撮影道具

テレビ関連の仕事につきたい!職種別に紹介!

2023.01.20 / エンタメ

テレビ関連の仕事とは?

華やかなイメージが強いテレビ業界の仕事は、タレントや俳優など、出演する仕事だけではありません。
テレビ番組を作って放送するためには、たくさんの人たちが関わっています。

テレビ業界の仕事には、よく知られた職業もあれば、あまり知られていない職業もあります。
また、名前は聞いたことがあるけど、どんなことをしているのか、仕事内容までは知らないという人も多いのではないでしょうか。

普段何気なく見ているテレビ番組を作るためには、どれだけたくさんの職業の人が関わっているのでしょうか。

「テレビ業界で働いてみたい」
「テレビの仕事ってどんなことをするの?」

などの疑問を解消するために、テレビ関連の仕事について、職業別に詳しく解説していきます。

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テレビに出演する仕事

テレビ業界の中でも一番目立つ職業は、画面に映る職業となる「出演者」ですよね。
テレビに出演する仕事にもいろいろなジャンルがあります。

テレビに出演する職業

・タレント
・歌手
・俳優
・モデル
・お笑い芸人
・アナウンサー
・声優
・MC、司会
・スタントマン
・ダンサー
・レポーター

このように、テレビに出演する職業には、代表的な仕事だけでもたくさんあります。
テレビに出演する仕事の内容は、テレビを見ている人ならよく知っていますよね。

ドラマで役を演じる俳優、バラエティ番組など、様々な番組に出演するタレントやお笑い芸人のような芸能人は、スカウトやオーディションを経て、芸能事務所に所属してテレビ出演のチャンスを掴んでいきます。

その他の「テレビに出演する仕事」の仕事内容やなり方を紹介します。

◎声優

声優は、アニメやゲームの声のアフレコや、ナレーターなど、声の仕事がメインですが、最近はタレントとしてテレビに出演したり、歌手デビューをするケースも増えています。

声優になるためには、ほとんどの人が芸能事務所や声優事務所に所属することになります。
しかし、声優の場合は、所属する前に専門学校やスクールで、スキルを身に付けてからオーディションに参加することになります。

◎アナウンサー

アナウンサーと言えば、ニュース番組や情報番組などで原稿を読んだり、番組の司会進行を務めることが仕事になります。

アナウンサーは、テレビ局に就職して働く「局アナ」と、芸能事務所やアナウンサー事務所に所属して働く「フリーアナウンサー」があります。
テレビ局に就職する場合は、大学を卒業後に新卒採用で就職試験を受けることになります。
人気の高い職業なので、倍率はかなり高いと考えておきましょう。

◎スタントマン

ドラマに出演する俳優の代わりにアクションシーンを演じるスタントマンは、テレビに出演する職業でありながらも、顔が映ることはほとんどありません。

しかし、高いところから飛び降りたり、危険なシーンを担当するため、特殊なレッスンを受けておく必要があります。
スタントマンになるためには、スタントマン事務所に所属して仕事の依頼を受けるのが一般的です。

◎ダンサー

テレビに出演するダンサーと言えば、アーティストのバックダンサーの仕事がメインになります。
テレビ以外にもコンサートやミュージカルなど、舞台上での仕事もありますが、高いダンススキルが求められます。

ダンスのコンテストやショーに出演して実績を積み重ねる方法や、テレビ番組のバックダンサーのオーディションを受けて出演するパターンもあります。

技術関連の仕事

テレビ番組を収録するためには、様々な技術のプロフェッショナルが力を合わせて作り上げています。

・カメラマン
・照明スタッフ
・美術スタッフ
・音響スタッフ

テレビ番組の撮影では、たくさんの技術スタッフが活躍して作り上げられます。
上記にあげた仕事が、主なテレビ番組の技術スタッフの職業になります。

それぞれの仕事の内容を簡単に説明しておきます。

◎カメラマン

テレビ番組の収録でカメラ撮影をする重要な役目です。
スタジオでの収録以外に、ロケなどで屋外で撮影をすることもあり、どんな状況でも魅力的な映像を撮影することが仕事です。

◎照明スタッフ

テレビ番組での照明を担当する職業です。
照明スタッフとしてオペレーターやプランナーなど、いくつかの役割を担うチームとなって作業をすることが多くなります。

◎美術スタッフ

ドラマで使われる建物や部屋など、大掛かりな美術道具を作る大道具や、セットに使われる美術道具を作ったり準備する小道具が主な仕事です。

◎音響スタッフ

テレビ番組の音声を調節したり、マイクのセットなど、音響に関わる仕事を担うのが音響スタッフです。

これらの音響の仕事をするには、テレビ局や制作会社に入る方法が一般的です。
就職してから、アシスタントとして経験を積みながら技術スタッフのスキルを身に付ける人もいます。

しかし、早い段階で専門学校や大学で専門的な知識を学んでおけば、就職にも有利になります。

制作関連の仕事

テレビ番組を作るためには、出演者や技術を担当する人が欠かせませんが、その番組を制作するためには、番組の内容を考えて企画する人たちが必要です。

制作関連の仕事

・プロデューサー
・ディレクター
・アシスタントディレクター(AD)
・映像クリエイター
・放送作家
・脚本家

テレビ制作関連の仕事は、上記以外にもたくさんありますが、ここでは代表的な仕事を紹介します。
それぞれの仕事内容を詳しく見ていきましょう。

◎プロデューサー

テレビ番組を作る人たちの、全てを統括するポジションとなるのがプロデューサーです。
番組企画、出演者のキャスティング、予算の管理など、全てにおいて責任を担う仕事です。

◎ディレクター

テレビ番組の収録現場で指揮をとるのが、ディレクターです。
現場で、出演者だけでなく、カメラマン、音響、照明、美術スタッフにも指示を出して進めていきます。

◎アシスタントディレクター(AD)

収録現場で指揮をとるディレクターのアシスタントを務めるのが、アシスタントディレクターです。
ディレクターを助けることが大切な仕事ですが、重い機材を運んだりするので、体力も必要です。

◎映像クリエイター

映像を作るクリエイターなので、CG技術を使うなど、専門的なスキルが必要な仕事です。
映像の企画・制作・編集が主な仕事です。

◎放送作家

テレビ番組の構成を考えて、企画に合わせて全体の流れを考えて台本にします。
この構成をもとに出演者やスタッフも準備を進めていきます。

◎脚本家

ドラマの脚本を書くのが脚本家の主な仕事です。
登場人物のセリフだけでなく、動きや行動も分かりやすく書いておかなければいけません。

このように、テレビの裏方での仕事は、様々なジャンルのプロフェッショナルが活躍しています。
裏方の仕事も、ほとんどの職業で資格は必要ありませんが、スキルは必要となります。

専門学校などで学んでから就職する方法もありますが、技術スタッフと同じように就職してから、あアシスタントとして、スキルを身につけていく人もいます。

その他のテレビ関連の仕事

ここで紹介した仕事以外にもテレビ関係の仕事はたくさんあります。
例えば、ヘアメイクやスタイリスト、マネージャーなどもテレビに関わる仕事です。

テレビ関係の仕事を目指すなら、はじめにいろいろなジャンルの仕事を調べてみましょう。
自分の適性ややりたいことを考えて、テレビ関連の仕事を探してみませんか?

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