「歌うのが好き!歌うことを仕事にしていきたい!」
「歌手になるにはどうすればいい?」
「オーディションは何を受ければいい?」
こんなことで悩んでいませんか?
ここでは、
・音楽業界の仕組み
・歌手オーディションの流れ
・オーディションに合格するコツ
・音楽プロダクションの選び方
の4つについて詳しくご紹介します。
この記事を読み終えたとき、あなたは今よりももっと歌手に近づいていることでしょう。
Outline
1. 歌手の仕事とは
1-1. 歌手の仕事内容
歌手は歌うことを仕事にしている人のことをいいます。
一口に歌手といってもジャンルは様々で、
・一人で活動するソロ歌手
・バンドやユニットを組んで活動する歌手
・アイドル性を重視したアイドル歌手
・声楽を学んだオペラ歌手
・演歌歌手 など。。
歌手として活躍している人はたくさんいます。
テレビにはほどんど出演せず、歌を歌うことに専念する歌手と、
テレビなどで露出を増やして人気を集める歌手
歌手としての活躍の場は大きく分けて2パターンとなります。
1-2.音楽業界の仕組み
音楽業界は、上の図のように3つの組織でできています。
音楽業界の仕組み
①プロダクション
②レコード会社
③音楽出版社
…歌手との関係性を、順にご説明していきます。
①プロダクション
歌手とマネジメント契約を結びます。
歌手自身のブランド力を高めたりプロモーション行ったりといった『歌手を育成のための組織』です。
②レコード会社
歌手と録音契約を結びます。
CDの制作・販売・プロモーションといった『CDを売るための組織』です。
③音楽出版社
歌手と著作権契約を結びます。
楽曲の録音権・演奏権・譲渡権など主に『著作権などの権利を管理する組織』です。
オーディションはこれらの組織のうち、
①プロダクション、②レコード会社が開催しています。
歌手になるということは、これらの組織に所属してプロモーションを受け、ライブ活動やCD販売、企業CMなどの楽曲を歌うことにより収入を得ることです。
2. 歌手になるためのオーディション
歌手のオーディションには、大きく分けて2種類あります。
オーディションの種類
・レコード会社主催のオーディション
・プロダクション主催のオーディション
これらのオーディションは、主催が異なるだけでオーディション内容はほぼ同じです。
開催されるオーディションは多いですが、受けたからといって必ず歌手になれるとは限りません。
歌手になるための基礎を学びながら、業界と強い繋がりがあるプロダクションに入ることが、歌手になる一番の近道といえるでしょう。
2-1. オーディションの流れ
オーディションは以下の順で進められることが一般的です。
①書類審査
↓
②自己PR・実技
↓
③合否発表
それぞれ説明をしていきます。
①書類審査
オーディション用履歴書に自分のプロフィールなど基本事項を記入します。
・氏名や年齢などのプロフィール
・志望動機
・自己PR
記入したらオーディション先に応募します。
履歴書の自己PRに関しては、
「オーディションで差をつける履歴書の自己PRを書くための3つの手順」
という別記事を参考にしてください。
②自己PR・実技
書類審査に合格したら、審査員に向かって自分の歌を披露します。
気負いせずに自分らしさを100%発揮しましょう。
自己PRでは歌を披露する以外にも、あなたの趣味や特技を発表します。
・審査員の印象に残るように
・他の受験者と差がつくように
この2点に重点をおいて挑んでください。
オーディションの自己PRに関しては、
「オーディションに合格する自己PR作り3つのポイント」
という別記事を参考にして下さい。
③合否発表
オーディション後、2週間以内に「可能性を感じた人にだけ連絡」というスタイルが多いです。
合格することで、歌手への道を一歩踏み出せます。
2-2. プロダクションの選び方
プロダクションの選ぶポイントは、「自分がどんな歌手になって、どんな活躍をしたいか」これが叶いそうな環境であることが大切です。
HPに書いてある情報だけでは、プロダクションの現実はわかりません。
いいなと感じたプロダクションをまずは受けてみて、実際話を聞く機会を作ってみるのもいいと思いますよ。
2-3. おすすめの音楽プロダクションランキング
1位 テアトルアカデミー
テレビやラジオ、WEBや雑誌など業界と強力なパイプがあるため、最短3ヶ月でメジャーデビューも可能。
ボイストレーニングや発声、作詞作曲のレッスンまで、歌一本で勝負できる即戦力歌手を育てる充実したレッスンを行っています。
30年以上の伝統と実績のある事務所なので、ぜひオススメしたい事務所です。
いずれは、紅白歌合戦に!
