案内する女性

芸能事務所のオーディションを徹底分析!事務所の選び方や合格のコツも解説

芸能事務所のオーディション内容とは?

芸能人になりたい人は、より良い芸能活動をするために、所属する芸能事務所選びはとても重要になってきますよね。
芸能事務所には所属せずに、フリーランスで活躍する人や、個人事務所を設立して活動している芸能人もいますが、ほとんどの芸能人は芸能事務所に所属して、芸能活動を行っています。

芸能事務所に所属する時には、オーディションを受ける必要があります。
では、芸能事務所のオーディションとはどのような内容で行われているのでしょうか。
CMのイメージガールや、ドラマに出演するためのオーディションであれば、それぞれの仕事のイメージに合う人を選ぶ目的のオーディションになります。
しかし、芸能事務所に所属するためのオーディションは、今後様々な場面で活躍できることを想定して、その人自身の素質を審査されるオーディションであると考えておきましょう。

芸能事務所のオーディションでは、写真とプロフィールによる書類選考に通過後、二次審査のオーディション審査に進むパターンがほとんどでしょう。
大手の芸能事務所では、三次審査として最終面接が行われる場合もあります。
オーディションでは、自己紹介、特技披露、カメラテスト、質疑応答などが行われます。
モデルの審査ならウォーキングやポージングの審査、俳優や女優の審査なら演技審査が行われるパターンもあるでしょう。
オーディションは、審査員数名に対して、参加者が1人ずつ審査される場合と、数名単位で審査が進められる場合があります。
事務所によっては、社長が1人で、全ての参加者の審査を行うこともあるようです。

20160416_CTA_2

自分に合う芸能事務所の見つけ方

多くの芸能人を抱える大手の芸能事務所から、アットホームな雰囲気を大切にする少人数の芸能事務所まで、その数はかなり多いですよね。
その中から、自分に合う芸能事務所を見つけることは、簡単なことではありません。
芸能事務所を選ぶ時の理由について見てみましょう。

芸能人を目指す人が事務所を選ぶ時の選び方

・好きなタレントが所属している
・自分のやりたい分野の仕事ができそう
・有名な芸能人が多い
・ライバルが少ない
・ネットでの評判が良い

芸能事務所を探す時にはこのような理由で選ぶ人が多いでしょう。
好きな芸能人が所属していたり、有名な人が多い芸能事務所であれば、信頼してマネジメントを任せられる安心感がありますよね。
しかし、そのような事務所は人気も高く、オーディションの倍率もかなり高くなってしまいます。
また、所属後も、人気のあるたくさんの芸能人の中で、ライバルたちと競争しながら仕事を得ていく厳しさはあります。
反対に、まだ新しい芸能事務所など、有名な芸能人が少ない場合は、事務所内でのライバルが少ないということが、メリットとなるかもしれません。
しかし、ライバルが少なくても、自分の方向性に合わない仕事ばかり回って来る事務所では、充実した芸能活動は出来ませんよね。
芸能事務所を選ぶ時には、探し方にも注意が必要です。

芸能事務所オーディションの探し方

それぞれの事務所にメリット、デメリットはあるので、芸能事務所の選び方のポイントを押さえておきましょう。

芸能事務所にはそれぞれ、得意分野があります。
大手であれば、俳優、モデル、タレントなど、どの分野でも仕事が充実している事務所もありますが、事務所を選ぶ時には、所属している芸能人や、芸能人の経歴を見て、自分がやりたい仕事が充実している事務所かどうかは、確認しておきたいポイントです。

もう一つは、事務所の雰囲気をリサーチしておくことです。
ネットで得られる情報はありますが、噂レベルの書き込みではなく、実際に所属している芸能人のインタビューや信用できるサイトの情報で確認してみましょう。
ギャラやレッスン費用などお金に関する情報や、事務所の雰囲気など所属の条件として、重要となる内容は調べておくと安心です。
マネージャーやスタッフの人数を含めたサポート体制が充実しているのかも、芸能活動をしていくためには知っておくべきですね。

芸能事務所をリサーチして、興味を持った事務所があれば、新人タレントを募集しているかを確認しましょう。
芸能事務所のホームページには、必ずと言っていいほど「新人タレント募集」の情報が掲載されています。
随時募集をかけている場合と、期間限定で募集している場合があるので、事務所選びにはタイミングも関係してくるでしょう。

オーディションの書類選考について

芸能人になるためには、オーディション対策がとても重要ですが、その前に書類選考を通過することに苦戦する人も少なくありません。
実際に、1000人が応募した場合、二次審査のオーディションに進めるのが100名だったとしても、合格率は10%なので90%の応募者が、オーディションを受けることができません。

書類選考になかなか合格できなければ、芸能人の素質がないと落ち込んでしまう人も多いかもしれませんが、どんなに素質がある人でも、書類だけで自分を十分にアピールできる人は少なく、書類選考を通過することは当たり前ではありません。
書類選考で気をつけなければいけないことは、写真と書類だけで「会ってみたい」と思ってもらうことです。
そのためには、ありきたりで模範的な書類ではなく、個性や魅力を重視した内容が必要です。

写真は、自分が気に入っているものではなく、家族や信頼できる人の意見も聞いてみましょう。
写りの良さというよりも、自分らしい魅力が伝わる写真を選びます。

自己PRや応募の動機も「女優になりたい気持ちは誰にも負けません」「芸能人になる夢を叶えたい」などでは、熱意は伝わりますが、ありきたりで印象に残ることはないでしょう。
さらに具体的に「どんな女優になりたいか」「自分にはどのような魅力があるのか」など審査員の印象に残るようなアピールが必要です。

芸能事務所のオーディションはかけ持ちOK?

芸能事務所のオーディションを探していると、いくつか気になる事務所が見つかることが多いのではないでしょうか。
また、ライバルの多さを考えると、いくつかの芸能事務所のオーディションを受けておいた方が、合格する確率も上がります。
しかし、同時期にオーディションを受けてしまうと、複数のオーディションに合格してしまった場合はどうすれば良いのか、オーディションでかけ持ちをしているか聞かれた時には、どのように答えればればいいかなど心配なこともありますよね。
複数の芸能事務所にかけ持ちで所属することはタブーですが、オーディションをかけ持ちして受けることに関しては問題ありません。

複数のオーディションに合格した場合は、オーディションで見た事務所やスタッフの雰囲気などを参考に、自分に合う事務所を選び、他の事務所を辞退することは可能です。
もし、オーディションで「他のオーディションを受けていますか?」と聞かれた時には「受けていません」と言った方が有利だと言う意見もありますが、事務所としては、本人が魅力的であれば、所属して欲しいという気持ちは変わらないので、かけ持ちが合否に影響することは少ないと考えられます。
ただし、芸能事務所が大々的に行う公開オーディションや、映画、CM出演などのタイアップがあるようなオーディションの場合は、グランプリなどを受賞後に辞退すると、多くの関係者に迷惑をかけることになるので、気をつけましょう。
基本的には、合格して契約をしてからは、他の事務所に合格したからといって、契約を取り消すのはNGです。
複数のオーディションに合格した場合には、辞退する芸能事務所には、契約をする前にその意思を伝えるというルールは守りましょう。

20160416_CTA_2