オーディションより事務所へのオファー?ドラマに出る方法
実際に、どのようにすればドラマに出演することができるのでしょうか。いくつかの方法がありますが、ここでは芸能事務所に所属することをおすすめします。事務所に所属するためには、まずオーディションを受けなければいけません。事務所のオーディション開催告知が出たら、大抵の場合、まずは書類選考があります。そして実技や面接による自己PRなどを通して審査が行われます。その結果、見事合格をすれば、まずは事務所に所属をすることができ、ドラマ女優への第一段階クリアとなります。
事務所に所属すると、マネージメントをしてもらうことができます。もしも自分一人で活動していたとしたら、ドラマの出演者オーディションを受けるチャンスすら滅多に巡って来ません。その点事務所に所属していると、製作者側から声がかかり、キャスティングしてもらえるチャンスもあるので、女優としてドラマに出演したいならば、まずは芸能事務所に所属すると良いでしょう。
また、ドラマの一般公募オーディションを受けるという方法もあります。この場合、一般的には書類選考に始まり、募集されている役を演じる実技審査があります。所属事務所があってもなくても受けることができますが、女優になるための準備をしつつ、自分一人で情報収集や応募作業をこなしていくのは、なかなか大変です。
ドラマに出るなら事務所へ所属しよう
芸能事務所は常にドラマのキャスティング情報にアンテナを張り巡らしています。そしてテレビ局や製作プロダクションとの繋がりで、自社の俳優や女優を製作者が求める役にブッキングしています。ですから事務所に所属していると、ドラマ出演が叶うチャンスが広がるのです。
また、人気のある事務所の先輩がいるということが、製作者側からするとキャスティングを決定する理由の1つとなるケースもあります。順を追って詳しく説明します。事務所とテレビ局や製作者は常に交渉をして、お互いのメリットを引き出そうとしています。できるだけたくさんの売れっ子を輩出したい事務所と、人気俳優や女優をドラマに出演させたい製作サイド。たとえばある春のドラマクールで、ある事務所一番の人気女優がテレビ局からドラマの出演を交渉されていたとします。その際に事務所側が「事務所の新人を一緒にドラマに出演させてくれるならば、人気女優の出演もOK!」という条件を出すといった具合です。
マネージャーとのコミュニケーションを大切に
「マネージャー」という仕事のことを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。マネージャーは、事務所に所属している女優の代わりに製作者への売り込みやスケジュール調整をしてくれる、事務所のスタッフです。このマネージャーを通して仕事が来るわけですから、彼らはとても重要な存在です。マネージャーに対して失礼な態度を取ったり、仕事やレッスンに対して不真面目な態度を見せたりしていると、彼らからの信頼を失うことになります。
多くの仕事をもらうためにも、気持ちよく仕事をするためにも、マネージャーとのコミュニケーションは大切にしましょう。ドラマの中などで女優役の人がマネージャーに対して冷淡な態度を取ったりするシーンを見かけることがありますが、あれはあくまでも演出です!マネージャーとは信頼関係を築き、「この子に仕事を任せても大丈夫だな」と思ってもらえるようにした方が、仕事がうまくいくでしょう。
ドラマ女優として輝くために大事なこと1:女を磨く
実際に、どうすればドラマ女優として輝く女性になれるのでしょうか。端的に言えば、まずは「女を磨く」ことです。女優というのは、言わば人気商売です。人気商売ということは、人から愛されてこそ輝けるということです。しかもテレビドラマに出る女優ともなれば、アップで映し出されるカットの連続に耐えられなければなりません。肌の手入れや、スタイルをキープすることはとても重要です。そのためには強い意志なので、しっかりとセルフコントロールをしなければなりません。
そして、女性としての魅力を磨くことが大切です。女性としての魅力とは、美しい仕草や柔らかい物腰、丁寧な話し方、そして艶やかな髪や透明感のある肌など、数え上げればキリがありません。それらを身に付けるためには、ただ外見を磨くだけではなく、美しい振る舞いを身に付けるために日本舞踊を習ったり、マナー講座を受けたりと、色々なことに気を配る必要があります。
また、女優である以上、当然演技力が求められます。自分ではない他の人になりきって動き、話すのは難しいことです。想像だけでは補いきれないことも多々あります。多くの知識や経験を積み重ね、役柄の人物について理解ができるように努めましょう。外見はもちろんですが、役に入り込みやすくするためにも、このように内面を磨くことがとても重要です。
ドラマ女優として輝くために大事なこと2:個性を磨く
ドラマ女優として活躍するために大事なことの2つ目は、個性を磨くことです。女優には様々なタイプの人がいます。1つの物語の中で、主役となれるのはたった1人だけです。いわゆるヒロインと呼ばれる人で、それに憧れて女優を目指す人も多いでしょう。しかし、主役以外の人物の働きによって、ドラマの質、面白さや深みは俄然変わってきます。脇役もとても重要です。
自分がヒロインタイプなのか、脇役タイプなのか、女優としての個性を見極めて、その強みを育てることが重要なのです。華があり、その人が画面に映るとパッと目を引いて惹きつけられてしまうヒロインタイプの人。そして、物語にクスっと笑える面白さや、ほっとする温かみ、また背筋がゾクっとするような怖さを掻き立てるような脇役タイプの人。それは各々の個性であり、その部分を育てて、自分のキャラクターをはっきりとさせることで、製作者サイドもキャスティングの際にパッとその人の顔を思い浮かべやすくなります。そして、キャスティングへとつながっていきます。
ドラマ女優として輝くために大事なこと3:演技を磨く
ドラマ女優として大事なこととして最後に挙げるのは、演技を磨くことです。ドラマ女優として活躍したいのであれば、個性だけではなく、演技力も必要となります。個性があるだけでは、その物語の中で役割を果たすことは難しいでしょう。下手をすると、ただ浮いてしまうだけになる可能性もあります。自分の役柄として感情の表現をするためには、どうしても演技力が必要となります。
そうは言っても、演技がうまくはない女優をテレビで見かけることもあるかもしれません。場合によっては、最初はルックスの良さや人気の高さだけでドラマの主演オファーをもらえる場合もあるでしょう。しかし、基本となる演技力がなければ、そのようなキャスティング話は続かなくなってしまいます。ですから、女優を目指す以上は常に自分の演技力の向上を目指して努力し続けなければなりません。
素敵な女性になることが輝く女優の第一歩
何の仕事をするとしても、まずは人として社会の中で礼儀正しく振舞うのが大事なことです。それだけではなく、女優として輝くためには、演技の上達はもちろん、女性として輝くことが大切です。そして自分の個性を見極め、無理に個性を押し込めたりせずに大切にすることも重要です。外見だけではなく、様々な体験をしたり、映画や本を読んだりするなどして、自分の中に経験を蓄積していってください。まずは芸能事務所のオーディションを受け、事務所に所属するところまでを頑張ってみましょう。そして自分磨きに勤しんで、魅力的な女優にりましょう。