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声優になる方法!人気声優のエピソードに見る「声優になる方法」とは

2021.05.24 / 声優

声優になる方法

アニメやゲーム、映画の吹き替えなど、様々な声の仕事で活躍する声優の仕事は、憧れの職業としても注目されています。
声優はテレビドラマやバラエティ番組にも出演するほど、タレントとしての需要も高まっており、なりたい人も多く、競争率が高いことでも知られていますよね。

「声優になりたいけど、どうすればいいの?」と疑問を持つ人のために、声優になる方法や、実際に活躍する人気声優が、声優になったきっかけについても詳しく紹介していきます。
はじめに、声優になる方法を紹介していきます。

①声優の専門学校に入る

声優の専門学校は、他の分野の専門学校と同じように、全日制で週に5回通って、声優に必要なスキルを学びます。
多くの声優専門学校では、2年制のカリキュラムが組まれており、全国で30校ほどあります。
専門学校の特徴は、授業時間も多く、実際に活躍している声優が講師を担当するなど、手厚い指導が受けられることでしょう。
2年間という長期間と、費用面での負担があることから、高校卒業後など、10~20代の声優志望者が多く通っています。
また、卒業時にはオーディションを開催するなど、声優デビューへのサポート体制も、充実しています。

②声優の養成所に入る

専門学校と同じように、声優に必要なスキルを身に付けるのが、養成所ですが、レッスンは週に1~2回ほどで、授業時間も短いので、専門学校に比べ時間的な負担は少ないので、主婦や会社員など、他の仕事をしながら通う人もいます。
声優事務所などが運営している養成所が多いので、母体となっている声優事務所への所属が目的となるため、専門学校に比べて、実力をつけるための授業がメインとなっています。
声優の養成所は、全国に100校以上あり、本気で声優デビューを目指す人にはおすすめの方法です。

③作品のオーディションを受ける

アニメや映画などに出演する声優のオーディションには、一般募集されるものもあります。
中には、未経験者も応募可能となっているオーディションもありますが、作品のオーディションでは即戦力も必要なので、未経験で合格する人は少ないです。
作品のオーディションを受ける場合は、実績はなくても基礎的なスキルは身に付けておきましょう。

④声優事務所のオーディションを受ける

声優事務所に所属するためのオーディションを受けて、事務所に所属して声優になる方法もあります。
しかし、多くの声優事務所では、養成所を運営しており、養成所で実力をつけた人と一緒にオーディションを受けることも多いです。
全くの未経験となれば、事務所に所属するオーディションに勝ち抜くことは難しいかもしれません。

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声優に向いている人とは?

声優の仕事は、魅力的な声だけでなく、演技力や対応力など、必要なスキルもたくさんあり、実力が求められる職業でもあります。
声優に向いている人は、一体どんな人なのか、その特徴を見てみましょう。

特徴的な声

声を使った職業なので、やはり声が特徴的である人は適していると言えるでしょう。
よく「アニメ声だね」と言われる人がいると思いますが、アニメ声でなければ適していないというわけではありません。
演じる役の種類はたくさんあるので、ひとつの作品を作るにも、様々な声質の人が必要となります。
特徴的で、印象に残る声質の人が好まれる傾向にありますが、印象には残るものの、聞き取りづらい声質の場合は、改善するレッスンを行っておきたいですね。

演技力がある

声優の場合は、俳優とは違い、表情やしぐさで演技をすることができません。
声だけで演技をするので、高い演技力と表現力が求められます。
怒っている声、泣いている声など、声で表現するためには、演じるキャラクターに感情移入して、表現しなければなりません。
表現力の高い人は、声の演技にも向いていると言えるでしょう。

想像力が豊か

アニメや映画、ゲームなどのキャラクターを演じるには、いかにその世界を想像し、理解を深めることができるかも重要です。
自分自身の演技だけでなく、相手役など、他の声優と作品の中で、コミュニケーションを取りながら演じます。
距離感や、自然な会話の雰囲気など、想像力を駆使しなければいけないシーンがたくさんあります。

人気声優のデビューのきっかけ【男性編】

声優になる方法は幾通りかありますが、実際に活躍している声優は、どのようにして声優デビューのチャンスを掴み、人気声優へと成長したのでしょうか。
まずは、人気男性声優が、声優になったエピソードを紹介します。

下野紘

2001年にゲームの声優でデビューを果たした下野紘さんは、人気アニメ「鬼滅の刃」の我妻前善逸や「進撃の巨人」のコニー・スプリンガー役など大ヒットアニメの声優として活躍しています。
下野紘さんは、中学生時代から声優になることを決意しており、高校時代は将来の役に立つようにと演劇部に所属していました。
その後、日本ナレーション演技研究所に在籍していた時に、主に声優のマネジメントを行っている芸能事務所「アイムエンタープライズ」のオーディションを受けて所属します。
デビュー後すぐに、アニメの主役声優を務めるなど、好調に見えたもののそ、の後はオーディションに受からない日々が続いたそうです。
しかし、声優の夢を諦めず、アルバイトをしながらオーディションを受け続け、人気声優となりました。

梶裕貴

アニメ「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役などで知られる梶裕貴さんは、日本ナレーション演技研究所を経て、声優事務所「アーツビジョン」に所属し、現在は声優事務所「ヴィムス」へ移籍しています。
梶裕貴さんは、中学生時代に声優を志すようになり、養成所に入るまでは、漫画の朗読などで、練習をしていたそうです。
2007年にテレビアニメで初主演となる「Over drive」をきっかけに、人気声優として注目されるようになります。
声優アワード主演男優賞など、数々の賞も受賞しており、日本を代表する声優の一人として活躍しています。

人気声優のデビューのきっかけ【女性編】

次に、人気女性声優のデビューエピソードも見ていきましょう。

花澤香菜

人気声優の花澤香菜さんは、幼稚園の時から子役としてテレビで活躍していました。
その後、14歳の時にアニメ「LAST EXILE」のホリー・マドセイン役として声優を務め、徐々に声優を志すようになります。
大学に進学するタイミングで、現在所属している大手声優事務所「大沢事務所」のマネージャーに直接交渉して所属が決まったそうです。
花澤香菜さんは、人気アニメ「はたらく細胞」の赤血球役や、「鬼滅の刃」の甘露寺蜜璃役など、数々の人気作品で活躍しています。

大橋彩香

子役として活躍していた大橋彩香さんは、小学生時代に劇団で声優のレッスンを受けたことがきっかけとなり、声優を志すようになります。
中学生時代にアニメ「BLEACH」に夢中になり、自然と声優になりたい気持ちが高まり、高校時代からオーディションを受けはじめ、当時開催された「ホリプロタレントスカウトキャラバン 次世代声優アーティストオーディション」を受けて、ファイナリストに残ります。
グランプリは逃したものの、ホリプロへの所属が決まり、人気声優となりました。
大橋彩香さんは、メディアコミックスの「BanG Dream」の山吹沙綾役などの声優以外にも、アーティストとしても活躍しています。

日本のトップ声優でも、過去にはオーディションに受からない厳しい時代があったということですね。
また、子役出身など、演技の経験がある人も多いですね。

声優の年齢・気になるデビューの年齢や活躍している声優の年齢は?

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