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子役を目指すならこの習い事がおすすめ

子役を目指すご家庭は、習い事の選択に悩みますよね。

一般的に「習い事」といえば、そろばんや習字、スイミングなどが定番でしょう。しかし「子役としての活躍を見据えているのに、そろばんができたところで・・・」など、「子役になるために役に立つ習い事」を選ぶとなると頭を抱えてしまう方が少なくありません。

では子役として活躍するためには、どのような習い事をさせるのが最適なのでしょうか? 入会前の注意点と共に、詳しく解説いたします。

どのような「子役」を目指すのかを明確にする

まず、子役として将来どのような活躍をしたいと考えているのか、親子で方向性を明確にしておきましょう。

一口に「子役」といっても、ドラマに出演する子役もあれば子ども用雑誌のモデルまで、活動の場は幅広くあります。

将来どのように活躍したいのかによって、プライベートでの習い事も変わってくるはず。

お子さんの意見を大事にしながら、「将来こうなりたいなら、この習い事をしたほうがいいわね」のようにゴールを見据えた選択をすると良いでしょう。

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テレビ用の演技レッスンなら「子役養成所」

もし将来的にテレビドラマや映画に出演したいと考えているなら、子役養成所に入会しましょう。

そこでは、普段なかなか身につけることができない様々なスキルを学ぶことができます。例えば、役になりきるための方法、印象に残る行動、人の心に刺さる演技の技術、大勢の前でもあがらないメンタル・・・

発声方法や滑舌をよくする話し方なども学べるので、日常生活でも生かせることでしょう。

舞台用の演技レッスンなら「ミュージカル子役養成所」

演者としての需要は、画面の中だけではありません。大きな舞台でたくさんの観客を前に「生」の演技をする、舞台役者としての需要も多数あります。

マイクが音声を拾ってくれるドラマ子役とは違い、広い舞台では遠くまで響く声が必須なうえ、最後列の観客からもわかるような伸び伸びした演技が必要不可欠。

ミュージカル専門の養成所なら、舞台用の演技レッスンはもちろん、音楽やダンスなど幅広く勉強できるでしょう。

雑誌のモデルなら「モデル養成所」

おしゃれママが増えつつある一方、お子さんにもおしゃれをさせてファッションやメイクを楽しむご家庭はたくさん。子ども服のブランドも増加し、ファッションモデルを目指す親子も多くなりました。

雑誌のモデルを目指すなら、モデル養成所が一番。

雑誌はもちろん、ポスターなど紙媒体を中心に幅広く活躍できることでしょう。

自然体で映っているように見える雑誌モデルですが、実は皆「ルール」を意識した撮影をしています。モデルの仕事は「かわいく映ること」ではなく、「洋服の良さを1枚の写真だけで伝えること」。洋服の素材やデザイン、使用シーンなどを意識したうえで、その洋服が一番よく見えるように「洋服の表情」をつくりながら撮影しなければならないのです。これにはレッスンが必須なのは言うまでもありません。

普段の写真撮影はもちろん、ウォーキングの技術など日常生活に役立つスキルもたくさん身につくことでしょう。

習い事を始める前に知っておきたいこと

入会したい習い事が決まっても、「すぐ入会!」と焦るのはおすすめしません。

習い事を始める前に、いくつか親子でチェックしておきたいことがあるからです。

子役は顔立ちで決まるの?

ご家庭によっては、「子どもが子役になりたいと言っている。私たちもサポートしたいけれど、正直うちの子は美人とかイケメンとかそういう部類とは程遠い・・・」と躊躇してしまうこともあるでしょう。

確かに、子役を目指して習い事をしても、「そもそもの素材が期待できない」と最初から不採用ハンコを押されていたら意味がありません。一生懸命レッスンに励んでも、結果が伴わなければお子さんも悲しくなってしまうでしょう・・・。

実は子役デビューにおいて、顔立ちは関係ありません。かわいい子どもも、美人な子どももイケメンな子どももたくさんいるのが芸能界。たとえ端正な顔立ちをしたお子さんでも、外見自慢ばかりの子どもの中に入っては埋もれてしまうでしょう。

大事なのは、個性的なかわいさ。誰からも好かれる王道をすすまなくても、「こういう路線なのか、なるほど」と思われるような光る個性があれば十分です。その子にしかない才能を見つけ、磨き、さらに伸ばしていくのが「習い事」の役目。外見は関係ないので、安心して飛び込んでいってください。

養成所の実績を見る

習い事に入会する前に、その習い事の場所、つまり養成所の実績は確認しておきましょう。

例えば「この養成所の卒業生には〇〇がいます。〇〇は現在有名子役として活躍し、子役業はもちろん最近ではタレント業も・・・」など、習い事が仕事へとつながった先輩卒業生たち。

過去のデータがあればあるほど、その養成所は「優良」だといえます。インターネットの口コミ情報を検索するのも一つの目安になるでしょう。

親子が共に「本気でやりたい」と思っているか

子どもは好奇心が旺盛です。

例えばドラマの子役を見て「私も子役になりたい!」と心から熱望したとしても、実際に養成所に通ってみると「やっぱりやめたい。学校が休みのときは友達と遊びたい」「友達の〇〇ちゃんがピアノ教室に通っているんだって。私もピアノがやりたい」など、長続きがしないことは実はよくある話。

親子間で、熱意の天秤がどちらか一方に傾くことがないようご注意ください。お子さんが「もうやりたくない」と泣いているのに親が「やりなさい!」と押し付けるのはよくありませんし、逆に子どもが「絶対にがんばる!」と目を輝かせているのに親が「入会してもあなたに子役なんて無理よ」と頭ごなしに否定してもいけません。

習い事をさせるなら、親子共にほどほどに、ゆったりと長い目で。

また、「やるなら3年はやる」とルールを決めたうえで入会しても良いでしょう。

養成所の方針も大事な要素

もし入会前に、レッスンの様子を見学できたり、あるいは1日体験入会ができるのなら、先生の教育方針も確認しておきましょう。

「叱られて伸びる」タイプのお子さんなら、「みんなで協力してがんばりましょう」のようにほがらかな雰囲気の養成所は合わないかもしれません。また「褒められて伸びる」タイプのお子さんなら、熱意あふれるスパルタ指導ばかりだと通うのが苦痛になってしまうでしょう。

習い事は、子役という夢を目指すためだけではなく、これからのお子さんの成長の糧にもなります。習い事を通じて得た「できる!」という自信こそ、その子を将来にわたって支える力になるのです。

しかし子役の習い事は、「学習塾」「ピアノ」「スイミング」のように目標を達成する経験がなかなかできません。野球選手になるために野球教室に通う子どもでも、スムーズにプロ野球になれるわけではないのが現実です。それと同じで、子役になるための習い事をしても、実際に子役の仕事を勝ち取れるのはほんのひと握り。習い事をしたことで、お子さんが「自分はダメな人間なんだ」と才能の芽を摘むことになったら元も子もありません。習い事をしながらも、ご自宅での毎日のフォローも大切にしてあげてくださいね。

まとめ

子役の習い事にも、種類がたくさんあります。

「どのような子役になりたいのか」と具体的な活動を明確にすることで、適切な選択をしていきましょう。

習い事を始めたら、日ごろのお子さんのサポートも忘れないでくださいね。親子一丸となって、楽しみながら夢を勝ち取りましょう。

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