僕らは5人組バンドなんですが、それぞれに得意分野があって全員で力を合わせて楽曲を作っています。
すでに3枚アルバムを出していますが、いずれは紅白歌合戦に出たいと思っています!
あなたもテアトルアカデミーで一緒に歌手として頑張りましょう!
Mrs. GREEN APPLE(テアトルアカデミー 所属歌手)
・実践的なレッスン
・即デビューできる業界との強力なつながり
…といった強みで、全面的にバックアップしてくれる事務所です。
テアトルアカデミー
所属タレント
Mrs. GREEN APPLE、sora tob sakana 他多数
出演実績
「めざましテレビ」「バズリズム」「カウントダウン TV」
「音楽の日」「TOKYO HOT 100」「ミュージック・ユニバーシティ」他多数
オーディション情報
・随時無料オーディション実施中
・最短3ヶ月でデビュー可能
・何度でも受験可能
・強力なバックアップ
2 位Sony Music(ソニーミュージック)
歌手や女優、クリエイターまで幅広くマネジメントをしている大手レコード会社。
所属タレント:平井堅、miwaなど
3 位アミューズ
実力派の歌手や俳優、女優を多くマネジメントをしている大手レコード会社。
所属タレント:福山雅治、Perfume、高橋優、ポルノグラフィティなど
4 位avex(エーベックス)
歌手の養成からマネジメントまで行う大手レコード会社。
ダンス系ミュージックを得意としている。
所属タレント:Every Little Thing、AAA、浜崎あゆみなど
5 位ユニバーサルミュージック
歌手や女優、クリエイターまで幅広くマネジメントをしている大手レコード会社。
所属タレント:平井堅、miwaなど
3. 倍率 5,000 倍を勝ち抜くちょっとしたコツ
3-1. オーディションに合格する選曲のポイント
歌手のオーディションでは、
選曲次第で合否が分かれると言われるくらい選曲は大切です。
選曲のコツは自分に合った曲を選ぶことです。
オーディションでは、自分に合った曲を歌い、
いかに審査員の目に留まることができるかが大事です。
自分に合った曲を選ぶコツは、自分の声を知ることです。
カラオケやスタジオで練習をしている場合、毎回録音して聞いてみましょう。
自分の声の中でも聞いていて良いと思うポイント(音域)が見つかるはずです。
その音域を最もよく使用する曲(歌っていて気持ち良い曲)が、
あなたに合っている曲と言えます。
高音や低温に無理がなく、自分が歌いやすい音域の歌選びましょう。
高音オススメ歌手
Superfly、広瀬香美、YUKI、L’Arc〜en〜Ciel、スピッツ、B’z、平井堅低音オススメ歌手
福山雅治、コブクロ、斉藤和義、AI、絢香、Every Little Thing
3-2. オーディションで気をつけたいポイント
オーディションで気をつけたいポイントは、「クセが強すぎる歌い方」や「誰かの真似はしないこと」です。
声が震えてうまく歌えない時もあると思いますが、やはり意識として大切なのは自分らしさ。
そして、自分の強みに気づき、それを目の前にいる審査員に伝えたいという強い気持ちが必要です。
レコード会社やプロダクションは「新たな人材」を探しています。
すでにいるアーティストに似ている歌声よりも、あなた本来の歌声を聴きたいと思っていますので、上手く歌おうとせず、自身の声や表現を披露しましょう!
3-2. オーディションを勝ち抜く歌唱方法
声の出し方がきちんとできているかどうかは、審査員にはすぐに見抜かれてしまいます。
きちんとした歌い方が出来ているだけで、合格する可能性は大きく上がります。
以下のような歌唱方法は、オーディションまでにできるだけ習得しておきましょう。
・地声
チェストボイスともいう。
無理なく普通に喋る時と同じくらいで出す声。・ファルセット
芯のない裏声。
息が多く優しい印象。・ビブラート
周期的に揺れた声。・ウイスパーボイス
囁くような息の多い声・ヘッドボイス
ミドルボイスともいう。
強くて芯のある裏声
これら5つの正しい歌い方のコツを抑えておけると、自信にもつながるのでボイストレーニングなどで身につけておくのも良いでしょう。
3-3. 審査員はここを見ている
あなたが審査員でしたら、どこをチェックしますか?
