コメンテイターとして活躍する男性がネクタイを占めている様子

コメンテーターになるにはどのようなルートがある?人気コメンテーターも紹介

2020.03.31 / 芸能人

テレビのニュース番組や映画の前説などで、コメントを述べるコメンテーター。

時には視聴者代表として万人の意見を代弁し、またある時には斬新な角度からズバッと切り込む・・・。コメンテーターが発する言葉の一つひとつから、私たちは目が離せません。

コメンテーターは、まさに唯一無二の存在です。物事に対して自分の意見をきちんと持っていることが必須ですが、コメンテーターによってコメントが異なってくるため一人ひとりがまさにかけがえのない存在といえます。

そんなコメンテーターになるには、どのようなルートを辿れば良いのでしょうか?
一般的なルートと共に、人気コメンテーターも何名か紹介します。

コメンテーターになるための方法や報酬目安

コメンテーターは、各分野のトップです。
そのため「芸能事務所に所属すれば誰でもコメンテーターになれる」・・・というような王道が存在しません。

コメンテーターのルートとして一般的なのは、「知名度を上げてから徐々に情報を発信していく」という方法です。

いくらあなたに知見があっても、「結局どのようなテイストでどのようなコメントを残してくれる人なのか」がわからないとテレビ局も採用へと踏み切れないでしょう。

そのため、順を追ってあなた自身の情報を発信していくことから始めてください。

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①インターネットを通じて情報発信

まずは、インターネットを使ってあなたの存在を広めましょう。InstagramやFacebookでブログとして書き込んでも良いですし、YouTubeなどで動画と共に発信しても良いでしょう。

ここでポイントなのは、コメンテーターとしてあなたの得意分野に特化した内容で発信するということです。たとえばニュースのコメンテーターを希望しているのに、放送中のドラマの感想を述べてもあまり意味がありません。

専門的な内容を交えつつ独自のコメントを述べることができれば、次第にあなたの評判が広まっていくはずです。人気に伴い、WEBメディアや新聞社、テレビ関係者などから取材の依頼が入ることが期待できます。

このように、まずはインターネットを駆使してあなたの存在を広めましょう。コメンテーターを志望する方はたくさんいるので、ライバルたちの中でも差別化を図るため、キャラで個性を出したり他の専門分野に対する知見もアピールするなどあなたなりの「ひと工夫」を加えてみてくださいね。

②本を出版する

ある程度知名度が上がってきたら、専門家として本を出版するのも一つの方法です。

自分の名前で本を出版することで、それがあなたの肩書になります。
まだメディア関係の実績がない段階では、本を出版したという事実そのものを実績として計上することも可能です。

その本をメディア関係の方が手に取ってくれれば、それがきっかけで声をかけてもらえることもありますし、本を出版したという実績を武器に自ら売り込むこともできるでしょう。
また著書を出していることで、メディアが出演者を探しているときに検索エンジンに引っかかりやすくなるというメリットもあります。

③掲載のハードルが低いメディアに応募する

コメンテーターとしてテレビに出られるのは、各分野のトップのほんの一握り。
最終目標が「テレビのコメンテーター」だったとしても、まずは実績を積み重ねていくことが重要です。

たとえば、専門誌をはじめWEBメディアなど、あなたのコメントを掲載してくれるようなメディアを探しましょう。

『コメンテーターとして専門誌に掲載(連載中)』など実績を積んでいけば、あなたの名前もさらに広まっていくはずです。大手メディア関係者の目に留まるのも時間の問題でしょう。

④テレビなどメディアに出演

これまでにコメンテーターとして少しずつ知名度を上げてきたあなた。
専門分野に詳しい方なら、「〇〇さん?知っているよ」なんて名前を聞いただけであなたを思い浮かべる方も多いでしょう。

知名度が十分に上がった今、ようやくテレビなど大手メディアに出演できる準備が整いました。メディアに出るきっかけは、実績を見たスタッフから声がかかりそこから・・・というケースが多いですが、自分がコメントできる分野があれば番組ホームぺージなどから売り込むのも良いでしょう。

ちなみにテレビの出演料は、1時間番組で数万円が目安です。コメンテーターの報酬は「タレント価格の数分の一」が相場であり、あくまで主役ではなく花を添えるという位置づけなのがわかります。
しかも1時間番組といえど、事前の打ち合わせや準備にはそれ以上の時間が費やされることも少なくありません。そのため、テレビ出演は割の良い仕事とはあまりいえないのが現実。テレビ出演は、分野の専門家になったという称号のようなものであり、さらに知名度を全国に広めるための一つの手段として考えるのが良いでしょう。

⑤講演やセミナーで講師を務める

メディアへの露出でさらに知名度が上がると、講演の依頼も次々と舞い込むようになります。

実はテレビ出演だけで生活できているコメンテーターは少なく、ほとんどの場合は講演料が主な収入源。

テレビ出演が増えるほどに講演料も増額する傾向があるので、上手にバランスを取りながら並行させていきましょう。

ちなみに講演料の目安は、1時間半で20万円程度。ただしっかりとした講演を行うためには前々からの準備が不可欠なうえ、既存の知識だけではなく最新の情報も提供しなければなりません。

それでも、自分の話を聞くために人が集まってくれるとこの上ないやりがいを感じますね。

人気のコメンテーターってどんな人?

日本には、様々な分野のコメンテーターが存在します。
もちろんその分野を極めたプロとして出演している方もいますが、キャラが先に人気を呼びそこからコメンテーターへの道を辿った方も少なくありません。

では人気のコメンテーターを何名か紹介します。

尾木直樹(おぎなおき)さん

「尾木ママ」の愛称で有名な尾木さん。

彼はもともと法政大学の教授を務めていましたが、女性らしさを感じさせる穏やかなキャラが人気を呼び、今ではテレビ業界に引っ張りだこの教育コメンテーターになりました。

教授を務めていたころは、テレビ出演なんて意にも介さなかったでしょう。専門分野とキャラの融合が、今のポジションをつくりあげたといえます。

池上彰(いけがみあきら)さん

安定感のある、社会派なコメントが人気の池上彰さん。
フリージャーナリストである彼は、コメンテーターとしても活躍しています。

どんな問題でも視聴者にわかりやすいようにかみ砕いて説明してくれるので、ニュースにあまり馴染みがない方でも理解がしやすいのが特徴です。

専門用語を使えば効率的に説明できるのに、それでも視聴者目線で寄り添ったコメントをしてくれるのはさすがと言わざるを得ないでしょう。

古市憲寿(ふるいちのりとし)さん

炎上コメンテーターといわれる、古市憲寿さん。

古市さんは社会学者ですが、コメントが過激すぎて批判が起こることも少なくありません。
生意気と揶揄されることもありますが、彼の発言をよく聞くとずばり核心をついていることも多く、「事なかれ主義」な現在の日本のテレビに一石を投じているともいえます。

しかし彼は、炎上キャラにも関わらず、ニュースだけではなくバラエティー番組にも多数出演しています。
どのようなシーンでも歯に衣着せない物言いは炎上と紙一重で、聞いていて爽快感を覚える方も多いでしょう。

彼もまた、キャラに背押される形で人気になったといえます。

まとめ

コメンテーターになるには、まずは自ら実績をつくりあげていくことから始めましょう。
いくらコメンテーターとしての素質があっても、実力を知ってもらわないことには仕事につながりません。

インターネットを活用して自分の意見を述べたり、本を出版して知名度を上げていってください。
そこからメディア関係者から声が掛かることも多くあります。
テレビ出演が実現できたら、講演やセミナーなどと並行して活動していきましょう。

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