「あの舞台に、私も立ちたい」
そう思ってスポットライトに照らされる女優を夢見たことはありませんか。
「でも、どうやったら女優になれるんだろう?」
「女優になるには何が必要なの?」
…こんな悩みを抱えている人は多いですよね?
ここでは、
・女優になる方法
・女優に必要なスキル
・おすすめの芸能事務所
このようなことを、女優を目指しているあなたのために詳しくご紹介します。
Outline
1.女優とは
女優とは俳優の中でも女性を指すときに使われている言葉です。
ここでは男性を「俳優」、女性を「女優」を女優としてお話ししていきます。
「女優」は人前に立って演技をする人というのはお分かりかと思います。
その演技の中でも女優の仕事には大きく分けて「舞台」と「映像」の二種類があります。
ここでは二つの違いについてご紹介していきます。
1-1.女優の舞台での仕事
「舞台」は主に劇場で行い、観客が実際に演技しているその場にいます。
基本的に本番に臨む前は、何か月も稽古をすることになります。
リアルタイムで観客が見ているので台詞を間違えることは許されませんし、基本的に同じ演技をしなくてはいけません。
そのため、「実力をつけるならまずは舞台」と言われるほど、基礎的な演技力が問われることになります。
1-2.女優の映像でのお仕事
「映像」は先ほどの「舞台」とは違い、シーンごとカットごとに撮影したものをつなぎ合わせることで作品になります。
そのため撮り直しが可能であるので、間違えてももう一回撮るということが可能になってきます。
「映像」の現場では場所や時間の関係で最後のシーンから撮り始めることもあるので、登場人物の作品の流れがぶつ切りになることがあり、そこで女優に求められるのが瞬発的な演技力です。
「映像」は監督に言われたときに瞬時に演じれる演技が求められることになります。
POINT
「舞台」は長時間かけて一つの役を作っていく。
「映像」は瞬時に最高の演技を出していく。
同じ「女優」ですが、役に対するアプローチが変わってくることになります。
2.女優になるには
女優の仕事には大きく分けて「舞台」と「映像」があるのはわかりました。
ここでは、女優になる方法を3つご紹介します。
女優になる方法
①芸能事務所に入る
②劇団に入る
③養成所に入る
2-1.芸能事務所に入る
まずは、芸能事務所に所属することです。
芸能事務所に所属することで女優としてマネジメントしてもらえることになります。
今、映画やドラマの現場で活躍している女優の方々の多くは事務所に所属しています。
もし映画やドラマに出たいというのであれば事務所に所属することをオススメします。
女優のオーディションに関しては、
「女優オーディションを勝ち抜く人が日頃からしている3つのこと」
でご紹介していますので参考にしてみてください。
ここでは、女優のオーディションを開催しているおすすめの事務所を、ランキング形式ご紹介します。
1位 テアトルアカデミー

テアトルアカデミー
数多くの人気女優や俳優が所属する、言わずと知れた大手芸能事務所。
テレビや映画、WEB などの業界と強力なパイプがあるため、最短3ヶ月で女優デビューも可能。
即戦力の女優を育てるための充実したレッスンなど伝統と実績のある事務所なので、ぜひオススメしたい事務所です。
気づいたら台本に自分の名前が!
他の人と違うことがやりたくて、テアトルアカデミーのオーディションを受けたんです。
そしたら合格してしまって、気づいたら事務所に入って3ヶ月でドラマに出演することに。
台本に自分の名前が載っていて、「あの日、オーディションを受けてよかった」と思いました。
脇知弘(ごくせん、必殺仕事人、真田丸など多数出演)
・演技や発声など実践的なレッスン
・業界との強力なつながり
…といった強みで、全面的にバックアップしてくれる事務所です。
テアトルアカデミー
所属タレント
鈴木福、小林星蘭、谷花音、横山歩 脇知弘 他多数
出演実績
「真田丸」「相棒」「下町ロケット」
「ちはやふる」「信長協奏曲」「僕だけがいない街」他多数
オーディション情報
・随時無料オーディション実施中
・最短3ヶ月でデビュー可能
・何度でも受験可能
・強力なバックアップ
2位 アトランティス

アトランティス
大東駿介を中心に、テレビや映画で活躍する実力派の俳優や女優が多く所属している事務所です。
モデルや歌手ではなく、俳優や女優といして芸能活動をしていきたいと思っている方にオススメです。
・所属タレント:大東駿介、生越千晴、伊藤麻実子
・オーディション料:無料
・応募資格:10歳〜20歳の女性、15歳〜25歳の男性
・事務所:東京都港区
3位 ワタナべエンターテイメント
マネジメントからコンテンツ作成、タレント養成スクールまで総合エンターテインメント業界の大手芸能プロダクションです。
フジテレビに太いパイプを持つことで有名。
プロダクション直営のスクールでは、タレントやモデル、お笑い芸人を目指すコースなど様々あります。
