テレビに出演する姿からは分からない意外なギャップ。

その一つに英語のスキルがあります。
必要を迫られたシーンでさらりと会話をこなす様子を見ると、その人を素敵に思うきっかけにもなりますよね。

ここでは、そんな英語を得意とする芸能人の中でも、

・留学経験がない
・独学で英語を習得した

…これらの条件に絞って、自力で英語のスキルを手にいれた芸能人を紹介します。

1．菅野美穂

大好きな一人旅で、現地の買い物交渉から磨かれたスキル

人気番組『世界！弾丸トラベラー』でスウェーデンを訪れた際、実に流暢な英語を話す姿を見て、衝撃を受けた人も少なくないはず。

「帰国子女なのでは？」
「留学経験があるのでは？」

…といった噂が飛び交いましたが、なんと独学で英語を学んだそうです。

きっかけは海外旅行の一人旅。
インドをはじめとするアジア諸国も一人旅をしたことがあるそうで、現地での買い物ではどうしても値段交渉が必要なことから、交渉の経験を積み重ねたことで英語力を鍛えられたといいます。

2．福士蒼汰

先生に褒められたことをきっかけに学生時代に夢中で習得

イタリアで開催されたローマ国際映画祭で、海外映画祭デビューを果たした俳優の福士蒼汰さん。

記者会見の場では流暢なイタリア語で挨拶し、続いて英語でスピーチを披露し会場を沸かせました。

そんな彼も帰国子女というわけでもなく、留学経験も一切ありません。

中学時代に英語の先生から「発音がいい」と褒められたことをきっかけに、どんどん好きになり、高校2年の際に英検2級を取得しています。

3．武井壮

中高時代に成績優秀な特待生として常に学年トップの成績

日本テレビで放送された『なんでもワールドランキング ネプ＆イモトの世界番付』で、筋肉タレントとして人気を博す武井壮さんが流暢な英語を披露するシーンが流されました。

そんな武井壮さんは、実は中高時代に成績優秀な特待生として常に学年トップの成績だったといいます。

当時の武井さんの平均睡眠時間は45分。
それくらい勉強に時間を費やしていたといいます。

また、日本での芸能活動が忙しくなかった頃、海外の映画のエキストラの仕事をしていたため、一人で海外の仕事に参加していたことも影響が大きいと語っています。

4．天野ひろゆき

英語の習得も自分への投資！ 投資王らしい英語解釈

芸能界の投資王として名を馳せる天野ひろゆきさんも、独学で英語を習得した一人。

NHKの英語ラジオ番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』に出演したときにも、ストーリーの感想や英語にまつわる爆笑トークを英語でこなしていました。

その勉強方法は、東進ハイスクールの名物講師、安河内哲也先生を師事したことが大きいようです。

5．道端ジェシカ

英語を話せる友だちと作り上げた理想の勉強環境

いかにも英語がペラペラそうな容姿の持ち主ですが、実は福井県出身、日本語で生まれ育っています。

きっかけは芸能界入り。
13歳でモデルデビューをした際に、周りにいたハーフモデルがいつも英語でしゃべるので自分も話せるようになりたいと思い、英語を話せる友だちに「英語で話しかけて」とお願いして回り、英語を話す環境を自ら作り上げて習得したといいます。

しかし、それだけでは足りないと、洋画や海外ドラマを教材に英語を勉強。

日本語字幕で映画を観てストーリーをつかんだ後、同じ映画を英語字幕で観て、聞こえてくる英語をマネたといいます。

6．工藤静香

『英語でしゃべらナイト』でレギュラー陣も驚く実力を披露

子どもをプリスクールに通わせていることもあり、子どもに英語で話しかけている目撃情報から以前よりその英語力に定評のあった工藤静香さん。

NHKで放映された『英語でしゃべらナイト』に出演した際、番組レギュラー陣も驚くほどの流暢な英語をテレビで初披露し、実力は噂以上と話題になったほどです。

また、英文を読んだり聞いたり、単語を覚えたり、英語の勉強は孤独な努力がつきものですが、工藤さんは一人で取り組む地味な英語の勉強も苦にならなかったようです。

7．GACKT

独自の学習法で6ヶ国語を話す、天才的な才能

ミステリアスな雰囲気の歌手として知られるGACKTさんは、英語以外にも中国語、韓国語、フランス語を習得しています。

彼の学習スタイルは、

・文法よりも単語を正確に発音する
・リスニングよりも発音を練習する
・とにかくコミュニケーションをとる

…という3点に集約されるそうです。

『Bunraku』というハリウッド映画に出演したときのプレミアステージでの流暢な英語のシーンは、多くのファンを感動させました。

向上心の高いGACKTさんだけに、影で相当努力を重ねて勉強し、扱えるようになっているのかもしれません。

まとめ

「英語が堪能である」というこれまで知らなかった一面を知ると、そのギャップに魅了され、思わず好きになってしまいますね。

英語は大切なコミュニケーションツールなだけに、自身の個性を上手に伝えておくために磨いておかないといけないスキルなのかもしれません。