「歌手として活躍できるか」
「人気を集めそうか」
「人として信頼できるか」
こんなところを見るのではないでしょうか?
決して歌手として完璧な人は求めていません。
・社会人としてのマナーがあるか
・挨拶はしっかりできるか
・歌に対して情熱を注げる人か
・自分を売り出す気持ちはあるか
・安定した音程、歌に関して知識はあるか
これらが当てはまる人は、
きっと審査員の目に留まることでしょう。
4. 人気歌手になるための 2 つのステップ
4-1. 個性を見出す 3 つのこと
①自分の好きなことを極めよう
好きなことをやっている人って、キラキラしていて見ている人も元気や勇気をもらえますよね?
これは内に秘めた「魅力」を引き出すポイントにもなります。
魅力的な人になれるように、「ワクワクできる自分の好きなこと」をみつけて極めてみましょう!
②周りから褒められることは?
自分自身のいいところ、苦手なところの自己分析はできている人もいますが、「周りから自分がどう見られているか」は知らない人も多いと思います。
「周りの人が褒めてくれること」
これはあなたにとってウリになるポイント!
まずは友達や家族に、あなたの印象を聞いてみましょう。
今まで気づかなかった自分の良さを発見できるかもしれません。
③周りからどんな風に思われたいか?
今の自分は、おとなしい印象を持たれるけれど、周りを和ますことができる、明るい人になりたい!
こんな風に「理想な自分像」を持っていますか?
今の自分と理想の自分の差は何か?
どうしたら理想に近づいていけるのか?
人の前に立つ人は惹きつける力が欠けていると人気を勝ち取ることはできません。
常に向上する気持ちを持って、自分を磨いていきましょう!
4-2. きょうからできる 3 つの習慣
①ボイストレーニング
基本中の基本ですがやはりボイストレーニングは必須です。
ボイストレーニングでは、基礎的な声の出し方で高音域もスムーズに出せるようになったり、喉を傷めない歌い方などの独学だけでは限界のある、歌手になる上で必要な技術を学ぶことができます。
お金はかかりますが、将来プロの歌手を目指しているならボイストレーニングは受けておくべきでしょう。
②体力作り
歌を長時間歌い続けるには、体力や筋力が必要です。
ロングトーンを出し続けるためには基礎的な歌唱方法や、ライブ時は思っている以上に体力を消耗するので、持久力をつけるためにもランニングを行い、筋トレや体幹トレーニングを行い歌うための体づくりをしましょう。
これだけでもぐっと歌いやすくなるはずです
③感性を磨く
歌にはイマジネーションも必要です。
イマジネーション力を養うには「読書」がオススメです。
活字だけの本を読むことで、ストーリーのイメージを自身の頭の中で膨らませることができ、いいトレーニングになります。
いずれ作詞をするときに役に立つでしょう。
「映画」や「ミュージカル」を鑑賞することも、豊かなイマジネーション形成するためにも意識的に行いたいことです。
歌には現実的な要素もあれば非現実的な描写もあります。
やはり映画やミュージカルといった非日常を手軽に体感できるツールは、想像力や感性を研ぎ澄ましてくれるきっかけになるでしょう。
POINT
・声の領域を広げたり、喉を傷めない歌い方を学ぶための「ボイストレーニング」
・長時間歌い続けるための「体力つくり」
・表現豊かな歌手になるための「感性磨き」
5. まとめ
歌手になるための一番の近道はありません。
あなた自身がどんな歌手になりたいのか、「理想の歌手像」を明確にして、どうやって歌っていきたいのか まずは気持ちを固めてみましょう。
その思いにフィットすると思えたレコード会社やプロダクションを選んで、オーディションに臨みましょう。
自分は歌手になれるのか不安になることはありません。
歌いたいという強い気持ちがあれば、必ず道は開けてきます。
夢への第一歩を踏み出すためにも、オーディションにトライしてみましょう!