授乳

母乳っていつまで飲ませるもの?やめる時期の目安や方法とは

2021.04.02 / 赤ちゃんモデル

母乳っていつまで飲ませるの?

赤ちゃんが生まれてから、母乳育児を行っている場合「いつまで母乳をあげるんだろう?」と疑問に思うのではないでしょうか。
実際に3歳を過ぎても続けている人もいれば、1歳前後に辞める人もいます。
母乳は赤ちゃんが誕生して間もなく飲ませて、新生児の時には1日に7回から、多い人なら10回以上飲ませる生活が続きます。
また、成長と共に授乳回数が減る赤ちゃんもいますが、お腹が空いた時だけでなく、甘えたい時にも飲む赤ちゃんもいるので、1歳を過ぎても頻回に飲む赤ちゃんもいるので、赤ちゃんによってやめるタイミングは違って当然です。

基本的には赤ちゃんやママにとって、負担が少ない時期に母乳をやめるのが良いタイミングとなりますが、WHO(世界保健機関)が推奨しているのは、2歳頃まで母乳を飲ませることです。
しかし、必ずしも2歳まで続けなければ赤ちゃんに悪影響がある訳ではないので、何らかの理由で母乳が続けられなくなっても、心配ありません。
早い時期に母乳をやめる場合は、ミルクや離乳食から、しっかりと栄養を摂らせてあげましょう。

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断乳と卒乳の違いとは?

母乳をやめる方法には「断乳」と「卒乳」があります。
「断乳」は親の判断や都合で母乳をやめることで「卒乳」は赤ちゃんの方から母乳を飲まなくなることです。

赤ちゃんが2歳を迎えた時に、まだ母乳を飲みたがっていて、ママも必要と感じるのであれば、理由もなく断乳する必要はありません。
ここで、先輩ママ達が断乳するきっかけとなった理由を見ていきましょう。

断乳をした理由

・妊娠した
・入院することになってしばらく赤ちゃんと離れなければならない
・体調不良で薬を飲まなければならない
・保育園に入園するため
・ママが仕事に復帰するため
・夜中の授乳が負担だった
・離乳食が上手く進まなかった

断乳の理由もそれぞれですが、ママの社会復帰などで、赤ちゃんと離れる時間ができることや、ママの体調に関する理由が多いようです。
現在では、WHOも母乳は2歳頃まで与えることを推奨しており、無理な断乳は必要ないとしていますが、以前は1歳前後で断乳するのが一般的だったため「1歳を過ぎてもまだ飲ませるの?」と言われることもあるかもしれません。
反対に「赤ちゃんが欲しがっているのに断乳するなんてかわいそう」という意見もあるかもしれませんが、断乳でも卒乳でも、どちらが正しいということはありません。

母乳をやめるメリット・デメリット

赤ちゃんが欲しがっている間は授乳を続けたいと考えていても、母乳を続けているとデメリットもあるのではないかと心配にもなりますよね。
そこで、母乳をやめるメリットとデメリットも知っておきましょう。

母乳をやめるメリット

・家族のサポートを受けやすくなる

赤ちゃんが母乳を飲んでいる時期は、ママと長時間離れることが難しく、パパや家族に赤ちゃんのお世話を任せる時には、短時間で帰宅しなければならなかったり、搾乳をして母乳をストックしておくなど、ママの負担も大きいです。
母乳をやめると、ママが赤ちゃんと離れる時の負担が軽減されます。

・好きなものを食べられる

母乳を与えている期間は、カフェインが含まれるコーヒーなどの飲み物や、辛いものなどの刺激物を控えているママが多いです。
また、アルコールも控えて飲酒できない期間も続くので、母乳をやめることで、好きなものを食べられることがメリットと感じられるのではないでしょうか。

・授乳時のストレスが解消される

授乳中は、赤ちゃんが乳首を噛む痛みや、乳腺のつまりによる痛みなどのトラブルが、ママの負担になることもあります。
また、1回の授乳にかかる時間は、5分~40分と赤ちゃんによって違いますが、授乳に時間が取られて、家事が後回しになることがストレスに感じることもあります。
授乳時間が無くなって、時間に余裕ができたという意見も多いです。

・夜しっかり寝るようになる

母乳をやめて、ようやく夜中起きずに眠れる赤ちゃんが多いので、ママも夜中の授乳がなくなれば、ぐっすり眠れるようになる人が多いです。
育児書などでは、赤ちゃんの授乳ペースは月齢を重ねると減っていくとされていますが、赤ちゃんにとって、母乳は栄養を摂るだけでなく、安心するためのものでもあります。
しかし、1歳を過ぎても夜中に何度も起きて母乳を飲むことが、ママの体や心が疲れてしまう原因の一つです。

