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映画に出たい!俳優・エキストラ・自主制作で出演するまでの道筋を紹介

2022.10.25 / 未分類

映画に出る方法

「映画に出て人々に感動を与えたい!」「大好きな映画に関わる仕事がしたい!」など、様々な理由で「映画に出たい」と考えている人は、どうすればその願いが叶うのでしょうか。

映画制作には、映画監督、カメラマン、スタイリストなど、多くの業種の人たちが関わりますが、出演するのは主に、映画俳優です。

「映画に出る仕事」である映画俳優を中心に、映画に出る方法から見て行きましょう。

映画に出る方法

・映画俳優になる
・エキストラになる
・自主制作映画を作る

映画に出る方法は、主にこの3つです。
「映画に出たいけど、どんな方法があるの?」と悩んでいる人のために、それぞれの方法を見てみましょう。
また、映画に出たい人がやるべきことについても、順に見て行きましょう。

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映画俳優になるには?

「映画に出る仕事」のメインとなるのは、なんと言っても映画俳優でしょう。
主役、脇役、たくさんの俳優が映画に出演します。

映画俳優になる方法

・俳優事務所に所属する
・一般募集の映画俳優オーディションを受ける

基本的にはこの2パターンだと考えておきましょう。
それぞれの方法を詳しく解説していきます。

俳優事務所に所属する

芸能事務所に所属して映画俳優を目指すのが、最も一般的な方法です。
映画俳優が多く所属している芸能事務所の方が、映画の仕事は多いので、映画俳優を目指すなら俳優がメインの事務所に所属するのがおすすめです。

しかし、他のジャンルから、映画俳優として評価されるケースもあります。
例えば、お笑い芸人として、吉本興業に所属する板尾創路さんや、プロダクション人力舎に所属する塚地武雅さんのように、映画俳優としても活躍している人もいます。
他のジャンルで言えば、ジャニーズ事務所に所属し、アイドルとしてデビューした岡田准一さんや二宮和也さんも、今では映画俳優としても高く評価されています。

必ずしも、映画俳優メインの事務所にこだわらなくても、俳優以外に得意なことがあるならば、自分に合う方法で映画出演を目指せる事務所を選びたいですね。

一般募集の映画俳優オーディションを受ける

「映画出演俳優募集オーディション」は、一般に向けても募集されることもあります。
しかし、芸能事務所に向けて募集がかけられる作品と比べれば、かなり数が少なくなります。

さらに、一般に向けて募集がかけられていても、事務所に所属している俳優も同じオーディションに参加することも考えると、一般からの応募でチャンスを掴むのは簡単なことではありません。

映画俳優のオーディション

映画俳優になるには、オーディション審査を通過する必要がありますが、実際にはどのような審査が行われているのでしょうか。

映画俳優のオーディションの流れ

・書類選考

・オーディション審査

・実技審査

・カメラテスト

・合格者決定

基本的には、ドラマや舞台作品のオーディションと、審査内容は変わりません。
しかし、審査で注目されるのは、役のイメージに合っているか、映画俳優に適しているかを見られています。

それも踏まえて、映画俳優オーディションを受けるために、やっておくべきことを知っておきましょう。

映画俳優になるためにやっておくべきこと

映画俳優になるため、オーディションを受ける前に、知っておきたいこともたくさんあります。
合格するためにやっておくべきことを確認して、チャンスを掴みましょう。

映画に出るためにやっておくべきこと

映画を観る人は、わざわざチケットを購入して作品を観ます。
そのため、出演する俳優を選ぶオーディションでも、選ぶ側に審査員は、観る人を満足させることができる人を選ばなければいけません。

①ナチュラルな演技

オーディションを受ける前に、演技の練習を行っておくのは良いことですが、映画出演のための審査だと意識しなければいけません。
映画俳優の演技には、リアリティや繊細さなどが求められます。

例えば、舞台俳優の様にお腹から声を出すような発声方法や、呼吸方法の基礎ばかりに力を入れたり、身振りや表情も必要以上に大げさにする必要はありません。
映画俳優に大切なのはリアリティです。

大きな画面に映る映画で、ちょっとした表情やしぐさでリアルな演技をすることは、どの作品にでも求められると言っても過言ではありません。

映画俳優のオーディションを受ける前には、映画作品を意識した演技レッスンを行いましょう。

②人間性

映画作品には超大作も多く、制作期間、費用、制作に関わる人数も、桁違いになる作品もたくさんあります。
そこに関わる人たちには、コミュニケーション能力の高さだけでなく、周りへの気配りができるような人間性も大切です。

関係者の中に1人でも輪を乱す人がいれば、撮影はスムーズに進みません。
挨拶などの礼儀はもちろん、時間を守るなどの基本的なマナーもオーディション審査に関わります。審査の時には、実技審査だけでなく、控室での対応や、審査員に対する対応も、礼儀やマナー面に注意しましょう。

③役作り

映画に出演する俳優を選ぶ時には、演じる役のイメージにぴったりと合う人であることもポイントです。
そのため、役作りも合格への第一歩となります。

実際に、オーディションに合格するため、体重を増やしたり、髪をバッサリ切るなどの、見た目の役作りから、役の気持ちを掴むために、同じ職業の人にインタビューをしたり、実際に働いてみて役作りをして合格をつかみ取った人もいます。

エキストラで映画に出る方法

映画に出る方法は、俳優の他にも、エキストラとして出演する方法があります。

エキストラになる方法

・エキストラ事務所に所属する
・芸能事務所に所属する
・一般公募に応募する
・ファンクラブに入る

エキストラは、メインの俳優が演技をする場面で、カフェのお客さんや、通行人、オフィスのスタッフなどを担当します。

顔が映らない場合もあり、セリフがない仕事がほとんどですが、中には、少しセリフがある役を任されることもあります。

エキストラになる方法については、こちらも参考にしてみて下さい。
エキストラになるには事務所が近道?代表的なエキストラ事務所を紹介!
最終的には、映画俳優を目指しているのであれば、エキストラ事務所に所属するよりも、芸能事務所に所属する方がおすすめです。

エキストラの仕事は、映画撮影の裏側を間近で見ることができるので、映画が好きな人にも、映画俳優を目指す人にも、良い経験になります。

自主制作映画とは?

映画に出るもう一つの方法は、自主制作映画を作る方法です。
映画俳優のオーディションに合格するのも簡単な方法ではありませんが、自主製作映画を作るのも、非常に大変です。

例えば、映画を作るのには、プロデューサーやカメラマン、出演する俳優、美術担当、音響・照明スタッフが必要ですし、カメラや撮影の周辺機器の準備、撮影にかかる費用も準備しなければいけません。

自主制作した映画に、自分自身が出演することで「映画に出たい!」という夢はかなうかもしれません。
しかし、これだけの手間暇をかけて、自主製作の映画を撮影するのは、1人の力ではなかなか難しく、知識や技術が必要なので「思い立ったらすぐに撮影」という訳にもいきません。

興味があるなら、専門学校や大学で映画制作を学ぶことをおすすめします。

「映画に出たい!」という人の夢を叶える方法と、やっておくべきことを詳しく紹介しました。
映画出演という夢への第一歩を踏み出せるように、参考にしてみて下さいね。

映画俳優になるには何が必要?演技のコツと活躍までのステップ


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