赤ちゃんがこの世に生まれてからの1ヶ月、ママ達は日々奮闘しながら子育てをしていることでしょう。
特にはじめての育児の場合は、いったいどのようにしたら良いのか分からなくなって、気持ちが落ち込んでしまうママも少なくありません。
さて、赤ちゃんが生後1ヶ月、どんな成長が見られるのでしょうか?
育児本通りにはならない子育てではありますが、赤ちゃんの成長スピードが何となく分かっているだけで、ママも安心してお世話をすることができるはずです。
そこで今回のテーマは「生後1か月の赤ちゃんの成長」です。
ぜひ、参考にしてくださいね。
この記事は、こんな人におすすめ
・はじめての子育てをしている
・ママである
・生まれて1か月の赤ちゃんの成長が知りたい
・子育てに悩んでいる
・赤ちゃんの成長スピードに不安を感じている
・生後1ヶ月の赤ちゃんって、どうやって育てればいいの?
生後1か月の赤ちゃんは、グーンと成長します!
生まれたばかりの赤ちゃんはとても小さくて、手足もとても細く、触れてしまうのが怖くなってしまうほど、よわよわしい存在です。
ほとんどの赤ちゃんが2500g~3500gの間で生まれてくるはずです。
そして、1ヶ月の間に赤ちゃんはグーンと成長します。
最も成長スピードが早い時期だと思って頂いて結構です。
1ヶ月のうちにほとんどの赤ちゃんは、体重が約1キロ増加して、細々とした手足も皮下脂肪がついて少しふっくらとしてくるのです。
お顔もほっぺたがぷっくりとしてくるので、何だか微笑ましく、とても愛らしい姿になっていきます。
おむつのパッケージに載っているような、いわゆる赤ちゃんらしい赤ちゃんに近づいてくるのは、生まれてから1ヶ月経った頃くらいですね。
お腹から出てきたときは、あんなにか細い声で泣いていたのに、生後1ヶ月の頃には、力強い泣き声に変わっていくのも、ママにとっては嬉しい変化となっています。
また誕生直後は、恐る恐る抱っこしていたママやパパも、抱っこしやすい大きさの赤ちゃんになってきたと感じるはずです。
はじめてママになった人は、おむつ替え、授乳などのペースが掴めてくるころだと思います。
しかしながら、リズムができてきたとはいえ、赤ちゃんのお世話が楽になると感じる人は少ないようです。
やはり1人では何もできない赤ちゃんのお世話をするのって、大変以外のなにものでもありませんよね。
幸せを感じつつ、無理のない範囲で子育てと向き合っていくことが大切です。
生後1か月の赤ちゃんは飲みっぷりが良くなる
生後1ヶ月経った頃に、多くのママたちが「だいぶ、授乳感覚が空いてきたなぁ」と感じるはずです。
中には、赤ちゃんの授乳間隔が空いてきたことから、おっぱいが張りやすくなり、トラブルを引き起こしてしまうママも増えてきます。
最初はあまり飲むことが上手ではないので、1度に充分な量を飲むことができない赤ちゃんは、しょっちゅうお腹を空かせてしまうのですが、1ヶ月も経つとゴクゴクと飲むことができるようになるため、授乳感覚が少しずつ空いてくるのですね。
しかしながら、これには個人差があるということをお忘れなく。
授乳量が一定になるのが、生後1か月の赤ちゃんもいれば、3か月ほど経ってからようやく飲む量が同じくらいになってくる赤ちゃんもいますので、ママはあまり神経質にならないのがポイントです。
二人目以降のママも「1人目は、こんなんじゃなかったのに」「全然違うじゃない!」とイライラするのは止めましょう。
血のつながった兄弟でも、顔や性格がまるっきり一緒であることはあり得ません。
おっぱいの張り、授乳感覚、乳首の痛みなど、授乳に関する悩みが出やすくなる生後1ヶ月目だからこそ、母乳にこだわり過ぎずに混合育児やミルク育児も視野に入れていきましょう。
