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演技と存在感が光る!名脇役と呼ばれる俳優ランキング

2021.02.24 / エンタメ, 俳優

名脇役と呼ばれる役者の特徴

面白いドラマや映画は、主演の役者だけでなく、脇役を演じる役者の活躍が欠かせませんよね。
ドラマ・映画の作品は主役を演じる人がメインとなります。
脇役は、主演を引き立たせながら、良い演技をしなければなりません。
名脇役と呼ばれる役者は、自分は目立とうとするのとはまた違い、独特の存在感で作品を盛り上げます。

ほんの短い時間の出演でも、セリフが少ない役でも、確かな演技力と存在感で注目される名脇役は、日本にもたくさんいます。
今回は、ドラマや映画に欠かせない名脇役を、実力・知名度を含めた人気ランキングで発表していきます。

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名脇役と呼ばれる俳優ランキング【10位~6位】

はじめに、名脇役と呼ばれる俳優10位~6位を発表していきます。

【10位】竹中直人

大学時代に自主映画製作に携わり、俳優を志した竹中直人さんは、NHK大河ドラマ「秀吉」で豊臣秀吉を演じるなど、主役も演じられる俳優です。
個性的な脇役を演じることが多く、フジテレビ系ドラマ「のだめカンタービレ」では、特殊メイクとかつらで、ドイツ人のミルヒ―・ホルスタイン役を演じました。

【9位】小日向文世

劇団に所属し、舞台で活躍していた小日向文世さんは、劇団解散後に脇役でテレビドラマに出演するようになったものの、ほとんど仕事がない状態がしばらく続いたそうです。
2001年にフジテレビ系の大ヒットドラマ「HERO」に出演し、ここから脇役のオファーが途切れなくなりました。

【8位】松重豊

大学で演劇学を専攻していた松重豊さんは、2012年に主演を務めたドラマ「孤独のグルメ」が話題となりましたが、脇役としても演技力が高く、存在感のある名脇役としても多数の作品に出演しています。
寡黙な父親役など、無口な役柄を演じる機会が多い松重豊んですが、セリフだけではない名演技で作品を引き立てる俳優です。

【7位】遠藤憲一

「コワモテ」俳優というイメージが強い遠藤憲一さんですが、悪役だけでなくコミカルな役も演じられる演技派俳優の一人です。
2015年にテレビ朝日系で放送されたドラマ「民王」での、心と体が息子と入れ替わる総理大臣役での演技は見事でした。
主演も脇役も違和感なく演じられる演技力が魅力です。

【6位】ムロツヨシ

大学を中退して、俳優を志すようになったムロツヨシさんは、下積み時代が長いことでも知られていますが、無名の役者時代の経験で培った演技力と独特の存在感で、主演もできる名脇役として大活躍ですよね。
個性的なキャラクターの演技が人気のムロツヨシさんですが、2018年に放送されたTBS系ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と~」では、若年性アルツハイマー病を患う妻を支える夫を好演し、話題となりました。

名脇役と呼ばれる俳優ランキング【5位~1位】

続いて、名脇役俳優5位~1位の発表です。

【5位】滝藤賢一

俳優養成所「無名塾」に在籍し、舞台俳優として活躍していた滝藤賢一さんは、その後ドラマや映画などへの出演も増え、2013年に放送されたTBS系ドラマ「半沢直樹」で、主人公・半沢直樹と同期の銀行員を演じたことをきっかけに知名度が上がり、主役でも脇役でも光る演技で活躍しています。

【4位】柄本明

犯人役などの、シリアスな役の演技も定評がある柄本明さんですが「志村けんのバカ殿様」などのコントで長年ボケ役を演じていた経験もあり、コミカルな演技も素晴らしい俳優です。
最近では息子の柄本佑さん・柄本時生さんも、演技力の高い名脇役として注目されています。

【3位】佐藤次朗

最近は、福田雄一監督の作品でのコメディー映画やドラマへの出演が印象的で、アドリブでの面白い演技で、視聴者を楽しませてくれていますよね。
佐藤次郎さんは自身で映画監督や脚本を担当している作品もあります。
コメディ作品とは違ったシリアスな役柄を演じるギャップは、さすがの演技力です。

【2位】吉田鋼太郎

もともとは舞台志向が強く、テレビ場などのメディア作品への出演は苦手だった吉田鋼太郎さん。
蜷川幸雄さんに見出され、舞台では唯一無二の存在として活躍していた吉田鋼太郎さんは、テレビドラマに脇役で出演するようになると、すぐにその存在感で注目を集めます。
ダンディな見た目とは裏腹に、コメディ作品にもひっぱりだこな名脇役の一人です。

【1位】生瀬勝久

大学時代から長きにわたり舞台俳優として活躍していた生瀬勝久さんは、テレビ業界に進出してから、主役を引き立てながらも、どんな役も演じられる名脇役として注目されるようになります。
これまでに数々の作品に脇役として出演していますが「生瀬勝久さんが出演しているなら見てみよう」と思わせるほど、存在感のある俳優です。

