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アイドルのオーディションに合格するには?

2020.06.11 / アイドル

アイドルになる方法とは?

アイドルになりたい男性や女性は、オーディションを受けて合格することからスタートするパターンが最も多いと言われています。
もちろん、スカウトされてアイドルになった人もいますが、基本的にはアイドルになるためにオーディションなどの審査を受ける必要があります。

最近では、AKB48や乃木坂46のように、大人数のグループの中で追加メンバーを募集するオーディションが開催されているのが有名ですよね。
地下アイドルやご当地アイドルなども合わせると、日本には多くのアイドルがいます。
メンバーを募集しているアイドルグループもたくさんあり、ネットの「アイドルオーディション情報」をチェックすれば、自分に合うオーディションが見つけられるかもしれません。

アイドルになる方法として、、養成所に入る方法もあります。
アイドルが所属している芸能プロダクションが運営している養成所であれば、才能が認められればプロダクションに所属して、アイドルとしてデビューできるチャンスも与えられるでしょう。
アイドルグループの研究生として、レッスンを受けながらデビューを目指す人もいます。

スカウトの場合、相手が本当に信用できるスカウトマンなのか、確認するようにしましょう。
「アイドルに興味がありませんか?」と街中で声をかけられることもあるかもしれません。
実際に大手の芸能プロダクションや、有名なアイドルグループの関係者が街中でスカウトをすることはあります。
しかし、地下アイドルと謳いながらスカウトをして、実際に契約すると、ファンに過激なサービスをさせる、給料を支払わないなどの悪徳なスカウトの場合もあります。
スカウトをされた時には、すぐについて行かずに名刺をもらい、会社名などを確認し、両親など信頼できる人の意見も聞いてから判断しましょう。
未成年の場合は、保護者に付き添ってもらった方が安心です。

アイドルになるために必要なこと

アイドルの募集を見ていると、学歴などに厳しい応募資格は設けられていない場合がほとんどです。
しかし、芸能界の他の分野に比べると、年齢制限は低く設定されていることが多いでしょう。
華やかなアイドルですが、下積みの期間が長く人気が出るまでに時間がかかることもあり、12~17歳位から活動を始める人が多くなっています。
応募資格は20歳前後まで受け付けているオーディションもありますが、実際には10代の合格者が多いのが現実です。
未成年の場合、オーディションに参加するための保護者の同意がになります。
小、中学生であれば、同意だけでなく、保護者の協力もなければアイドルとして活動していくのが厳しいこともあります。
合格した時に、両親の送迎などの協力が必要な場合や、学生であれば学校の許可をもらう必要がある場合もあります。
オーディションで聞かれた時に答えられるように、前もって確認しておいた方がいいでしょう。

また、アイドルはステージに立っている時だけ輝いていれば良いという世界ではありません。
昔と違って、一般人がいつでもスマホのカメラを向けて写真を撮ることもできて、現代のアイドルはいつどこで見られているか分からない時代です。
アイドルとして、スキャンダルは大きなイメージダウンになります。
常にプロ意識をもって、アイドルという仕事をしている責任感を強く持つことも必要だと言えるでしょう。

アイドルに向いている人

男性でも女性でもアイドルを目指すならば「たくさんの人に夢を与えたい」という気持ちを持ち続けることが大切です。
しかし、簡単なように見えて「人に夢を与え続ける」ということは、すごく大変なことです。
特にアイドルに多い10代~20代の時期には、様々な思いや悩みを抱える機会も多い中、ステージに立てば、それを見せない輝かしいアイドルでいなければいけません。
そのためには、気持ちがブレることなく自分がアイドルである自覚と、人に夢を与えるという目標を持ち続ける必要があります。
「若くてかわいい子」がなる職業というイメージが強いアイドルですが、実際には目標に向かって進むために、逆境にくじけない強さを持っている人が生き抜く世界です。

また、アイドルグループとして活動する場合には、協調性も必要です。
アイドルを目指す人には目立ちたい人も多く、グループで活動していても自分が目立つことばかり考える人もいます。
しかし、グループで活動する以上、グループ全体が良い方向に向かうように考えなければいけません。
グループに所属すれば、リーダー、先輩、後輩、歌が得意な人、ダンスが得意な人、MCが出来る人など、グループの中で自分の役割を見つけて、グループに貢献することでチームは団結します。
アイドルグループに所属する時には、自分のことよりグループのことを優先して考える必要があると言えるでしょう。

アイドルのオーディション内容

アイドルのオーディションの内容は、書類選考、面接、オーディションという流れが一般的です。
大きなオーディションであれば、応募する人数もかなり多くなるので、全国各地で面接審査が行われることもあります。
全国的なオーディションで応募人数が多い時には、4次~5次審査まで行われる場合もあります。
アイドルは、歌、ダンス、演技など様々な仕事をする機会がある仕事です。
そのため、ほとんどのアイドルオーディションでは、歌唱審査やダンス審査が行われます。

また、グループに関連する質問をする、オーディション審査もあります。
例えばご当地アイドルであれば、地元の好きなところやおすすめの場所などについての質問や、すでに活躍しているグループへの新加入オーディションであれば、グループの過去の楽曲やダンスなどについての質問などがある可能性もあります。
そのグループに入りたいと熱意が伝わるように、出来る準備はしておきましょう。
オーディションの歌唱審査では、必ずアイドルの楽曲を歌わなければいけないという決まりはありません。
自信のある好きな歌を選曲しましょう。
ダンス審査では、経験が無くても、一生懸命に踊っている姿を評価されます。
審査員は、歌やダンスの上手さや見た目の美しさばかりを審査しているわけではありません。
アイドルになりたい熱意や、自分をプロデュースする能力、厳しい練習にもついていける忍耐力など、アイドルに必要な力を持っているかという点も重視しています。

アイドルのオーディションエピソード

元欅坂46のセンターを努めていた平手友梨奈さんは、オーディションの歌唱審査でTHE ALFEEの「星空のディスタンス」を歌い、10代の女の子にしては珍しい選曲で審査員の注目を集めましたが、緊張から歌詞が飛んでしまい、ほぼ「ラララ」だけで最後まで歌ったそうです。

嵐の二宮和也さんは、芸能界に興味はないのに渋々オーディションに参加させられ、ダンス審査で踊らずに立ち尽くしていたそうです。
その様子が目に留まったジャニーさんに「なぜ踊らないの?」と聞かれ、ジャニーさんだとは知らずに「狭くて踊れないんだよ!」と答えてしまったそうですが、結果は合格でした。
同じく嵐の大野智さんは、母親の勧めでオーディションに参加しましたが、ダンス審査で目立たないように後ろの方で踊りながら母親に手を振った所、ジャニーさんが集中できていない大野智さんに前で踊るように言い、前列で踊る様子が目に留まり合格となりました。

このように、実際にオーディションに合格した人たちも、たくさん失敗をしています。
しかし、失敗しても対応できる能力があれば、ピンチをチャンスに変えられるということですね。