自分を見つめる女性

個性ー芸能界で必ず役に立つ個性の伸ばし方とは?

2020.06.18 / エンタメ, 芸能人

自分の個性を知る

芸能界は個性豊かな才能を持った人が溢れていて、そんな中でも注目されるためには自分自身の個性を伸ばし、常に成長し続ける努力も必要です。
個性を伸ばすためには、自分の個性を自分自身が理解しておかなければなりません。
個性とは、個人に備わった特有の特性です。
「自分らしさ」「自分の特徴」をイメージして、芸能界で役に立つ個性を探ってみましょう。

個性は長所とは違うので、良いことばかりでなくても大丈夫です。
まずは、自分から見た自分のことをピックアップしていきます。
性格、好きなこと、得意なこと、口癖などどんなことでも自分の特徴を書き出してみると、自分自身の個性を分析しやすくなります。
「アイドルが好き」「よく食べる」「細かいことを気にしない」など思い浮かぶことなら何でも構いません。

次に友達や家族など、周りの人からよく言われることを書き出してみましょう。
「優しい」「絵がうまい」「おしゃれ」などの誉め言葉ばかりではなく、ネガティブな意見も参考になります。
芸能界では、「太っている」「眉毛が太い」など、本人がコンプレックスに思うことが個性として認められ活躍する人もたくさんいます。
普段はコンプレックスから目をそらして、個性とは認めようとしない人が多いでしょう。
しかし、コンプレックスを個性として芸能界で活躍するには、自分自身がそのコンプレックスを認めなければ難しいでしょう。

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個性の活かし方

個性は誰にでもあるものですが、その個性を活かせるか活かせないかで、芸能界での活躍は変わってきます。
普段から「個性的」「天才肌」などと言われる人は、意識しなくても個性を出すことができて、自然と活かすこともできる人が多いです。
しかし、自分自身の個性について、あまりピンとこない人にとっては、個性を活かすことも難しいですよね。

上手く個性を活かすことができないと悩んでいる人は、一度リセットして考えてみましょう。
「個性」ではなく「好きなこと」をシンプルに考えてみます。
例えば、文章を書くのが好きな人であれば、作詩をしてみたり物語を書いてみることで、新たな才能を開花する場合もあります。
好きなことや得意なことを個性として活かすには「好き」「得意」からもう一歩踏み出す努力が必要です。
最初から人より優れた部分を探してしまうと「自分には特別な個性はない」と感じてしまう人が多いのではないでしょうか。
個性を活かすためには、最初から優れた部分を探すのではなく、今後伸ばすことができそうな部分に注目することが大切です。

芸能界で求められる個性とは

テレビを見ていると、個性豊かな芸能人がたくさん活躍しています。
派手な見た目であったり、変わった趣味や特技を持っている人、高学歴で頭のいい人、天然ボケで発言が面白い人などの個性は、芸能界でも受け入れやすい個性だと言えるでしょう。
芸能界では、個性的な人を求められているのは事実ですが、その中でも個性の魅せ方が上手い芸能人は特に重宝されています。
共演者やスタッフ、スポンサーなどたくさんの人と関わりながら仕事をする芸能人は、個性的であっても周りの空気を読めなくては「使いづらいタレント」と判断されてしまいます。

個性的なファッション、個性的な話し方、個性的なキャラクターの芸能人は話題になりやすく、バラエティ番組などのメディアに出演するきっかけにはなりますが、個性を意識しすぎて自分をアピールすることばかりに気を取られてしまう人も少なくありません。
芸能界では個性をアピール出来る能力と、周りの人を不快にさせない気づかいのバランスが求められます。

個性を伸ばす方法

例えば、笑顔がチャームポイントで「自分の笑顔をたくさんの人に見て欲しい」と思うならば、見ている人からも「いつも笑顔の子」「元気な笑顔」と思ってもらえるように、常に意識しておかなければなりません。
自分自身が個性を上手く伸ばしていく気持ちを持つことが、最も大切です。
個性は伸ばすことができれば、芸能界で生き残るために、自分の強みになります。

芸能界で生き抜くための個性は、自分だけでなくファンの人からも良いと思ってもらう必要があります。
つまり、セルフプロデュース力がある人は、個性を伸ばす力があると言えるでしょう。
例えば「小悪魔的な魅力が自分の個性」として、小悪魔的なキャラクターで売り出そうとしても、同性から苦手意識を持たれやすい「小悪魔キャラ」は多くの反感を買うことも考えられます。
いわゆる「キャラ設定」に失敗するか成功するかの分かれ道は、個性ののばし方に違いがあります。

失敗するか成功するかの違いで、最も大切なのは、ブレないことです。
人は信念をもって自分の個性を貫く人に惹かれる傾向にあります。
最初に小悪魔的な魅力をアピールしていたのに、周りから批判されてすぐに違うキャラクターに変えてしまっては、何がしたいのか伝わらず魅力が感じられません。
もちろん、見ている人や周りの人に不快感を与えるようなキャラは、辞めてしまった方がいい場合もあります。
しかし、やり続けることで、そのブレない信念に惹きつけられる人が多いのも事実です。

例えば、タレントの出川哲郎さんはリアクション芸人として、テレビで披露してきた様々な芸に批判されることもたくさんあり「嫌いな芸人」としてよく名前があげられるほどでした。
しかし、そのキャラクターを貫き、今では子供から大人にまで愛される芸人として、長く活躍しています。
元アナウンサーの田中みな実さんも、ぶりっこなアナウンサーというキャラクターで、多くの女性から反感を買っていましたが、一貫してブレない「あざといぶりっこキャラ」を上手く伸ばし、今では女子力の高さで女性の共感を呼び、女性の憧れの存在と言われるようになりました。
このように、周りから意見されても、ブレずに自分の個性を貫くことで周りの人たちからの見る目が変わることもあります。
ブレずに個性を伸ばすには、まず自分自身が自分の個性を認めることが大切です。
アドバイスを聞く柔軟性は必要ですが、周りの意見に流され過ぎると、個性を伸ばすことは難しくなるでしょう。

自分に自信を持つこと

芸能界で認められる個性は、誰が見ても良い評価ばかりの個性だとは限りません。
見ている人たちは、「好き」「嫌い」と思い思いの評価をします。
そこで、個性を表現するには、まず本人が自分の個性に自信を持っていなければ成り立ちません。
「自分に自信がないキャラ」であっても、そのネガティブな性格を自分自身が受け入れて、その個性を伸ばしていく気持ちを持つ必要があります。

芸能界で注目されることばかりに気を取られて、本来の自分とはかけ離れた背伸びをした個性を作り出してしまう人もいます。
しかし、背伸びをしていては、自分に自信が持てなくなります。
本来の自分とかけ離れた個性を作り出して伸ばしていくことは、自分で自信が持てないだけでなく、見ている人にも見透かされてしまうでしょう。
芸能界で輝くために、個性は作るものではなく、見つけるものです。
本当は好きではないものを好きだと言ったり、やりたくないことをしなければならない個性では長続きしません。
芸能界で個性を伸ばしていくには、何よりも自分が伸ばしたいと思える個性を持つことが必要です。

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