スポットライト

芸能界で活躍するにはやっぱり目立ちたがり屋じゃないとダメ?

2021.11.15 / 芸能人

目立ちたがり屋な人の特徴

あなたのまわりにも「目立ちたがり屋」と言われる人はいませんか?
人前に出るのが好き!注目されるのが好き!という人の性格には、どんな特徴・心理が隠されているのでしょうか。

目立ちたがり屋な人の特徴

・会話で自分の話が多い
・自慢話が好き
・人と違うことを好む
・かまってもらいたい
・派手なものを好む
・人前に立ちたがる
・褒められるのが好き

とにかく人々の視線を集めたい、興味を持ってもらいたいというのが、目立ちたがり屋な人の特徴です。
では次に、これらの特徴には、どのような心理が隠れているのかを見ていきましょう。

多くの人に認められたい

・目立ちたくて積極的に人前に出たり、自分の話をするのは、みんなに自分の魅力や才能を認めて欲しいという「承認欲求」の強さが影響しています。
「自分の価値を認めて欲しい」という強い願望があるため、目立つことで周囲の反応を見ようとします。

注目されたい

・目立ちたい心理は「自分を見て欲しい」「存在をアピールしたい」など、注目を自分の方に向けたい、いわゆる「寂しがり屋」の心理です。
小さな子供の場合、寂しい時にかまって欲しくて、わざと困らせることをすることがあります。
これは、どんなに怒られても、放っておかれるより、かまってもらいたい心理が強いからです。

自信がない

・目立ちたがり屋な人は「自信満々」という印象が強いかもしれませんが、深層心理はそうとは限りません。
「自己肯定感」が低く、自信がないからこそ、目立つことで周りから認めてもらいたいという心理が働いています。

では、「目立ちたがり屋」な人は、芸能人のような目立つ職業に就くのが向いているのでしょうか。


芸能人に向いている人の特徴

目立つのは苦手だけど、演技や歌が好きな人、芸能界での仕事に興味がある人もいますよね。
そこで、芸能人に向いている人の特徴を知って、芸能界で活躍するために「目立ちたがり屋」であることは、必要なのかを考えてみましょう。

芸能人に向いている人の特徴

向上心が高い

・芸能人は、常に自分を高める志が必要な職業です。
活躍している人は、演技でも歌でも、すでにトップに立っていても、さらにレベルアップをして、見てくれる人を感動させたいというモチベーションを保っています。

目立ちたがり屋

・芸能人は、一緒に働くスタッフや、活躍を見てくれている人など、たくさんの人から評価される仕事です。
「高く評価されたい」という願望が強い、目立ちたがり屋な性格の人は、周りの人から評価される芸能界での仕事で、力を発揮しやすいです。

セルフプロデュース力がある

・自分自身の魅力をよく分かっていて、それをアピールできる能力以外に、自分のコンプレックスや自信がない部分も武器にして、セルフプロデュースできる力がある人も、芸能人に向いています。
周りから自分に求められていることを察知するのが上手く、場の空気を読むのが得意な人も向いています。

コミュニケーション能力が高い

・芸能人の仕事は、1人で頑張って成功できる業界ではありません。
たくさんの人と力を合わせて、支えられて成り立つ仕事です。
コミュニケーション能力が高く、周囲の人に感謝して、大切にしなければいけません。
一般常識や挨拶など基本的なことや、社会的モラルも芸能活動をするためには、持っておくべき能力です。

目立ちたがり屋な人は、芸能人に向いている特徴の1つではありますが、全ての芸能人が当てはまるとは限りません。
目立ちたがり屋な芸能人、そうでない芸能人を比較してみましょう。

芸能人は目立ちたがり屋?

人前に出るのが好きで、人からの評価を求める「目立ちたがり屋な人」が、芸能人を目指すことは自然なことなのかもしれませんね。
つまり、目立ちたがり屋な人ほど、自ら望んで芸能界を目指す傾向にあるので、芸能人には目立ちたがり屋な人が多いことにも納得です。

しかし、芸能人の中には、スカウトをされて芸能界に入ってきた人もたくさんいます。
人前に出るのが苦手だから、何度もスカウトを断っていたけれど、事務所の熱意に負けて芸能界入りした人など、元々は目立ちたがり屋ではなかった人もいるでしょう。

また「引っ込み思案な性格を変えたい」という理由で、芸能界を目指すなど、人前に出るのが苦手な自分を変えたいと考えて芸能界入りした人もいます。
また、子役から活躍する人の中には「引っ込み思案な性格を心配した親が、劇団に通わせた」というエピソードも多いです。

目立ちたがり屋な性格は、持って生まれたものだけではありません。
周りの環境や、何らかのきっかけがあって、目立ちたい願望が芽生えることもあります。
そのため、芸能人は必ず目立ちたがり屋というわけではなく、芸能界に入ってから「目立ちたい」と思うようになる人もいるということです。

目立ちたがり屋のメリット・デメリット

「目立ちたがり屋」であることは、芸能界で活躍するのに、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

目立ちたがり屋のメリット

・覚えてもらいやすい
・チャンスが増える
・存在感が出せる
・頑張っていると評価やすい
・現場を明るくできる

目立ちたがり屋な人は、積極的に前に出るので、芸能関係者にも、テレビで見ているファンにも覚えてもらえいやすいので、その分次の仕事につながるチャンスも多くなります。
また、芸能界では、前に出ようとする姿勢が、盛り上げるために頑張っていると評価され、信頼につながるというメリットもあります。

目立ちたがり屋のデメリット

・批判されやすい
・自己中心的に見える
・空気が読めないと評価されることも
・メンタル面への影響も

目立てば目立つほど、批判される機会は増えるので「自分ばかり目立とうとしている」など、悪い印象が定着してしまう恐れもあります。
また「目立とう」「盛り上げよう」とする気持ちが空回りして、場の空気を壊してしまうこともあります。
批判される場面も多くなれば、メンタル面で辛くなる人もいるので注意が必要です。

芸能人の目立ちたがり屋エピソード

最後に、目立ちたがり屋だったエピソードがある芸能人を紹介します。

横浜流星


イケメンで、運動神経も抜群の横浜流星さんは、学生時代に注目されるのが好きで、ちょっとしたいたずらをして、校内放送で呼び出されることが好きだったそうです。

吉田羊


「小さい頃から自信のない目立ちたがり屋だった」と自己分析している吉田羊さんは、女優になってからも、自分に自信がないけれど、役というフィルターがかかることで自信を持てるそうです。

磯村勇人


小学生の頃から人を笑わせて、喜んでもらうのが好きだった磯村勇人さんは、中学生の時には自分たちで作った映画を全校生徒の前で発表した経験も。

小さなころから目立ちたがり屋だったという芸能人は少なくありませんが、成功している人に共通するのは、目立つ立場に見合う自分になるように、努力をしていることです。
「目立ちたがり屋」は人前に立つきっかけにはなるかもしれませんが、芸能人になるために必ず必要だとは考えなくてもいいでしょう。
目立つことは苦手でも、人を喜ばせたい気持ちや、演技や歌などへの熱い情熱があれば、芸能界で成功している人もたくさんいます。

芸能人になるのに年齢は関係ない 遅すぎるなんてことはない