赤ちゃんモデルに応募する方法
育児雑誌や商品のパッケージ、テレビCM、様々な活躍をしている可愛い赤ちゃんモデル。
赤ちゃんモデルになるには、オーディションに応募する必要があります。
例えば、雑誌の読者モデルであれば、一般の応募もありますし、幅広い活動をするのであれば、赤ちゃんモデルが所属する芸能事務所に応募することになります。
芸能事務所をはじめ、オーディションの一次選考の多くは、書類選考になります。
応募書類は、手書きの履歴書に書いて郵送で応募する事務所もありますが、最近はWEBでの応募が主流となり、より手軽にチャレンジすることができるようになりました。
応募書類で最も大切なのは、写真だけではありません。
自己PRや志望動機など、審査員から「一度会ってみたい」と思ってもらえるように、アピールできる項目をしっかり押さえておきましょう。
赤ちゃんモデルの応募書類には何を書く?
赤ちゃんモデルの書類審査は、何を書くのでしょうか。
赤ちゃんモデルの応募書類内容
・名前、年齢、住所、電話番号などの個人情報
・好きなこと、性格
・志望動機
このように、ほとんどの赤ちゃんモデルのオーディションでは、シンプルな内容になっています。
赤ちゃんなので、経歴や自己PRなどの項目はありませんが、親目線で「赤ちゃんの好きなこと」「赤ちゃんの性格」を記入する項目があるケースもあります。
そういった質問がある時には、赤ちゃんのPRをしっかりしておきましょう。
「いつもニコニコしている」「愛想がいい」「好奇心旺盛で水遊びが大好き」など、赤ちゃんモデルになるためにメリットになる性格や特徴は書いておきましょう。
赤ちゃんの好きなことや性格などのPRをする項目が無い場合は、志望動機に「いつもニコニコしているからモデルのお仕事に向いていると思った」「好奇心旺盛なのでたくさんの経験をさせてあげたい」など、赤ちゃんの長所を織り交ぜて書いてもOKです。
志望動機で押さえておきたいポイント
赤ちゃんモデルの場合、志望するのは家族なので、パパやママが、赤ちゃんをモデルにしたいと思う、志望動機を書くことになります。
志望動機は、簡単に言うと…
・選んだ理由
・応募した理由
・なりたい理由
ということになります。
「赤ちゃんモデルの仕事をしたい理由」
「事務所を選んだ理由」
「オーディションを選んだ理由」
などを、保護者が書きます。
赤ちゃんモデルの志望動機を書く時のポイントを知っておきましょう。
赤ちゃんモデルの志望動機を書くポイント
①適度な長さの文章
志望動機は、熱意を伝えるために、どうしても文章が長くなりがちです。
しかし、たくさんの応募者の志望動機を見ている審査員にとっては、ぎっしりと文字が並んでいる文章よりも、まとまった適度な長さの文章の方が読みやすいです。
文字数が決まってる場合は、その範囲内で伝えたいことを読みやすくまとめて書きましょう。
➁2つの理由は必須
志望動機に絶対書いておくべきなのが「赤ちゃんモデルをやってみたい理由」と「そのオーディションを選んだ理由」です。
また、この2つの理由がごちゃ混ぜになってしまわないように、文章をまとめましょう。
③親の熱意が強すぎない
自分自身のオーディションであれば、熱意を伝えることが重要ですが、赤ちゃんモデルの場合は、保護者の気持ちが強すぎるのも、反対にネガティブな印象を与えてしまう恐れがあります。
保護者の気持ちを中心にした志望動機になってしまわないように、赤ちゃんを中心に考えた志望動機を書きましょう。
志望動機の例文
それでは、実際に赤ちゃんモデルの志望動機の例文を見てみましょう。
赤ちゃんモデルの志望動機
例文①
テレビの教育番組を見て、いつも楽しそうに一緒に踊っている姿を見て、実際に衣装を着てスタジオでダンスをさせてあげたいと思いました。
例文➁
