オーディション審査員

オーディションで緊張しすぎて挙動不審になってしまわない方法とは

オーディションで挙動不審になると…?

オーディションを受ける時には、緊張してしまって、落ち着いていられずに、挙動不審になってしまったことはありませんか?
オーディションでの審査基準は様々で、緊張している様子が審査員の目には、初々しく移ることもあるかもしれません。
しかし、緊張のあまり挙動不審な行動をとってしまうと、審査に不利になることもたくさんあります。
オーディションで緊張しすぎて挙動不審になると…

・自信がないように見える
・ネガティブな印象になる
・消極的に見える
・信頼されない
・コミュニケーションが取りにくい

このように、オーディションを受けるには、デメリットとなるような印象が強く出てしまいます。
オーディションで、緊張してしまうのは誰にでも起こりえることですが、緊張が挙動不審な行動に繋がってしまえば損することが増えるでしょう。

審査員は、これからの未来に繋がる人材を探しているので、自信のなさや消極性が見えてしまうと、良い印象は持てませんし、コミュニケーションが取りにくい人と、一緒に仕事がしたいとは思わないですよね。
そこで、挙動不審になってしまわないように、オーディションでの緊張を、うまく乗り切る方法を紹介していきます。

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審査員から挙動不審だと思われる行動とは?

はじめに、相手から見ると、どのような行動が挙動不審見えるのかを知っておきましょう。

挙動不審に見える行動

・視線を合わせない

緊張している時には、相手と目を合わせると余計に緊張してしまう人もいるかもしれません。
しかし、話している時に、相手と目を合わせないのは、挙動不審に見える行動です。
また、キョロキョロして、落ち着きが無い視線も要注意です。
オーディションでも、基本的には質問をした審査員の目を見て応えます。

・顔や頭を良く触る

緊張すると、顔や髪を頻繁に触ってしまう人も多いです。
自覚はないかもしれませんが、何度も前髪を触ったり、鼻を触る行動は、見ている人からすれば、落ち着きが無く、気になる行動です。
顔や頭、手先は座っていてもよく見える部位なので、審査を待っている時でも、頻繁に動かし過ぎると、挙動不審に思われます。

・頭や体を何度も掻く

緊張すると、体が痒くなる人は多いのではないでしょうか?
緊張で汗をかくなど、痒くなる原因がある場合は、その原因を対処する方法を考えておきましょう。
頭や体を頻繁に掻く行動は、挙動不審なだけではなく、清潔感が無いように思われるので注意です。

・猫背になる

緊張して自信を無くしてしまうと、姿勢が悪くなり、顔もうつむき加減になります。
猫背でうつむいていると、自信がないように見えるだけでなく、後ろめたいことがあるようなネガティブなイメージになってしまいます。
オーディションの審査では、姿勢にも注意が必要です。

・声が大きい・小さい

声量が極端に大きくても、小さくても、場の空気が読めていないと思われてしまいます。
また、言葉に詰まってしまうのも、緊張した時にはよくある失敗ですが、聞いている人には、挙動不審な印象を持たれる原因となります。
緊張で上手く話せない時には、ゆっくり話しましょう。

オーディションで緊張する原因を探ろう

オーディションで緊張して挙動不審にならないためには、緊張の原因を探って、その原因を取り除くことが、挙動不審な行動を改善することに繋がります。

オーディションで緊張する理由は…

・失敗しないか不安
・自信がない
・初対面の人と話すのが不安
・他の参加者が気になる
・オーディションの結果を意識しすぎる

このように、オーディションで緊張する理由は様々で、人によっても違えば、理由は一つだとも限りません。

オーディションで緊張しない方法とは?

オーディションで緊張しないためには、緊張する原因になることを、一つ一つ対処しおくと、気持ちが楽になります。

失敗するのが不安であったり、自信がないことが原因で緊張してしまう場合は、事前の準備と練習で、改善されます。
どれだけ準備・練習ができたかで、オーディション当日の「不安」な気持ちは違ってきます。
「あれだけ練習したから大丈夫」と自分で納得できるように、事前に準備しておきましょう。

初対面で、自分を評価する立場にある、審査員と話すことに緊張してしまう人も多いのではないでしょうか。
「何を聞かれるんだろう」「質問にうまく答えられなかったらどうしよう」という気持ちが強いと、挙動不審になってしまいます。
ある程度、聞かれることを予想して、準備しておくのも効果的ですが、うまく答えられなくても堂々としていようと心に言い聞かせましょう。

さらに、他の参加者をライバル視して意識すると、周りが気になって落ち着かない様子が行動に出てしまいます。
オーディション本番のライバルは、他の参加者ではなく、自分自身だと強い気持ちで臨みましょう。
合格したいという気持ちが強いと、空回りして挙動不審になる人もいます。
「絶対合格したい」「落ちたくない」という強い思いは大切ですが、先の結果を気にし過ぎて失敗しないようにしたいですね。

緊張しないためにやっておくべきこと

オーディションで緊張しないために、事前にやっておくべきことを紹介していきます。

・レッスンを重ねる

アスリートでも、日々の練習を重ねて、本番に挑みます。
歌手を目指すなら、歌やダンスのレッスン、役者を目指すなら演技のレッスンなど、必要なレッスンを重ねると「やれることはやった」という自信に繋がります。
本来の審査で実力を発揮できれば、質疑応答など、他の部分で多少失敗があっても問題ありません。

・体調管理を徹底する

オーディション審査で、実力を発揮するためには、体調が万全である必要があります。
体調に不安があれば、緊張感も増してしまい、審査に集中できずに、挙動不審な態度を取ってしまう恐れもあります。
日頃から、自分の体調管理には気を付けて、コンディションを保ちましょう。

・オーディションの下調べ

オーディションの場所や時間、持ち物など事前にしっかり確認しておきましょう。
当日に着ていく服も、前日までに試着しておかなければ、当日になって汚れに気づいてしまったり、思いがけないハプニングが起こることもあります。
オーディション会場の場所や、時間も余裕を持って確認しておきましょう。

・呼吸を整える

リラックスするためには、呼吸を整える方法も効果的です。
呼吸が浅くなってしまうと、心身ともに緊張した状態になるので、腹式呼吸など深い呼吸が出来る方法を身に付けておくのもおすすめです。

緊張して挙動不審になってしまったら

オーディション直前まで、落ち着いていたのに「オーディション本番に突然緊張してしまった」という経験がある人も多いのではないでしょうか。
焦った時には、まず深呼吸をして呼吸を整えましょう。

そして、しっかり顔を上げるように意識をしましょう。
緊張すると、声や手足が震えてしまうこともありますが、審査前に声を出しておいたり、体を動かしておくと改善されることもあります。
突然の緊張感に対する対処法は、人それぞれなので、何か自分が落ち着ける方法をお守りとして考えておくといいですね。

緊張して挙動不審になるくせは、日頃の心がけと意識で大きく改善されます。
大切なのは「自分を信じること」です。
心の底から、自分の力を信じられるように、日々努力を積み重ねていきましょう。

人前で緊張してしまうあがり症とは?

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