オーディションに適した服装
芸能界で活躍したい人にとって、オーディションは「大切な勝負の日」でもありますよね。
人気芸能人たちも、数々のオーディションに勝ち抜き、今の活躍を手にしています。
オーディション審査では…
・実技審査
・特技披露
・カメラテスト
・自己PR
など、合否につながる重要な審査がたくさんありますよね。
その中で、ビジュアルの審査も、オーディションには欠かせない審査になります。
ビジュアルの審査は、スタイルが良く、顔立ちが整っていればOKという訳ではありません。
それに加えて、透明感・清潔感・オーラ・将来性なども、ビジュアルの審査では大切です。
そのため、オーディションの時は、自分の魅力を最大限に見せられる服装やメイク、ヘアスタイルで審査を受けたいですよね。
オーディションのジャンルを意識した服装
オーディションの服装の基本
①体型が分かりやすい服装
②シンプルなデザインの服装
③清潔感がある服装
まずはじめに、オーディションの服装に大切な、基本の3つを紹介します。
①体型が分かりやすい服装
オーディション審査では、顔立ち、表情、スタイルなど、全身のバランスを審査します。
体型に自信がない人は、どうしてもコンプレックスをカバーする服装を選びたくなりますよね。
しかし、オーディションはイメージに合う人を選ぶものであり、必ずしもスタイルがいい人が合格するわけではありません。
ゆったりとしたワンピース、ワイドパンツなど、体型が分かりづらい服装は避けましょう。
女性の場合、体のラインが分かりやすいTシャツに、ショートパンツやミニスカートなどが、スタイルが分かりやすい服装です。
男性の場合も、体のサイズに合ったTシャツ、比較的細身のパンツなどをメインとして、オーバーサイズのシャツやパンツ、ボリュームのあるアウターを羽織るのは避けましょう。
②シンプルなデザインの服装
体型が分かりやすい服装と合わせて、シンプルなデザインの服を選ぶのもポイントです。
あくまでも、オーディションは、参加している人を審査するもので、服装やアクセサリーは、その人を引き立たせるものです。
シンプルと言っても、必ずモノトーンなど落ち着いた色合いの服を選ぶ必要はありません。
淡いピンクや水色のようなパステルカラーであれば、明るい雰囲気で華やかなイメージを演出できます。
控えめな小花柄などのデザインでも問題ありません。
しかし、派手過ぎる蛍光色、印象が強すぎるプリントの服など、着ている本人よりも目立ってしまうような服装は避けましょう。
③清潔感がある服装
オーディションでは、体型が分かりやすく、シンプルな服装が基本となるので、参加する人がみんな、同じような服装で審査を受けることも多いです。
その中で、他の人よりも好印象を持ってもらえるポイントは、なんと言っても「清潔感」です。
清潔感のポイント
・シワや汚れの無い服
・清潔感のある髪型
・ケアされた爪や肌
・清潔感のある鞄や靴
・白く輝く歯
清潔感は、服のデザインや色だけで決まるものではありません。
爽やかな服を選んでも、汚れやシワがあると、だらしない印象になってしまいます。
また、服だけでなく、鞄や靴、綺麗にケアされた爪、歯、髪は、清潔感を出すために欠かせないポイントです。
オーディションの服装・NGなのは?