CMで見かける赤ちゃんモデルのキラキラした姿を見て、親子にとって、一生心に残る思い出が作りたいと思い、応募しました。
例文③
感情表現が豊かな子供に育ってほしいので、たくさんの人とふれあって、日常とは違う経験ができる赤ちゃんモデルの仕事をやらせてみたいと思いました。
このように、シンプルな内容で問題ありません。
「みんなに自慢できるから」「将来芸能界で活躍してほしいから」という理由では「親が赤ちゃんモデルをやらせたい理由」になってしまいます。
あくまでも赤ちゃんが主体の「赤ちゃんの教育や経験のためにやらせてあげたい理由」を意識しましょう。
もう一つ、事務所のオーディションの場合、その事務所を選んだ理由を書く時の例文も紹介しておきます。
事務所を選んだ動機
例文①
御社に所属する子役タレントをテレビで見て、礼儀正しくて、明るくハキハキした姿に感銘を受け、私の子供にも、このような場所でレッスンを受けさせたいと思い応募しました。
例文➁
御社のホームページを見て、親子で楽しめるレッスンを受けながら、オーディションに挑戦するチャンスもあるという所に惹かれて応募しました。
例文③
音楽やダンスが大好きなので、○○や○○の赤ちゃんモデルの仕事に挑戦してみたいと思っており、御社の出演実績を見て応募させて頂きました。
事務所選びの理由は、あやふやではなく明確な方が好印象です。
志望動機を書くときの注意点
赤ちゃんモデルの志望動機では、本人ではなく保護者が書くからこそ、注意しなければいけないポイントもたくさんあります。
志望動機を書く時の注意点も知っておきましょう。
アピールばかりにならない
志望動機はあくまでも、自己PRとは違うので「周りの人たちから赤ちゃんモデルになった方がいいと勧められる」「赤ちゃんモデルみたいだねと言われる」「いつもニコニコしていて、人見知りもしないから、モデルに向いていると思う」など、赤ちゃんの長所をアピールする文章が並ぶのはNGです。
「みんなに可愛いと言われるから」という理由よりは、保護者としてなぜ応募しようと思ったのかが大切です。
そのため、きっかけは周囲の勧めであっても「周囲から勧められるうちに、赤ちゃんモデルの経験は、素晴らしい体験になるのではないかと考えるようになった」など、親目線の志望動機を織り交ぜましょう。
ありきたりな文章だけではアピール不足
オーディションの志望動機の多くは、ありきたりな志望動機が使われています。
たくさん送られてくる中で、定型文のようなありきたりな文章だけでは、印象に残りません。
我が子の特徴や、知って欲しいアピールポイントを上手く入れながら、志望動機を伝えてみましょう。
例えば「たくさんテレビで活躍してほしいです。」だけではなく「毎日家族を楽しませてくれる豊かな表情を、たくさんの人に見て欲しいと思いました。」と書けば、表情が豊かなことや、温かく赤ちゃんの成長を見守っている家族の雰囲気まで伝えることができます。
書かないのは絶対にNG
意外と多いのが、志望動機が空欄になっていたり「よろしくお願いします。」の一言しか書かれていないケースです。
オーディションで二次審査に進むために、大切なポイントは「実際に会ってみたい」と思ってもらうことです。
志望動機が書かれていなければ、本当にやりたいのかも分かりませんし、せっかくアピールできるチャンスを無駄にすることになります。
志望動機で伝えたいことは?
オーディションの審査は、写真で赤ちゃんの雰囲気を見るのがメインではありますが、志望動機の内容で「表情が豊か」「しぐさが可愛い」などと書かれていれば、実際に動いている姿を見てみたいと思ってもらえる可能性も広がります。
深く考えすぎると、文章をまとめるのが難しくなるので「赤ちゃんのことを思って考えた志望動機であれば大丈夫!」と、パパやママが自信を持って書くことが大切です。