生後1か月経ったら、お外の世界に触れることも大事
新生児の頃は、まだまだ体温調節も上手ではないので、赤ちゃんをむやみに外に出すことはおすすめしません。
1ヶ月検診を1つの目安として、生後1ヶ月経ったらお外の世界に触れさせてあげましょう。
冷たい風、心地よい風、聞いたことがない車の音、キラキラした光などの外的な刺激に触れることが、赤ちゃんの心と体の発達になります。
ぜひ、お天気の良い日にお家のベランダに出てみたり、抱っこしたままご近所をフラッとお散歩してみてはいかがでしょうか。
ぐずぐずの状態でママを困らせてしまっている赤ちゃんでも、お外の刺激を受けて泣き止んだり、または疲れ果てて寝てしまうことも考えられます。
昨今は、さまざまなウィルスの心配もありますので、人混みを避けたり、目的のない外出はあまりおすすめできないのも事実です。
けれども、赤ちゃんとのお散歩はママのリフレッシュにもなりますので、時間やお天気と相談の上、生後1ヶ月を過ぎたら外出させてみてください。
その時に気を付けるべきことは、2つあります。
1つ目は、赤ちゃんの体調をよく考慮してあげること。
赤ちゃんが外の世界に出てきて、まだたった1ヶ月です。
お外へいくことは、赤ちゃんにとって少なからず負担にもなるのだということを忘れないでください。
生後1ヶ月の赤ちゃんの外出で最も大切なことは「赤ちゃんの体調をよく考慮してあげること」です。
2つ目は、紫外線対策です。
赤ちゃんの肌はとても弱いので、日傘や帽子などできちんと紫外線対策をしてあげるようにしてください。
以上の2つの注意点に気を付けて、赤ちゃんと楽しいお散歩や外気浴をするようにしましょう。
生後1ヶ月を目安に沐浴卒業
生後1ヶ月を目安に、沐浴は卒業しても大丈夫です。
ただし、いくつかの注意点はあります。
まず、沐浴用のベビーバスなどに比べて、大きな浴槽はお湯の温度が高くなりやすいため、入浴時間に気を付けましょう。
赤ちゃんの場合、寒いからと言って長風呂をさせるのはのぼせてしまうので危険です。
入浴後は湯冷めしないように、お父さんとお母さんで協力をして着替えをさせてあげることをおすすめします。
お風呂の温度ももちろんですが、脱衣所の室温も気を付けてみてください。
生後1ヶ月の検診で分からないことを聞こう
初めての子育て、一ヶ月間無我夢中で取り組んできたママがほとんどだと思います。
母乳やミルクは足りているのかしら?
こんなに赤ちゃんって寝ないものなの?
このように悩みや不安をもんもんと抱えながら過ごしているママも少なくありません。
そこで、赤ちゃんの健康状態を知るためだけではなく、ママたちの不安や悩みを少しでも病院で受ける「一ヶ月検診」を有効活用してください。
分からないことを小児科の医師や助産師に、直接聞けるチャンスです。
是非、有効活用するためにも、質問項目などをまとめておくと良いでしょう。
生後1ヶ月の赤ちゃん。子育てはスタートしたばかり
今回は「生後1ヶ月の赤ちゃんの成長」についてお話をしました。
あっという間の1ヶ月、色々と大変だった1ヶ月、寝不足でどうしようもなかった1か月。
ママによって1ヶ月間の捉え方も、それぞれだと思います。
今回ご紹介した成長の度合いは、あくまでもひとつの参考です。
一人一人顔や性格が違うように、成長スピードも赤ちゃんによって違います。
あまり神経質になることなく、赤ちゃんと楽しく過ごしていきましょうね。
子育てはスタートしたばかりですから、気負うことなくあなたのペースで育ててあげてください。