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人見知りでも芸人になれる!その方法は

2019.10.23 / エンタメ, 芸能人

お笑い芸人になる方法は?

テレビや舞台で大活躍のお笑い芸人はたくさんいるので身近な職業に感じるかもしれませんが、多くの人を笑わせるというのは難しい仕事ですよね。お笑い芸人を目指している人がたくさんいる中で「芸人」としての仕事だけで生活をしていける人はほんの一握りであり、さらに有名な人気芸人になるということは本当に難しいことだと言えるでしょう。

お笑い芸人と言えば、漫才師やピン芸人、落語家、喜劇俳優など種類はたくさんあります。仕事の内容としては、テレビのバラエティ番組で自分のネタを披露する、番組のMCやロケなどで活躍することもありますがいずれにしても面白いことを言い、その場を盛り上げて見ている人を笑わせる技術が求められます。芸人の中でも、テレビなどに出演する仕事ができる芸人たちは下積み時代を乗り越えて知名度を上げてようやくメディアに出られるようになった人がほとんどです。そこにたどり着くまでには、小さな劇場で漫才をしたり地域のショッピングセンターやお祭りなどのイベントでの営業活動で地道にお笑いのネタを磨いて知名度と人気を上げていくことになります。

お笑い芸人になるには、オーディションを受けて芸能プロダクションに入るか、芸人の養成所で「お笑い」を学んでからデビューするというのが一般的です。落語家の場合は師匠に弟子入りする人も多いようです。芸人を目指す場合、コンビやトリオで活動するには相方を見つけて、漫才やコントのネタも自分達で考えることになります。大手のお笑い芸人が所属するプロダクションであれば、そのプロダクションが運営する養成所もあり、卒業後はプロダクションに所属するためのオーディションが受けられるチャンスがあります。また、養成所時代にも劇場で漫才やコントを発表する機会を作ってもらえるなどお笑い芸人としての実技を体験できるのも魅力です。

養成所に入らずにプロダクションに所属するオーディションを受ける場合は、すでにある程度芸風やネタが完成していて審査の時に披露できなければいけません。オーディションで面白いと思ってもらうか、将来性や笑いのセンスが認められるレベルでなくては、お笑い芸人として芸能プロダクションに所属することは難しいでしょう。また、大御所のお笑い芸人や落語家に弟子入りする場合は、尊敬できる師匠を見つけて弟子入りさせてもらえるように自ら頼み込む、認めてもらえるまで通い詰めるという方法で弟子入りします。あまりないパターンですが、一般人も挑戦できるコンテストなどに参加して入賞できればさっそく人気芸人としてメディアなどで活躍できるチャンスがあります。

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人見知りをする性格でも芸人になれるのか

お笑い芸人は人を笑わせる仕事なので、たくさんの観客の前で漫才をしたりギャグをするなど常に「面白い人」でいる必要があります。テレビや舞台で見る芸人は元気に堂々とネタを披露したり面白い話をしていますが、それは誰にでもできるわけではありません。人前で面白い芸を披露するのは度胸が必要で、人見知りをする性格の人にとってはとても勇気がいりますよね。たくさんの観客の前で「つまらないと思われたらどうしよう」と考えすぎたり「恥ずかしい」と思ってしまうこともあるでしょう。
芸人として舞台に立つならば恥ずかしいと下を向いて小声でネタを披露するよりも、元気に自分も楽しんで面白い芸を披露する芸人の方が一般的に受け入れてもらいやすいです。

しかし、芸人の世界でも多様性が広がり、ネガティブな性格や人見知りをする性格まで芸風として自分の個性を活かした芸でブレイクする人も増えています。必ずしも面白いだけでなく、見ている人が思わず笑ってしまうような芸風を身に付ければ、人見知りをする性格をネタにして芸人になることも可能です。実際に人見知りをする性格を芸風にして活躍している芸人はたくさんいます。

芸人になるために必要なことはとは?

普段の生活の中でも人を笑わせることは難しいですよね。例えば学生時代にクラスの中でいつも面白いことを言って仲間を笑わせる人が芸人を目指したけれど、プロの世界では全く通用しなかったという話もよく聞きます。芸人として活躍している人がたくさんいる中で、人気芸人として活躍するためには多くの人に面白いと認められる芸を身に付けなければなりません。たくさんのライバルがいる中で活躍するには、笑いのセンスも必要ですが常に新しいネタを考えたり漫才やコントの練習も常に行うストイックさも必要でしょう。「一流の芸人になりたい」「大きなコンテストで優勝したい」など向上心を持って努力をし続けることが必要です。

さらには、本人が面白いことが大好きで人に笑ってもらうことが好きという気持ちも忘れてはいけません。他にも、芸人の仕事はコミュニケーション能力も大切です。空気が読めないことを芸風にしている芸人もいますが、本当に空気が読めずコミュニケーションが取れない訳ではなく必ず愛される能力を持っています。芸人の世界では先輩、後輩の関係性を良好に保つのも重要なポイントです。人から愛されることと空気を読むことは身に付けておきたいですね。

人見知りを克服して芸人を目指すには

芸人になるにあたり、人見知りを克服しておくのも一つの方法です。芸人の世界では、仕事以外でも先輩や後輩の芸人と食事をするなどプライベートでの関りも多くなります。そこでも人見知りをする性格の人よりも、社交的で人懐こい性格の人の方が誘われやすく人間関係が上手くいくことも多いでしょう。芸人として人見知りを克服するためには、養成所などの下積み時代からたくさんの人と関わる機会を増やすといいでしょう。実際に相手から人見知りをする性格だと思われると、誘われる機会も少なくなります。自分から誘ってみる、人見知りをする性格を克服したいと相手に伝えるなどのアクションを起こしてみましょう。

また、人見知りをする性格の人は自分に自信がなくネガティブに考えてしまう傾向にあります。まずは、自分を好きになることとどんなことでも楽しむように意識してみましょう。しかし、無理をし過ぎて疲れてしまうと芸人としての活動に支障をきたしてしまいます。芸人になるために、必ず人見知りを克服しなければいけないわけではありません。無理をせず自分らしさも受け入れることが、長く続けられる秘訣にもなります。

人見知りを活かして芸人になるには?

人見知りをする性格を芸風にしてしまうのも人気芸人になるための方法の一つです。実際に「人見知り芸人」としてテレビ番組で特集されるほど、今現在活躍している芸人の中にも人見知りの人がたくさんいます。「舞台の裏では全く喋らない」「飲み会には一切参加しない」など人見知りをする一面を面白おかしくオープンにすることが芸風となりテレビ番組を始めとするメディアに起用されるきっかけとなる場合もあります。お笑い芸人は、自身のコンプレックスを武器にして芸に活かせる職業です。

人見知りであることを上手く利用して芸にすることもできます。芸人として活躍するためには、自分自身が長く付き合える芸風を見つけることが人を惹きつける魅力になるでしょう。人見知りをする性格である自分を見つめなおす機会を作ると、芸人になる第一歩に繋がるでしょう。

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