赤ちゃんの可愛い写真を撮るコツは?
赤ちゃんの表情やしぐさはどんな時でも可愛くて写真に収めておきたくなりますよね。
お宮参りやハーフバースデー、誕生日などの特別な行事の時には写真撮影スタジオなどで衣装を着て、カメラマンに撮ってもらう機会もあるかもしれません。それ以外にも、ミルクを飲んでいる姿や抱っこした時の笑顔など、日常生活で赤ちゃんが見せてくれる自然な笑顔は、撮影して残しておきたい瞬間がたくさんありますよね。
笑顔はもちろん、泣き顔や寝顔など一番可愛い瞬間を撮影したいけれど、実際にはタイミングを逃してしまうことが多いのではないでしょうか?雑誌などで見る赤ちゃんモデルの写真はどれも表情豊かなベストショットが撮られていますよね。自宅でも最高の写真が撮れるように、赤ちゃんモデルの撮影をするプロのカメラマンが実践していることを参考にしてみましょう。
赤ちゃんモデルが最高の写真を撮るために実践していること
オムツのパッケージや子育て情報誌の赤ちゃんモデルの写真を見ると、自然な笑顔でまさに「最高の一枚」と言えるような魅力的な写真ですよね。赤ちゃんモデルの撮影は、赤ちゃんの良い表情を撮影するために、様々な工夫をしています。もともと人見知りをしない赤ちゃんの場合もありますが、慣れないスタジオで知らないカメラマンに撮影をされるとなる、家族に撮影されている時と状況が違い、赤ちゃんは緊張して表情も硬くなってしまいます。
そのため、カメラマンや撮影スタッフにとって工夫は必要不可欠だということですね。
たった一枚の笑顔の写真を取るために音の出るおもちゃやぬいぐるみなどで赤ちゃんの気を引いて何枚も撮影をします。カメラマンやスタッフは腰を落として赤ちゃんと同じ目線になり赤ちゃんの緊張や恐怖感をなくすようにするのも笑顔を引き出すポイントです。カメラの近くに赤ちゃんの好きなキャラクターなどを置いて、目線をカメラに向けてもらうのもおすすめの方法です。また、赤ちゃんのお気に入りの音楽をかけてあげるなど心をリラックスさせてあげる方法も効果があるでしょう。
赤ちゃんを可愛く撮影するためのアイテムは?
赤ちゃんを撮影する時には、赤ちゃんだけの写真ももちろん可愛いのですが何かアイテムを加えてあげても赤ちゃんらしい愛くるしさを感じられる写真を撮影することができます。例えば、果物やボールなどを赤ちゃんに持たせて赤ちゃんの小ささがより強調される写真を撮ってみたり、ミルクを飲んでいる時には哺乳瓶を強調するイメージで撮影してみるなどアイテムをプラスすることでその時の赤ちゃんの大きさや様子がより伝わりやすくなります。
他にもママの帽子をかぶったりパパの上着を着たりする赤ちゃんの写真もとても愛くるしくて可愛いですよ。部屋の中での撮影の場合、周りに物が散らかっていると赤ちゃんの気が散りやすくなりますし、出来上がった写真もごちゃごちゃとした印象になり赤ちゃんのポーズや表情が際立たなくなります。
カーテン越しに自然光が入る窓際を上手く利用する、壁をバックにするなど背景はシンプルにするのがおすすめです。写真に写らない部分での準備しておきたいアイテムとしては、レフ版などがあると余計な影が入らず赤ちゃんの顔映りも良くなります。レフ版が無ければ、白い画用紙やTシャツなどでも代用可能です。
赤ちゃんの笑顔を撮影する方法
赤ちゃんの表情は寝顔も泣き顔も全て写真に残したくなりますが、その中でも最も撮りたくなるのが笑顔の写真ではないでしょうか?しかし、カメラを向けていざという時になるとなぜか赤ちゃんは笑ってくれないことは多いですよね。赤ちゃんの笑顔を撮るために一番大切なことは、撮影するパパやママが構え過ぎないことです。いい表情を撮ろうと必死になってしまうと、その緊張感が赤ちゃんにも伝わり自然な笑顔が出せなくなります。
例えばパパが抱っこしている時にママが撮影をしたり、ママが赤ちゃんと遊んでいる所をパパが撮影するなど二人体制で撮影するとリラックスできるので、赤ちゃんの笑顔を引き出しやすくなります。また、赤ちゃんのお気に入りのぬいぐるみやおもちゃで遊ばせてあげたり、好きなお菓子をたべる瞬間を撮るのも笑顔が出やすいタイミングです。撮影をするタイミングも眠い時やお腹が空いた時には機嫌が悪くなりますので、朝起きて朝食を済ませた後など普段の生活の中で赤ちゃんの機嫌がいい時間帯に撮影をしてみましょう。気分転換にお外でお散歩をする時にも赤ちゃんはいつもと違う刺激を受けて笑顔が出やすくなります。
お出かけをする時にはカメラを準備していくといいでしょう。
赤ちゃんを撮影する場所は、赤ちゃんが好きな場所であればどこでも大丈夫です。しかし、人が多い場所や暗くなった屋外では赤ちゃんの気が散ってしまう可能性があるのであまりおすすめできません。赤ちゃんがリラックスできる場所を選びましょう。
オーディション用の写真を撮影する時の注意点
赤ちゃんモデルの仕事に興味があるパパやママは、オーディションに参加するための書類選考用の写真を準備する必要があります。赤ちゃんの時期はとても短く、悩んでいる間にタイミングを逃してしまうことも少なくありません。我が子に赤ちゃんモデルの経験をさせてみたいと思ったらすぐに行動したいですね。赤ちゃんモデルに応募する写真はスタジオで撮影したものでなくても問題ありません。
注意点としては顔がよく分かる写真を撮るようにすることです。帽子や着ぐるみを着ている写真は、顔周りのイメージや眉毛、髪の毛の全体的な雰囲気が分かりづらいので避けた方が良いでしょう。手を顔に当てている所や、ぬいぐるみなどのおもちゃで顔の一部が隠れてしまっている写真も同じです。できるだけ正面から赤ちゃんの顔がしっかり分かるバストアップの写真を撮影しましょう。
表情は笑顔でなくても大丈夫ですが、眠っている時の写真は審査が難しいので赤ちゃんが起きている機嫌の良い時の表情を写しましょう。まだ立つことができない赤ちゃんの全身写真は寝かせるか座った姿勢で問題ありません。布団やおくるみなどは全身のバランスが分からないので、手先や足先が分かる服装で撮影をするといいですよ。
赤ちゃんを撮影するのにおすすめのカメラは?
最近はスマホで簡単に撮影ができるので赤ちゃんのベストショットを撮りやすくなっていますよね。もちろん一眼レフカメラやミラーレスカメラなど機能の優れたカメラであれば、スマホよりも逆光などにも対応できるのでいつどのタイミングで良い表情をみせてくれるか分からない赤ちゃんの撮影には適しています。特によく動く元気な赤ちゃんは一眼レフカメラの方がブレにくく撮りやすいです。
スマホで撮影する場合は、赤ちゃんが撮影されていることに違和感なく自然な表情が撮影しやすいというメリットがあります。インカメラ機能を使って赤ちゃんから見て自分の姿が映るようにしてあげると、赤ちゃんは自分の顔に興味を持って普段とは違う表情の写真が撮れるのでおすすめです。
どんなカメラを使う場合でも、撮影する時に動いてしまう赤ちゃんを撮るのでブレないように意識しなければいけません。カメラの機能も利用して赤ちゃんの最高の一枚を撮影しましょう。