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何を持っていけばいい?オーディションに向けて事前に準備しよう

オーディションは、本番さえがんばればいいというものではありません。自分の力を存分に発揮するためには、入念な事前準備が必要不可欠です。準備が万端であれば精神的な余裕も生まれ、本来の実力を発揮できる確率はかなり高くなります。しかし、どのような準備を心がければいいのかわからず、困っている人も多いのではないでしょうか。

ここでは、オーディション当日に持って行ったほうがよい物や準備しておきたいことについて解説します。

オーディションに忘れてはいけない持ち物

オーディションには、絶対に忘れてはいけない持ち物があります。

まずは受験票です。受験票は一般的に、書類審査通過後、郵送などで事前に配布されます。オーディションによっては、当日に会場で配布されることもありますが、この場合でも引換券が必要です。受験票がなければ、オーディションそのものを受けることすらできなくなる可能性もあります。

何を忘れても、受験票だけは忘れずに持参しましょう。

もし、受験票以外に持参する書類が指定されているのであれば、それらも併せて持参する必要があります。指定されている書類が複数ある場合はチェックリストを作成し、不備のないようそろえましょう。

受験票や指定書類は必ず必要なものです。なかには前日にそろえることが難しい書類もあります。最低でも2~3日前までにはまとめておき、前日は念のために確認するというスケジュールが望ましいでしょう。

携帯電話はいざというときのために持っていくのが賢明です。

オーディション会場までの道のりがわからなくなったとき、正確な時刻を確認したいときなど、非常に役に立ちます。連絡先を携帯電話の番号にしている場合は、移動中に連絡が入る可能性もあるので、忘れず携帯しましょう。

オーディションでは、ペンやノートなどの筆記具が必要になることもあります。課題の内容や留意点を書き留める、書類に不備があった際に修正するなど、必ず使うと思っていいでしょう。

オーディションには直接関係なくても、財布などはもちろん忘れずに持っていかなければなりません。移動や食事など、お金が必要になる機会は多々あります。「絶対に忘れるはずない」と思っているものでも、当日は気持ちが落ち着かず忘れてしまうことは珍しくありません。油断せずに確実に準備しておきましょう。

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持っていくと安心できるアイテムは?

オーディションでは、精神的な余裕を持つことも合格に欠かせない大切な要素になります。当日、何があっても慌てないためにも、持ち物をそろえる段階から「これを持っていけば安心できる」という物をリストアップしておくといいでしょう。

まずは上履きです。オーディション会場は土足で入れないケースもあります。その場合はスリッパなどが用意されているのが一般的ですが、万が一のことを考えて上履きを持参するといいでしょう。

のどスプレーは、予期しないのどの不調が現れたときの対処法として有効です。運悪くオーディション当日、のどの調子が優れないという場合も役に立つでしょう。

オーディション会場への移動が長時間に及ぶ、待ち時間が長いことが予想されるなどの場合は、飲み物を持参すると安心です。水分不足はのどの不調をもたらすだけでなく精神的な余裕も奪います。刺激が少ない飲み物を用意するといいでしょう。

タオルティッシュペーパーウェットティッシュハンカチなどは、さまざまなシーンで役に立ちます。発汗時や涙を流したときなどのために持参しましょう。

オーディションの内容に役作りが求められるときは、当日着用する服も持ち物として準備する必要があります。動きやすい服装で移動し、オーディション用の服には会場に到着してから着替えるといいでしょう。

台本を使用するオーディションでは、クリアファイルがあると便利です。クリアファイルに挟むことで紙面が安定し、台本が読みやすくなります。

そのほか、自分にとって必要だと思うものは一通りリストアップしておきましょう。人によって必要な持ち物は異なります。女性の場合はメイク用品、赤ちゃんの場合はオムツなどのベビー用品も必要です。

オーディションでは、時間厳守が何よりも大切になります。忘れ物をしたからといって戻っている時間はありません。念には念を、の心構えで準備しましょう。

特技で使う小物は事前に確認しておく

オーディションで特技を披露する場合は、使用する小物も持参する必要があります。

しかし、小物の持参については、すべてのオーディションで可能というわけではありません。物によっては会場側で持ち込み不可となる場合もあります。念のため、持参してよいか事前に確認しておくと安心です。

許可が下りたら、当日慌てないためにも2~3日前には用意しておきましょう。また、会場で衣装に着替える場合も、2~3日前に準備してまとめておきます。

持ち物は、使用する順番やシーンを想定してまとめましょう。小物や衣装の出番と、書類の提出は使用するシーンが異なります。他の持ち物と混同しないよう、分けておくとスムーズに出せるでしょう。

会場の確認は数日前までに!地図も持参

オーディションにおいて、会場の確認は非常に重要です。

とくに、これまで自分が行ったことがない場所の場合、当日に迷ってしまうのは何としてでも避けたいところです。そのためには、数日前までに会場の下見に行きましょう。

多くのオーディションでは、最寄駅からの所要時間が示されていますが、必ずしもその通りに行けるとは限りません。実際に行ってみると想像以上に時間がかかることもあります。

まずは、自宅から会場へ出向き、実際のルートを確認しましょう。電車など公共交通機関を使うのであれば、遅延や運行停止となった際の対応策も検討しておきます。会場到着までの所要時間を測り、予備の時間も加えて出発時刻を決めると、時間のずれが発生するのを防げるでしょう。可能であれば会場を内覧しておくと、さらに安心です。

当日は、スマホのGPS機能をオンにしてナビサービスなどを利用できるように設定しておきます。ナビ機能は想像以上にバッテリーを消耗するので、万が一のことを考えて会場の地図と住所、連絡先のメモを必ずとっておきましょう。

想定していた通りに会場へ向かえなかった場合は、人に道を聞いたりタクシーなどを利用したりすることになります。そのようなときでも、地図やメモがあれば安心です。スマホは非常に便利ですが万能ではありません。

「これがダメならこれ」という備えをしておけば、いざというときも安心して会場へ向かえるでしょう。

持ち物については経験者など周囲にも相談してみよう

「段取り8分」ということばがありますが、オーディションでも同じことがいえます。どれだけ実力があっても、持ち物の準備が不十分だと当日パニックに陥る可能性も否めません。

一方で、初めてオーディションを受けるときから万全な準備をするのは難しいことも事実です。

必需品はどのオーディションにおいても共通ですが、あったほうがよい持ち物はオーディションや会場によっても異なります。準備は万全に、といっても不必要に持ち物を増やすこともいいとはいえません。

そんなときに役立つのは、周囲のオーディション経験者の助言です。

スクールなどに通っている場合は、先輩に相談してみるのもいいでしょう。ここで挙げた以外にも経験者だからこそ知っているあったほうがいい持ち物もあるかもしれません。生きたアドバイスを聞くのは何よりも大きな安心材料になります。自分と目的が同じオーディションを受けた人とコミュニケーションを取ることも大切です。余裕を持って準備を行い、オーディション当日は存分に実力を発揮しましょう。

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