「アニメや映画の映像に合わせて、自分の声で演技ができたらいいな」

「音読が得意で、ドキュメンタリー番組のナレーションをしてみたい」

など自分の声を使って仕事をしてみたい！
そんな風に考えている方が、このページに辿り着いているのではないでしょうか。

声優は、女優や俳優と異なり声で演技をする分、
他の芸能人とは異なる訓練が必要です。

ここでは、

・声優になるための方法
・声優として活躍するために必要なことについて

詳細をお話していきます。

1.声優の仕事とは？

1-1.声優の働き方と金銭事情

声優とはラジオやドラマ、テレビや映画の吹き替えなどで
声だけで演技・出演をする俳優です。

声優にもジャンルによって分けられ、大きく3つのパターンに分かれます。

多様なジャンルがある声優界では、
声質や得意な演技方法によって活動方向は変わってきます。

声優の仕事には他にも、
・歌手
・ラジオパーソナリティー
・舞台公演
・イベントやテレビ出演などの「顔出し」

など声優としての活動の場は、たくさんあります。
「どんな声優になりたいのか」自分軸を確立することで、

活動のカテゴリーは定まっていくでしょう。

気になる金銭事情は・・？

出典：https://pixabay.com/

声優には実力や経験などに応じて「ランク」が設定されています。

ランクは、30分番組を基準に15,000円～45,000円、
上限なしのノーランクというものがあり、毎年4月1日に更新されています。

新人の報酬は１本の出演に対し 15,000 円、
時間割り増し、目的利用料は付かないことが原則となっているようです。

仮に週1回アニメ番組のレギュラーがあったとしても、ひと月の収入は6万円ほどです。

初めは収入が少なく、苦労も多くなりますが、
ある程度知名度を上げていけば、安定した収入も見込めます。

ノーランクである有名俳優は、年収1000万を超えるといわれてます。

有名な声優になりたい！と目標がある方は、いろんなジャンルの声の仕事に携わり、経験を積むことをおススメします。

1-2.声優になるための道のり

声優として活動するまでの道のりは以下の3つのパターンがあります。

①専門学校・養成所に入る
声優になりたいけど、基礎的な知識やスキルをしっかり学びたい方はこの道です。

②養成所のオーディションを受ける
養成所のオーディションは、声優事務所とも提携していることもあるので、
養成所のオーディションに合格したら、声優として所属して活動できるチャンスももらえます。

③役を掴むオーディションにトライする
声優として事務所に所属して、声優の仕事を紹介してもらう働き方もありますが、
最新の映画やアニメーションの役を募集するオーディションが開催されることもあります。
こういったオーディションは合格する確率はほぼ少ないですが、
合格したら一気にスポットライトを浴びることができるでしょう。

2. 声優になるには

ここでは1-2で触れた、声優になるための道のりについて
詳しく掘り下げていきましょう！

①専門学校・養成所に入る

声優になるためのスキルが足りない場合は、
学校に通い基礎から学ぶことをおススメします。

こういった学校や養成所に所属しておくことで、
最新のオーディション情報も耳に入りやすくなるメリットもあります。

②声優事務所のオーディションを受ける

声優事務所に入ることで、

・事務所に所属しているという信用が得られる
・事務所に入らなければ受けられない仕事
・オーディション情報が得られる

という大きなメリットがあります。

声優事務所に入る方法には、

・声優学校を修学し事務所オーディションを受ける
・事務所付属養成所に通い入所オーディションを受ける

という２つがあり、どちらもオーディションは避けては通れません

③役を掴むオーディションにトライする

声優の仕事は、所属している声優事務所から巡ってくることが多いですが、自分自身で役を勝ち取っていく方法もあります。

新作の映画やアニメの役を決めるなど「役を掴む」オーディションです。

決められた日程に応募者が集まり、監督や制作タッフがいるところで行われます。

内容としては、役のイメージに合うセリフを渡されて、順番に演技するのが一般的です。

このオーディションでは、
「役のイメージに合うか？」ということがもっとも重視されているようです。

3.おすすめの声優養成所ランキング

ここでは、おすすめの声優養成所をランキング形式でご紹介します。

1位 テアトルアカデミー

有名声優が数多く所属する、言わずと知れた大手芸能事務所。

アニメ・映画・ラジオなどの業界と強力なパイプがあるため、最短3ヶ月で声優デビューも可能。

稲村優奈（遊戯王、新・妖怪人間ベム、蟲師など 多数出演）

はじめ声優というのは、アニメに声を当てたりナレーションを入れたりするお仕事だと思っていたんです。

それがいざ飛び込んでみると、テレビだけじゃなくラジオや歌など、いろんな形で活躍ができる。

自分が発信したものを、ファンの方に応援してもらえるのはすごく嬉しいです！

テアトルアカデミーだからできた仕事も、たくさんあって感謝しています！

・実践的なレッスン
・業界との強力なつながり

…このような強みを兼ね合わせた、全面的にバックアップしてくれる事務所です。

2位 アクロスエンターテイメント

3位青二プロダクション

4.声優としてレベルを上げるために身につけたい3つの習慣

4-1.正しい呼吸と発声の訓練

◇腹式呼吸◇

出典：：https://pixabay.com

役によって長ゼリフを喋ったり絶叫をしたりなど、
声優にとって正しく「呼吸」することや
「発声」することもまた必須なスキルです。
しっかりと鼻から息を素早く吸って、
正しく吐き出す腹式呼吸を習得するなど努力をしましょう。

