スーパー戦隊シリーズとは?
スーパー戦隊シリーズと言えば、仮面ライダーシリーズ、ウルトラマンシリーズと並んで、昭和の時代から長く子供たちの憧れの存在です。
現在も一年ごとに、新しいシリーズが発表され、テレビで放送されている「戦隊モノ」では、これまでに数々の人気俳優を輩出しています。
戦隊ヒーローと言えば、数名のヒーローがそれぞれのカラーのヒーロースーツに変身し、悪の怪人と戦うストーリーが定番です。
基本的に物語のメインとなるレッドを中心に、メンバーが返信する色としてブルー、イエロー、ピンクなどのカラーが使われることが多く、毎年新シリーズを楽しみにしているのは子供だけではありません。
戦隊を演じる俳優のキャスティングは、子供達のママ世代からも注目されています。
実際に戦隊シリーズに出演し、人気に火が付き今や人気俳優として大活躍している人もたくさんいますよね。
これまでにスーパー戦隊に出演していた、人気俳優たちを紹介していきます。
スーパー戦隊シリーズでレッドを演じた俳優
スーパー戦隊シリーズで主役となるメインの戦隊と言えば「レッド」ですよね。
現在放送されているスーパー戦隊シリーズ「魔進戦隊キラメイジャー」で主演を演じる小宮璃央さんが変身するのも、赤いヒーロースーツに変身するキラメイレッドです。
はじめに、スーパー戦隊シリーズで「レッド」を演じた人気俳優を紹介していきます。
松坂桃李(侍戦隊シンケンジャー)
2009年に放送された「侍戦隊シンケンジャー」で主演のシンケンレッドを演じたのが、人気俳優の松坂桃李さんでした。
ちなみに、松坂桃李さんにとって「侍戦隊シンケンジャー」はドラマデビュー作でしたが、その後次々に映画やドラマに出演し2019年には、第43回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞しました。
千葉雄大(天装戦隊ゴセイジャー)
2010年に放送された「天装戦隊ゴセイジャー」でゴセイレッドを演じた千葉雄大さんも、こちらが俳優デビュー作となりました。
戦隊ヒーローデビューをきっかけに、数々の作品で俳優として活躍し、2017年に第40回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞しています。
また、童顔で可愛らしい顔立ちを武器に、バラエティ番組で見せる可愛いキャラクターでファンの心を掴んでいます。
竜星涼(獣電戦隊キョウリュウジャー)
2013年に放送された「獣電戦隊キョウリュウジャー」のキョウリュウレッド役を演じた竜星涼さんは2010年に俳優デビューし、映画での主演も務めた経験がありましたが、テレビドラマの主演は戦隊ヒーローが初めてでした。
近年は、演技力が評価され、話題作に出演する機会がどんどん増えています。
志尊淳(烈車戦隊トッキュウジャー)
2014年に放送された「烈車戦隊トッキュウジャー」でトッキュウ1号を演じた志尊淳さんは、ミュージカル「テニスの王子様」で俳優デビューしていましたが、烈車戦隊トッキュウジャーでのドラマデビューをきっかけにブレイクを果たしました。
2019年にはラエンドール賞新人賞を受賞しています。
レッド以外の役から人気俳優になった俳優
スーパー戦隊シリーズでは、主演のレッド役以外のヒーローを演じた俳優の中にも「戦隊モノ」をきっかけにブレイクした人がたくさんいます。
ブルーやグリーンなど、戦隊ヒーローで人気に火が付いた俳優を紹介していきます。
横浜流星(烈車戦隊トッキュウジャー)
横浜流星さんは「烈車戦隊トッキュウジャー」でグリーンのヒーローに変身するトッキュウ4号を演じました。
実は2011年に放送された「仮面ライダーフォーゼ」に出演したことがあったそうで、ヒーローと縁があるのかもしれませんね。
