オムツモデルのオーディションを受ける方法
オムツのCMや商品のパッケージは、赤ちゃんがいるパパやママにとって、毎日目にする身近なものですよね。
オムツモデルとして活躍する赤ちゃんを見ていると「うちの子もオムツのCMに出られないかな」「赤ちゃんの思い出にオムツのパッケージモデルをやってみたい」と思うこともあるのではないでしょうか。
育児雑誌でも、赤ちゃんの読者モデルを募集していることも多いので「オムツモデルも気軽に応募できるのでは?」と思うかもしれません。
オムツモデルとして赤ちゃんを起用しているメーカーと言えば…
・パンパース(P&G)
・ムーニー(ユニ・チャーム)
・マミーポコ(ユニ・チャーム)
・メリーズ(花王)
・グーン(エリエール)
などが有名ですよね。
このような、テレビのCMやドラッグストアなどの店頭でよく見る大手メーカーのオムツモデルは、全て一般での募集は行っていません。
オムツモデルは、芸能事務所に所属する赤ちゃんモデルに対して募集がかけられます。
そのため、芸能事務所に所属していなければ、基本的にオーディションに応募することができません。
オムツモデルのオーディションが受けられる芸能事務所
芸能事務所に所属する場合、オムツモデルのオーディションが受けられる事務所を選ばなければいけません。
子役事務所であれば、どこの事務所でもオムツモデルになるチャンスがあるとは限らないので「オムツモデルに強い」事務所を選びましょう。
オムツモデルの実績が多い芸能事務所を紹介します。
テアトルアカデミー
オムツモデルの仕事が最も多いと言われるのが、テアトルアカデミーです。
毎年、各オムツメーカーのモデルを多数輩出しています。
0歳の赤ちゃんモデルからシニアまで、幅広い年齢のタレントが所属しており、特に赤ちゃんや子役の活躍が知られる芸能事務所です。
実際に、鈴木福さんや小林星蘭さんなど、子役からブレイクして、その後も長く活躍するタレントが多数所属しています。
鈴木福さんも芸能活動のスタートは赤ちゃんモデルでした。
また、オムツモデルの他にも、赤ちゃんモデルに人気の高い、NHK教育番組への出演実績が非常に多いことでも知られています。
さらに、仕事現場には赤ちゃんモデル専属スタッフが同行するなど、サポート体制も整っているため安心です。
【所属タレント】鈴木福、小林星蘭、谷花音、脇知弘 他
【場所】東京、札幌、仙台、大宮、柏、横浜、名古屋、大阪、岡山、福岡
※0歳からオーディションに参加できます。
キャストネットキッズ
入会選考がなく、簡単に登録できる登録制の事務所です。
レッスン等もなく、登録後にオーディションや仕事への応募ができるシステムとなっています。
過去には、パンパースを始めとする有名オムツメーカーへの出演実績があります。
【場所】東京都
※0~15歳までなら誰でも登録可能です。
0歳から応募できる芸能事務所はたくさんありますが、大切なのはオムツモデルのオーディション募集があることです。
大手であっても、オムツモデルの実績はない事務所もあるので、確認してから応募しましょう。
オムツモデルのオーディション開催時期は?
オムツモデルのオーディションが開催される時期は、決まっていません。
各メーカーごとに、商品をリニューアルする時期や季節の変わり目などに、新しいモデルを募集するケースもあれば、半年や1年など、契約期間が決められているケースもあります。
オムツモデルの募集は、基本的に0歳~3歳くらいまでとなっています。
限られた期間になるので、チャンスが何度もあるとは言えません。
オムツモデルはかなり人気が高いため、一般募集を行っていないとはいえ、事務所内選考を行い、選ばれた赤ちゃんのみがオーディション審査に参加できます。
オーディションに挑戦するチャンスを掴んでオムツモデルデビューをするために、オーディションでどのような審査が行われるのかチェックしておきましょう。
オムツモデルのオーディション内容
オムツモデルのオーディションは、主に東京都内で行われます。
会議室など、広いスペースがある場所で行われるオーディションがほとんどで、赤ちゃんなので審査の時間は5~20分くらいと、短く設定されています。
それでは、オムツモデルのオーディション内容の流れを見て行きましょう。
①審査前の待ち時間
オーディションに参加する親子が集まり、審査の時間を待ちますが、人気の高いオムツモデルのオーディションでは、100名前後が参加することもあります。
待ち時間で、赤ちゃんが眠たくなってしまったり、お腹が空いて機嫌が悪くなってしまうこともあるので、ベストな状態で審査が受けられるように、準備しておかなければいけません。
②審査の時間
順番がくると、名前を呼ばれ、いよいよ審査が行われる部屋に入ります。
赤ちゃんは、一般的に行われるオーディションの様に、自分で自己紹介をすることはないので、自由に動き回れるスペースが準備されており、自然な姿を審査されることになります。
服装は、オムツ姿での審査が多く、保護者は近くで見守れるオーディションもあれば、部屋の外で待つ場合もあります。
③質疑応答
保護者が一緒に審査を受けます。
赤ちゃんの性格などについて「どんな遊びが好きですか?」「人見知りはしますか?」などの質問をされます。
また「普段の様子で遊んでみて下さい」など、赤ちゃんと保護者のコミュニケーションを審査されることもあります。
オムツモデルの審査基準は?
オーディションの内容としては、特に難しい審査や質問はありません。
では、審査員は赤ちゃんのどこを見て審査をしているのでしょうか。
審査のポイントを知っておきましょう。
表情・しぐさ・動き
赤ちゃんが自由に動き回る審査では、どんな表情をするのか、しぐさや動きなどが可愛らしく、見ている人を「キュン」とさせられるようなポイントがあれば高評価になります。
例えば、審査員がおもちゃを渡した時に、ニコッと笑ったり、他の赤ちゃんに興味を持つような動きやしぐさなど、慣れない場所でも自分らしく動けるのかを審査しています。
肌や体の様子
オムツモデルの場合、オムツだけを着用した撮影や、お尻まで撮影することもあります。
商品の品質をPRするためにも、審査員は赤ちゃんの肌をしっかりチェックしています。
湿疹や乾燥による肌トラブルだけでなく、あざや傷などのケガがあれば起用できないケースもあります。
また、日焼け跡にも注意しましょう。
保護者とのコミュニケーション
オーディション審査ではニコニコ笑顔で元気だったのに、本番の撮影では表情が固まってしまったり、泣いてしまう赤ちゃんも少なくありません。
審査員はその点も考えて、撮影で赤ちゃんの機嫌が悪い時に、パパやママがいかに赤ちゃんをリラックスさせられるのかが重要だと考えています。
そのため、審査では「いつも通りに遊んでください」など、親子のコミュニケーションを見ることがあります。
パパやママが上手く赤ちゃんの笑顔を引き出せるかは、審査のポイントです。
カメラに慣れているか
カメラがすごく気になってしまう赤ちゃんもいますよね。
オムツのCMや広告の撮影では、ナチュラルな赤ちゃんの動きや表情が求められることがほとんどです。
そのため、カメラに慣れていて、撮影されていてもあまり気にしないのは、高評価になります。
日頃から赤ちゃんにカメラを向ける機会を増やして、慣れておくといいですね。
オムツモデルの審査は、親子で挑戦するのが特徴です。
そのためにも、赤ちゃんとの日常的なコミュニケーションが、とても大切になります。
可愛い我が子に最高の思い出を残せるように、オムツモデルのオーディションに参加してみましょう。