・虫歯への影響

母乳には乳糖が含まれており、まれに赤ちゃんの虫歯の原因となってしまうこともあります。
特に眠る前や夜中の授乳では、そのリスクが高まると言われており、母乳をやめて夜寝る前に歯磨きをして、夜中の授乳がなくなれば、赤ちゃんの虫歯リスクは軽減されると言われています。

母乳をやめるデメリット

・赤ちゃんの心への影響

不安な時や、寂しい時などに母乳を飲みたくなる赤ちゃんも多いので、断乳などで急に母乳が飲めなくなると、赤ちゃんにとってはストレスを感じる場合もあります。
時間が経てば、少しずつ赤ちゃんも慣れてくるので、赤ちゃんの心が満たされるように、抱っこや親子遊びなどをして、赤ちゃんの心のケアもしていきましょう。

・赤ちゃんがぐずった時の対処

夜泣きをした時など、ぐずっている時に母乳を飲むと落ち着く赤ちゃんは多いので、母乳を飲ませなくなると、夜泣きで困るパパやママもいます。
母乳をやめるまでは、赤ちゃんがぐずった時には、母乳で落ち着かせていた場合、しばらくは赤ちゃんがぐずった時の対処法を見つけておきたいですね。

災害時のミルクの確保が心配

災害時には、ミルクや離乳食が十分に確保できるのかという心配もあります。
母乳であれば、いつでも赤ちゃんに栄養を与えることができますが、災害の多い日本では、大きな災害が起こった時に、赤ちゃんのミルクや離乳食を確保できなければ、栄養面の心配もあります。
過度なストックはおすすめできませんが、大人の防災グッズと一緒に、赤ちゃんのミルクなども適度にストックしておきましょう。

母乳をやめる時期の目安は?

母乳をやめる時期は、赤ちゃんとママの様子を見ながら、タイミングを見つけてみましょう。
新生児の時から、月齢を重ねるごとに授乳回数が減り、離乳食も順調に進んでいれば、赤ちゃんの卒乳を待ちましょう。
1歳になる前など、思ったよりも早く赤ちゃんから卒乳してしまった場合、無理をして飲ませる必要はありません。
市販のミルクでも赤ちゃんに必要な栄養は十分に与えられます。

ママの体調不良や社会復帰のため、断乳する場合でも、パパやママ、赤ちゃんの都合も考えて、タイミングの良い時期を決めましょう。
2歳を過ぎても、赤ちゃんが母乳を飲みたがり、ママも負担に感じないのであれば、続けていても全く問題はありません。
しかし、離乳食が思うように進んでいない場合は、母乳を減らすなど対応する必要はあります。

母乳をやめる上手な方法

断乳をする場合、赤ちゃんにもママにもできるだけ負担がかからないように、やめる方法を工夫して見ましょう。
母乳をやめる上手なやり方を紹介していきます。

断乳を決めた日から、赤ちゃんがぐずっても母乳は与えません。
ママの服をめくったり、泣いてしまったり、赤ちゃんも様々なアクションを起こしますが、抱っこや遊びで赤ちゃんの気持をそらしてあげましょう。

断乳をスムーズにする方法

・ママから離れる

ママが近くにいると、おっぱいを探してしまうので、パパや家族に協力してもらい、ママが赤ちゃんから離れられるといいでしょう。

・夜中は飲み物を準備

夜間の授乳がなくなれば、喉が渇いて赤ちゃんがぐずることも考えられます。
夜中などは、事前に麦茶等の飲み物を準備して置くと安心です。

・寝かしつけの方法を考えておく

母乳をやめると、寝かしつけに時間がかかることが負担になるパパやママも多いです。
おっぱいを飲めばすぐに寝ていた赤ちゃんは、断乳すると上手く眠れないこともあります。
ドライブに連れて行く、絵本を読むなど、赤ちゃんが眠りにつけるきっかけを見つけておきましょう。

・赤ちゃんにやめる日を伝える

赤ちゃんの成長にもよりますが、何の前触れもなく、断乳すると、大好きなママのおっぱいを突然飲めなくなる赤ちゃんは「なんでダメなの!?」と泣いたり、ぐずったりしてしまいます。
赤ちゃんの心の準備ができるように、数日前から「もうすぐバイバイだよ」と言い聞かせておきましょう。

母乳をやめる時期も、やめる理由も人それぞれ違います。
断乳や卒乳は、赤ちゃんだけに影響があるのではなく、乳腺が詰まりやすく、乳腺炎の原因にもなり、ママの体にも負担がかかる恐れもあるので、家族に協力してもらいながら、乗り越えましょう。

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