今では映画やドラマで次々に主演作が発表されています。
山田裕貴(海賊戦隊ゴーカイジャー)
2011年に放送された「海賊戦隊ゴーカイジャー」でゴーカイブルー役を演じた、山田裕貴さんは、今では主役も脇役もできる実力派俳優として活躍しています。
また、モノマネが得意であるなど、ユーモアセンスもありバラエティ番組での活躍も目立ちます。
玉山鉄二(百獣戦隊ガオレンジャー)
人気俳優の玉山鉄二さんもスーパー戦隊シリーズに出演していました。
玉山鉄二さんが出演していたのは2001年に放送されていた「百獣戦隊ガオレンジャー」で、追加戦士のガオシルバーを演じていました。
2010年には第33回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞するなど、戦隊ヒーローをきっかけに人気俳優の仲間入りを果たしています。
白川裕二郎(忍風戦隊ハリケンジャー)
歌謡コーラスグループ「純烈」のメインボーカルとして活躍している白川裕二郎さんは、2002年に放送された「忍風戦隊ハリケンジャー」のカブトライジャー役で俳優デビューをしました。
元々は力士として活躍していた白川裕二郎さんは、純烈として夢であった紅白歌合戦の出場も果たすなど、今は歌手として大活躍です。
スーパー戦隊の女性メンバー
スーパー戦隊シリーズには欠かせない存在ともいえるのが、女性の戦隊メンバーです。
シリーズの中でも、戦隊メンバーの中には女性がキャスティングされるのは定番となっています。
女性の戦隊の中で、今も活躍している女優を紹介していきます。
高梨臨(侍戦隊シンケンジャー)
2009年に放送された「侍戦隊シンケンジャー」にシンケンピンク役で出演していたのは、人気女優の高梨臨さんです。
2017年には日経トレンディにて「2017年ヒットの人」に選ばれるなど、注目の女優として活躍しています。
小宮有紗(特命戦隊ゴーバスターズ)
2012年に放送された「特命戦隊ゴーバスターズ」にイエローバスター役で出演していたのが小宮有紗さんです。
スーパー戦隊シリーズに出演後、女優としての活躍を広げ2015年には声優デビューもしています。
また人気声優ユニットである「Aqours」のメンバーとしても活躍しています。
飯豊まりえ(獣電戦隊キョウリュウジャー)
飯豊まりえさんは、2013年に放送された「獣電戦隊キョウリュウジャー」にキョウリュウバイオレット役で出演していました。
女優としてデビューする前からファッショ誌「nicola」などで、モデルとして活躍していましたが、女優として知名度が高まってからもモデルとしても活躍しています。
スーパー戦隊出身俳優の魅力
スーパー戦隊シリーズへの出演をきっかけに、ブレイクする俳優は本当に多いですよね。
今や人気俳優の登竜門と言われる「スーパー戦隊シリーズ」なので、毎回キャストが決まれば未来のスターとして注目が集まります。
しかし、戦隊ヒーローに抜擢されたからと言って、今後の活躍が約束されると言うわけではありません。
戦隊モノで俳優として掴んだチャンスを、無駄にせず実力を発揮出来る人が多いということですよね。
スーパー戦隊シリーズに出演する俳優は「イケメン俳優」が多く、ビジュアルのかっこよさにも注目が集まります。
また、若手俳優が多く、スーパー戦隊シリーズがデビュー作となる俳優も多いので、最初は演技力がまだ不安定な俳優もたくさんいます。
しかし、若手俳優ということもあり、伸びしろも大きく放送される1年間の中で、見違えるほど演技が上手くなることも珍しくありません。
そういった成長を見られるのも、スーパー戦隊出身の俳優の魅力の一つですよね。
戦隊モノ出身の俳優には、演技が評価されている実力派俳優がたくさんいます。
スーパー戦隊シリーズを、今後活躍しそうな若手俳優に注目しながら見るのも楽しめそうですね。