オーディションの服装で、基本的な部分を押さえていても、思いがけないところでマイナスポイントになってしまうこともあります。
やってしまいがちな、オーディションでの「NGな服装」を確認しておきましょう。
オーディションでよくあるNGな服装
①露出が高すぎる
オーディションでは、体型を分かりやすくするために、ショートパンツやタンクトップのような比較的露出度が高いアイテムを着用します。
しかし、胸元が大きく開いた服や、着席した時に下着が見えてしまうようなミニスカートは、下品な印象になってしまいます。
露出が多くなりすぎて、清潔感を失わないように注意しましょう。
②サイズが合っていない
意外と多いのが、服のサイズが体型と合っておらず、違和感が出てしまうことです。
自分自身の体型が変わった時には、服のサイズも見直すようにしましょう。
③審査に適していない服装
例えば、雑誌モデルのオーディションであれば、その雑誌のファッションや雰囲気を意識した服装やヘアメイクで審査を受けた方が有利です。
他にも「ダンス審査があるオーディションにミニスカートで参加して、実力が発揮できなかった」など、審査に適していない服装で失敗してしまう例も多いです。
「オーディションはこの服装」と決めてしまわずに、臨機応変に対応できるようにしておきたいですね。
④許可されていない服装
オーディション審査には、審査員の印象に残りやすいように、学校や職場の制服で参加する人もいます。
しかし、学校・職場意外での制服の着用を禁止されている場合は、学校・職場の規則を守りましょう。
許可されている場合は、制服で参加しても問題ありませんが、オーディションに適しているか考えて着用しましょう。
服装を引き立たせるヘアメイクは?
オーディションのために、最適な服装を選んでも、それに合わせたヘアメイクによって、また印象はガラッと変わります。
次に、ヘアメイクのポイントを押さえておきましょう。
オーディションでのヘアスタイル
審査を受ける時には、顔がしっかり見えるように、輪郭が隠れない髪型を意識しましょう。
髪を下ろす場合も、フェイスラインは出るように意識し、前髪も目にかかってしまうと、表情が隠れてしまいます。
オーディションで大切にしたいのは「清潔感」です。
手の込んだオシャレなヘアスタイルに力を入れるよりも、日頃から髪のケアに気を使い、清潔感のある美しい髪を目指しましょう。
オーディションでのメイク
多くのオーディション審査では、着飾った姿ではなく、その人の本来の姿を審査することが目的です。
例えば、ギャル雑誌のオーディションのように、濃いメイクが必要な審査もありますが、芸能事務所のオーディション、新人タレントやアイドル、モデルのオーディションでは、本来の顔が分からないほどの濃いメイクは避けましょう。
肌質も分かりやすいように、基本はナチュラルメイクで、ファンデーションの厚塗りもNGです。
【ジャンル別】オーディションの服装例
最後に、オーディションのジャンル別に、おすすめの服装の例を紹介します。
俳優
俳優のオーディションでは、その作品のイメージに合わせた服装を選びましょう。
例えば、明るい役の場合、服装も明るい印象の色やデザインを選ぶといいですね。
【男性におすすめの服装】
・Tシャツに爽やかな色のシャツを羽織る
・比較的スリムで、シンプルなパンツ
【女性におすすめの服装】
・体型が分かりやすい膝上丈のワンピース
・パステルカラーのTシャツに膝上丈のスカート
【POINT】
・実技審査で、アクション等動きのある演技をする場合、動きやすい服装を選びましょう。
タレント
タレントのオーディションは、ある程度個性もアピールできる服装がおすすめです。
自分のキャラクターに合う服装を選びましょう。
【男性におすすめの服装】
・明るい色のTシャツやニットなど
・ハーフパンツやクロップドパンツで活発な印象に
【女性におすすめの服装】
・明るい色のトップスで元気な印象に
・ショートパンツなど、スタイルが分かりやすい服装
【POINT】
・バラエティタレント、マルチタレントなど、自分の目標とする方向性が伝わる服装を意識しましょう。
モデル
モデルの場合、スタイルが分かりやすい服装であることが重要です。
雑誌やブランドなど、オーディションを開催しているクライアントの世界観を意識した色やデザインのものを選びましょう。
【男性におすすめの服装】
・本人の顔やスタイルを引き立たせるシンプルな服装
・モノトーン系の色で落ち着いた印象に
【女性におすすめの服装】
・タンクトップやショートパンツで、スタイルを強調する服装
・高すぎないヒールで本来のスタイルをアピール
【POINT】
・どんな服装でも着こなせることをアピールできるよう、全身のバランスがよく見える服を選びましょう。
オーディションでの服装は、その人の印象を大きく左右します。
適当に選んでしまわないように、オーディションに合格するためには、戦略を練ることも大切ですよ。