3_3_1_20881540

オーディションで受かるために意識すべき歌い方は?

2019.02.11 / 歌手

歌手になる方法のひとつが、歌手のオーディションを受けて合格することです。

歌手になりたい人は世の中にたくさんいますから、有名なオーディションには数多くの応募者が殺到する可能性があります。そのなかから審査員の印象に残るためには、単にうまく歌うだけではなく、歌い方を意識することが必要です。

この記事では、歌手のオーディョンを受けようと思っている人、受かるためのコツを知りたい人に向けて、合格しやすい歌い方のポイントを解説します。

オーディションでは選曲が重要

オーディションに受かるためには、選曲はとても重要です。

単に自分が好きな歌、歌いたい歌ということではなく、自分の魅力が最大限にアピールできる歌を選ぶことです。なによりもまずは、自分の声質に合った選曲にしましょう。きれいな高い声が出せる人が低い音程の歌を選んでもアピールにはなりません。

また、音域に無理がないことが前提です。オーディションでもっとも致命的なのは、音程を外すことではなく声が出ないことです。そもそも歌いきる自信がない歌は、どんなに名曲でも選ばないようにしましょう。

オーディション主催者や審査員を意識した選曲にすることも大切です。主催者がレコード会社であれば、その会社に所属しているアーティストの特色や雰囲気などをきちんと調べて、好まれやすい選曲にしましょう。

以上2つのポイントを踏まえたうえで、最後は自分が気持ちよく歌える歌を選ぶことが大切です。オーディションでは単なる歌のうまさだけではなく、歌の世界観をどれだけ表現できるかという点も審査されます。自分が歌詞の意味やメッセージをきちんと理解できている歌であれば、気持ちを込めやすくなり、結果としてより魅力的に聴こえるでしょう。

singer

素直な歌い方が求められる

歌手というと何よりも個性が大事だと思い込んで、極端にクセのある歌い方をする人がいます。

しかし、オーディションで好まれるのは素直な歌い方です。オーディションは新人を発掘する場ですので、その段階でクセの強い歌い方が求められることは少ないでしょう。新人に対して、審査員はすでに完成されたものを求めているわけではなく、これからどのくらい伸びしろがあるかという観点で審査を行います。

そのため、素直に歌ったほうが声質のよさや歌手としてのポテンシャルを感じてもらいやすいのです。

変なクセは、むしろ本来の実力や優れた部分を聴きにくくしてしまうおそれがあります。まずは、歌詞がきちんと聴きとれること、審査員に自分の歌を聴きたいと思ってもらえることのほうが大切です。オーディションを受けている段階ではまだプロとはいえませんので、個性を出すよりも先に歌い方の基本を身につけることに重きを置きましょう。

ものまねにならないように注意

オーディションでは、ものまねにならないように歌うことも大事です。

たとえば、声量を披露したいからといって、パワフルで個性的な歌い方をする歌手の真似をしても個性とは受け取ってもらえません。それは歌っている本人の個性ではなく、ものまねに見えてしまうからです。カラオケであればそれで十分かもしれませんが、オーディションはのど自慢の場ではありません。審査員は歌っている本人の魅力を知りたいのです。

むしろ、「この人が歌うと同じ曲でも違う歌のように聞こえる」と感じてもらえるほうが、審査員の印象に残りやすくなります。

ものまねを避ける方法のひとつが、自分とは反対になる性別の歌手を選ぶことです。

たとえば、男性の歌を女性が歌うとそれだけで雰囲気が違って聞こえ、自分なりの独創性や個性を表現しやすい場合があります。オーディションでは、オリジナルと異なって聞こえるくらいでちょうどよいことを覚えておきましょう。

喉だけで歌わないようにする

歌い方の基本でもありますが、喉だけで歌わないようにしましょう。

プロの歌手は喉だけでなく腹筋も使って歌っています。腹筋を使うことで声量が増し、より歌が響きます。歌手を目指すのであれば、まずは腹式呼吸をきちんと身につけておきましょう。

歌うときのテクニックとして、顎を引き気味にして歌うことも大事です。

歌を歌っているときにもっとも力が入るのが高音を出すときでしょう。頑張って高音を出そうと思うあまり、気づくと顎を上げて上を向いて歌ってしまっている場合がありますが、これは喉に負担をかけます。顎を引き気味にすることで、喉を傷めずに高音を出すことができます。声も切れにくくなり、きれいな高音を出しやすくなりますので、今後歌手としてやっていきたい人は顎を引く癖をつけておきましょう。

テレビの歌番組においても、オペラ歌手やミュージカル歌手などが高音を出すときには、基本的に顔を上げずに顎を引いています。実際にプロのやり方なども見て参考にするといいでしょう。

歌うときの表情も大事なポイント

オーディションでは一方的に自分の歌を聴かせるのではなく、審査員をいかに自分の歌の世界に引き込めるかがポイントになります。

そのためには、歌っているときの表情も意識しましょう。無表情で歌うと印象が薄くなり、暗い雰囲気に見えます。歌に込めた感情も伝わりにくくなるため、歌い手のオリジナリティにもつながりません。サビなど、もっとも聴かせたいところは特に表情豊かに歌うことが大切です。

曲の雰囲気にもよりますが、たとえば感動させたいバラード曲などの場合では、表情に加えて手ぶりなども付けるとより効果的に見えるでしょう。

サビ以上に大事な歌い出しの歌い方

曲がもっとも盛り上がるのはサビの部分です。そのため、オーディションに向けてはサビの部分を重点的に練習しなければと思っている人も多いかもしれません。

サビはたしかに重要ですが、実はサビ以上に大事なのが歌い出しです。

大規模なオーディションともなると、審査員は1日に何十人もの歌を聴くことになります。審査員も人ですから、時間が経ってくると疲れてくることもあるでしょう。しかし、歌い出しを聴かない審査員はいません。きちんと最後まで自分の歌を聴いてもらうためには、しっかりとした歌い出しをして審査員の心をつかむことです。歌い出しがよければ、歌い手に注目が集まり、もっときちんと聴きたいという集中力が高まります。

全審査員の耳が集中するような歌い出しになるように、しっかりと工夫をしましょう。

歌い出しが魅力的に聞こえる選曲も大事です。ありがちな失敗は、サビを聴かせたいあまりに歌い出しの音程に無理がある選曲にしてしまうことです。歌い出しでつまずいてしまうと、審査員が自分の歌に関心を失ってしまい、肝心のサビの部分すらきちんと聴いてもらえないおそれもあります。大事な導入部分である歌い出しは十分に注意しましょう。

聴かせる歌い方をスクールで身に付けよう

歌手のオーディションを受ける人の多くは、一定以上の歌唱力があると考えられます。そのため、単に歌がうまいというだけではなかなかオーディションには受かりません。ある程度歌が歌えるという前提のうえで、いかにほかの参加者との違いを聴かせられるかがポイントになります。

差別化を図るためには、自分の声質や雰囲気をアピールできる選曲や表現力、腹筋を使った歌い方などが必要になりますが、これらをすべて独学で身につけるのは難しいでしょう。

オーディションに受かってプロとして活動していくためには、合格できる歌い方を専門のスクールで学ぶことも必要です。

スクールでは、オーディションに受かるためのコツやノウハウを教えてもらえるほか、自分では気づかなかった自身の個性や魅力を引き出してもらえるかもしれません。スクールに通って、うまい歌い方からワンランク上の「聴かせる歌い方」を身につけましょう。

singer