名脇役と呼ばれる女優ランキング【10位~6位】

次に、名脇役と呼ばれる女優のベスト10位~6位を紹介していきます。

【10位】戸田恵子

アイドル歌手としてデビューをした戸田恵子さんは、その後、舞台女優や声優として活躍し、1994年頃に本格的に女優デビューを果たしています。
声優としても活躍している戸田恵子さんは、役によってイメージの変わる声の演技も魅力で、安定した演技力で名脇役として大活躍です。

【9位】佐藤仁美

バラエティ番組でも活躍している佐藤仁美さんは、本業の女優としても存在感のある演技で作品を盛り上げています。
2011年に日本テレビ系で放送されたドラマ「家政婦のミタ」で演じたヒステリックな教育ママ役のインパクトが強く、その後も癖の強い役も演じられる名脇役として、多数の作品に出演しています。

【8位】池脇千鶴

CM出演美少女を選ぶオーディション番組からデビューした池脇千鶴さんは、正統派女優として主演映画作品に出演し、若い時から女優として活躍していました。
その後、めきめきと演技力を磨いた池脇千鶴さんは、その独特の演技が称賛され、最近では生活に疲れた母親役や伝説のホステス役など、役によって徹底した役作りで、視聴者の心を掴んでいます。

【7位】中村ゆり

アイドルデュオとしてデビューした中村ゆりさんは2003年より、女優としての活動を開始します。
脇役として、話題作に出演することも多く、2014年に放送されたNHK連続テレビ小説「花子とアン」では夫に裏切られ身を引く切ない役を演じ、その繊細な演技に惹きつけられた人も多かったでしょう。
端正な顔立ちで「美しすぎる脇役」として注目されています。

【6位】濱田マリ

「モダンチョキチョキズ」のボーカルとしてデビューした濱田マリさんは、特徴的な声が魅力で声優やナレーターの仕事でも活躍するようになり、その魅力的な声を武器に女優業にも進出します。
キャラの濃い脇役を違和感なく演じられるのは、濱田マリさんが持つ特別な雰囲気があるからでしょう。

名脇役と呼ばれる女優ランキング【5位~1位】

最後に、名脇役と呼ばれる女優のベスト5を発表します。

【5位】キムラ緑子

大学時代の演劇サークルから、演技にのめり込んで舞台女優として活躍していたキムラ緑子さん。
「カメレオン女優」と言われるほど、どんな役にもなり切る演技力で、名脇役として絶対的な存在ですよね。
2013年に放送されたNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」でのヒロインをいじめる小姑役は、本当にキムラ緑子さんが意地悪なのではないかと勘違いするほど、リアルな演技が評価されていました。

【4位】麻生祐未

デビュー当時はバラエティ番組やグラビアでの活躍が目立っていた麻生祐未さん。
その後、徐々に女優としても活躍の幅を広げ、主演も脇役もできる女優として長く活躍しています。
常にドラマに出演していると思うほど、たくさんの作品に出演している麻生祐未さんですが、視聴者が思わず感情移入してしまうほど、迫力のある演技力は素晴らしいですね。

【3位】江口のりこ

1999年に19歳で上京し、舞台やドラマ・映画への出演を重ね、名脇役としての快進撃が止まらない江口のりこさん。
シリアスな演技はもちろん、コメディエンヌとしての評価も高く、2019年に放送されたTBS系ドラマ「わたし、定時で帰ります」での、中華料理店で働く中国人店主の役は、リアルな演技が話題となりました。

【2位】木南晴香

デビュー当時は主演女優に憧れながらも、ヒロインの友達役などの脇役を演じることが多かったという木南晴香さん。
しかし、脇役で評価されるにつれ、演じることが楽しくなったことをきっかけに、存在感のある幅広い演技はどんどん注目されるようになりました。
2014年に放送されたフジテレビ系ドラマ「昼顔」では、主人公の夫を誘惑する小悪魔的な女性を演じ、そのリアルさが話題になりました。

【1位】山口紗弥加

14歳で女優デビューをした山口紗弥加さんは、アイドル女優というポジションで活躍していました。
その後、舞台で芝居の経験を積み、演技力と精神力が鍛えられたと言う山口紗弥加さん。
テレビの連続ドラマで脇役を務めた作品は60本以上と、抜群の演技力で名脇役として不動の地位を築いています。
2018年には、日本テレビ系ドラマ「ブラックスキャンダル」で、芸歴24年にして連続ドラマ初主演を務めて話題となりました。

おもしろいドラマや映画に欠かせない名脇役は、視聴者に「この人が出演しているなら間違いない」と思わせるほどの演技力や魅力がある素晴らしい活躍ですね。

【俳優ランキング】オーラ全開 存在感抜群の役者といえば?

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