◇インナーマッスルを鍛える◇

声をはつらつと発すること、
長時間声を発しても疲れない体つくりには
腹筋や、いい姿勢をキープできるインナーマッスルが必要になります。
日ごろから体の中心ラインに力を入れるようにしたり、
体幹トレーニングを行い、
いつでもいい状態で声を出せる体にしてきましょう。

◇滑舌をよくする◇

出典：https://www.cube108.jp/blog/post/791

声優業界では言語を滑舌よく明瞭に発音・発声することを
アーティキュレーションといいます。
声優やナレーターをやるからには滑舌が悪いのは致命的なので、
しっかり発声練習を積みアーティキュレーションの上達に努めましょう。

また、滑舌には問題がなかったとしても、
癖でつい早口になってしまったり、
発音が悪かったりなども声優にとっては問題です。
普段から喋り方には気をつけ、癖などがつかないように気をつけましょう。

4-2.作品を鑑賞する

声優には
・想像力（イマジネーション）
・読解力（読み取る力）
これらも求められる重要な能力です。

台本のセリフから役の感情を読み取り、
それに合った声で演技をしなければいけません。
普段から読書をすることで、
イマジネーションや読み取る力がついてきます。

目的をもって実践するために・・

4-3.コミュニケーション能力を高める

声優の仕事は芸能事務所に所属したとしても、「預かり」という立場となり、
就職ではなく個人事業主として働くことになります。
そのため、自分の力で仕事を取りに行くことが必要となります。
人と円滑なコミュニケーションが取れることは、
社会で生きていくには大切なスキルです。

コミュニケーション力に自信がない・・
そんなあなたは、今からコミュニケーションを高める行動を実践していきましょう！

①人が集まる場所へ行く

まず相手がいないことにはコミュニケーションは高められません。
人がたくさん集まる場所のほうが、いろんな性格の方がいるので、
人を知るにはいい機会となるでしょう。

②人の気持ちを察する

出典: weheartit

人は自分の気持ちが認められると、相手に対し心を開きやすくなります。
話の中でいきなり心を開かせるのはテクニックや時間が必要です。
初対面で心をつかむには「目配り・気配り・心配り」を実践することです。
相手の気持ちを考えて気遣うことで、
「この人はいい人だなあ」「自分のことを見ていてくれているなあ」と
相手にいい印象を与えることもできます。

③会話を膨らませる

会話を膨らませるというと難しく聞こえるかもしれませんが、
一つの話題を深堀していけばいんです。

例えば、趣味が「映画」だったら

→「どんなジャンルをよく見るんですか？」
→「映画はどこで観ることが多いんですか？」
→「好きな映画俳優さんいるんですか？
→「今まで見た映画で一押しは？」などなど

いろんなパターンの質問ができますし、そこからまた掘り下げていけば、
趣味の映画の話で30分くらいは会話を続けることができます。

5.おすすめの声優専門学校ランキング

声優の事務所や養成所のオーディションには、すでに声優として必要なことを学んで、スキルを身に付けた人が多く参加します。
そのため、声優の専門学校に通って基礎から学んだ後に、オーディションに挑戦する人もたくさんいます。
そこで、おすすめの声優専門学校も紹介しておきます。

1位代々木アニメーション学院

アニメ、ゲーム、吹替、ナレーションなど、どんなジャンルでも活躍できるように、実力重視の声優を育てる専門学校です。
他にはない授業カリキュラムは、業界の第一線で活躍する業界人が監修しています。

2位ヒューマンアカデミー

現場実習や、オーディションが多く、チャンスを掴む機会が多いのが嬉しい特徴です。
最速でプロになることを考えたシステムで、一人一人の個性に適した指導が受けられます。

3位アミューズメント総合学院声優学科

2年間でのプロダクション直接所属を実現させるための、現場実践教育、育成プログラムを取り入れています。
プロダクション所属の学内オーディションも行われており、夢を掴むためにステップアップするチャンスが豊富な専門学校です。

6.まとめ

声優の仕事は活躍できるフィールドがたくさんあるので、
声優として働くチャンスもたくさんあります。

「あっ！この声は○○だ」とすぐ気づいてもらえる人気声優を目指していくのであれば、
声優として求められることをしっかり身につけ、
どんな仕事でもベストを尽くせるよう日々精進してきましょう！

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