、雑誌モデルが多数所属している事務所など、雑誌モデルを多く輩出している実績がある事務所を選びましょう。
基本的には、事務所に応募書類を送付し、面接またはオーディションを経て、事務所に所属し、雑誌モデルデビューを目指します。
一般応募を受け付けているモデル募集の場合は、それぞれの雑誌がオーディションを企画し、誌面にて募集を受け付けます。
この場合は、合格すれば、オーディションに協賛している芸能プロダクションへの所属も決められている場合もあります。
読者モデルは、誌面にて随時募集ページが設けられている雑誌も少なくありません。
また、人気ファッション誌やティーン誌では一年に一度のペースで、新人モデルのオーディションを行うことも多いですよね。
一般から応募する場合「一般応募のみ」または「プロアマ不問」と記載されているオーディションに応募することができます。
雑誌モデルに応募するために、まずはオーディションの情報を探しましょう。
募集情報は、モデルになりたい雑誌に記載されているか、WEBのオーディション情報サイトなどで探すと見つけやすいでしょう。
応募は、郵送の場合と、ホームページなどに専用の応募フォームがある場合、メールでの応募など、様々です。
募集要項に書かれている情報を確認しましょう。
基本的には、必要事項を記入した応募書類と、写真(バストアップ・全身)が必要になります。
モデルのオーディションなので、スタイルが分かりやすい写真を選びます。
また、モデルのオーディションには、身長制限が設けられている場合もあります。
しかし、身長・体重・3サイズなどのプロフィールに、偽った情報を書いて応募するのは、実際に会った時に、悪い印象を与えてしまいます。
応募書類では、モデルとしての素質を見るだけでなく、審査員から「この人に会ってみたい」と思われることが重要です。
そのためには、自己PRや写真でのアピールも大切ですが、書類から伝わる人柄もとても重要になります。
応募期限を守る、丁寧に書くなど、基本的なことに手を抜かず、誠実さや情熱が伝わるように心がけましょう。
雑誌モデルのオーディション内容
モデルのオーディションでは、自己PR、質疑応答、特技披露の他、ウォーキングやポージングの実技審査も行われます。
雑誌モデルの場合は、特にポージングの審査が重要となり、表情も含めた写真写りを審査するために、カメラテストが行われることもあります。
カメラテストでは、顔やスタイルの良さだけでなく、表情を作るのが上手い、衣装を引き立たせるポージングが上手いなど、モデルとしての適正を審査されます。
オーディションの前に、鏡を見て研究しておくといいですね。
また、質疑応答では、審査員から様々な質問が投げかけられます。
「このオーディションに参加した理由は?」「どのようなモデルを目指しているのか?」「モデルになってやってみたいことは?」などが、よくある質問です。
オーディションという緊張した空気の中で、多くの人は無難な内容で答えてしまいます。
しかし、印象に残るためには、自分の言葉で自分の想いを伝える必要があります。
無理をして目立とうとすると、空回りしてしまうこともあるので、審査員に伝えたいことや、アピールしたいことを、自分の言葉で表現しましょう。
雑誌モデルオーディションに合格するためにするべきこと
雑誌モデルのオーディションに合格するために、やっておきたいことを紹介します。
ポージング・ウォーキング
オーディション本番で「緊張して上手く出来なかった」と後悔しないためには、ウォーキングやポージングの練習はしておくべきです。
鏡の前に立って練習する時にも、本番のように審査員が見ていることを意識しましょう。
自分だけの判断だけでなく、家族や友人に見てもらい、欠点があれば指摘してもらえるといいですね。
美意識を高める
モデルは、同世代の読者にとって、ファッションのお手本となる、憧れの存在です。
ファッション誌では、ヘアスタイルやメイクの特集が組まれることも多く、髪や肌のケアも大切です。
また、歯並びも審査のポイントとなるので、トータル的に美容への意識を高めて、ケアしておくことをおすすめします。
また、どんな服も着こなせるように、体型を維持するため、食生活や運動などの生活習慣を整えることも大切です。
オーディションの練習
オーディション会場では、緊張して伝えたかったことが、伝えられないことはよくあります。
そうならないためには、オーディションのシミュレーションをするなど、事前に練習しておくことをおすすめします。
事前に練習しておけば、気持ちにも余裕が出来るので、落ち着いて審査を受けることができますよ。
オーディションでの落ち着いた態度は、審査員から見ると「堂々としている」「度胸がある」「準備ができている」と好印象に繋がります。
雑誌モデルのオーディションでの注意点
モデルと言えば、ヘアメイクもファッションも最先端で、おしゃれなイメージが強いですよね。
しかし、雑誌の専属モデル、レギュラーモデルの場合、企画に応じて準備されたファッションやヘアメイクで撮影をします。
そのため、オーディションに参加する時には、参加者をナチュラルな状態を審査することが求められます。
メイクやヘアスタイルなどは、ナチュラルに、ファッションもシンプルでスタイルが分かりやすい服装で参加しましょう。
読者モデルの場合は、本人の私服やライフスタイルが注目されるので、自身のファッションセンスなども審査のポイントになります。
応募する雑誌のニーズに合った、ファッション、ヘアメイクで審査を受けるといいでしょう。