テレビ番組やバラエティで活躍したいと思っている人にオススメです。
・所属タレント:石塚英彦、原田泰造、イモトアヤコ、草刈民代、柏木由紀
・オーディション料:無料
・応募資格:5歳〜20代前半の男女
・事務所:東京都渋谷区
2-2.劇団に入る
次に、劇団に入ることです。
劇団に入るということは主に舞台の活動をしていくことになります。
まずは舞台を観劇してみることから初めて、自分が面白いと思う舞台を探してみてください。
自分が楽しいと思う作品を作っている劇団に入ることが女優として成長する近道にもなります。
舞台のオーディションに関しては、
「舞台オーディション情報|演技で審査員を虜にするたった1つの方法」
を参考にして下さい。
2-3.養成所に入る
最後は、養成所に入ること。
養成所とは演技をするための学校のようなもので、女優の卵としてみっちりと演技から体の使い方まで教わることになります。
そして有名な俳優・女優が講師をしている養成所もありますので、いきなり女優の現場に飛び込むのは怖いという方は養成所をオススメします。
同じ養成所に通う人たちは将来活躍してやろうと女優を目指している人たちなので、ライバルがどんな人たちなのかを見て切磋琢磨して演技を伸ばしていくことが出来ます。
俳優の養成所に関しては、
「信頼できる俳優養成所3選|養成所に行くメリットとデメリット」
を参考にして下さい。
ここで紹介してきたことは女優になるための第一歩に過ぎません。
どの道を選んだとしてもあなたの情熱が大きければ大きいほど女優として活躍できる道を歩んでいくことになります。
日本各地に何万人というライバルがいるなかで抜きんでた存在になっていくには、技術も大事ですが気持ちが負けていては何も始まりません。
3.女優に必要な能力
あなたが女優として活躍するために必要になってくる能力をここでは紹介していきます。
女優に必要な能力
①魅力的であるか
②想像力
③表現力
①魅力的であるか
人として、そして女性として魅力的であるかどうかです。
街中を歩いていて素敵だなと思わず振り返ってしまう女性は魅力的であるといえるでしょう。
しかし、女優を目指すならばその魅力に負けてはいけません。
自分も魅力的でないと観てくださる観客の心を引き付けることはできないからです。
外見は内面から作られます。
その人を見ていて見ている側まで幸せな気持ちになるというのは女優の魅力としては最高なのかもしれないですね。
②想像力
演技はその人が何を考えているかというのがストレートに反映されます。
喜怒哀楽や感情を自分が実際に経験しているわけでない演技上で表現していかなければならないからです。
どれだけその状況について考えているかで女優の演技が決まるといっても過言でないほど想像力というのは演技に立ち現れてきます。
死ぬ寸前で何を思うのか。
そんなものは自分が死ぬ寸前にならないとわからないことですが、
大げさに言えば自分ならどう思うだろうと日常生活から考えているほど演技に深みが出てくるのです。
女優の大竹しのぶさんはオーディションで火事という設定が与えられたとき、他の参加者が「火事だ!」と逃げ惑う中、火事のことを考えると怖くなってその場から動けなくなったといいます。
想像するとは表面的に発信することだけではなく、自分の心がなにを考えているのかを感じ取ってあげることなのかもしれません。
③表現力
どれだけ魅力的であっても想像力が豊かでもそれを外に発信できなければ良い演技とは言えません。
声であったり体の動きであったり自分が思っていることを表に出すことが出来るだけの自身の身体のコントロールが必要になってきます。
まずは今日から鏡の前で喜怒哀楽の表情をしてみてください。
その顔が他人から見た時に自分が思っている顔に見えるか。
少しずつ試しながらいろいろな表情に挑戦してきましょう。
この小さな努力があなたの表現力をあげていく基盤になってきます。
4.女優に向いている人とは
女優のなるために必要な3つの能力は…
・魅力的
・想像力
・表現力
ですが、この3つに合わせて、どのような要素があれば、女優に適しているのか、向いている人の特徴も知っておきましょう。
人前に出ることが好き
女優になれば、舞台でもテレビでもたくさんの人に見てもらうことになります。
注目されることが好きな人は、カメラの前や舞台に立った時に、やりがいを感じる事が出来るので、性格的にも女優に向いています。
さらに、良い評価を得たいという向上心も伴っているといいでしょう。
コミュニケーション能力が高い
映像でも舞台でも、演技の仕事をする場合、他の役者と一緒に作品を作っていくことになります。
台本通りではなく、アドリブを入れる人も多いので、そういった場面で対応するには、コミュニケーション能力が高い人が向いているでしょう。
また、監督などスタッフからの要望にも臨機応変に対応できる人は、一緒に仕事がしやすい女優として評価されます。
負けず嫌い
女優を続けていく中で、ずっと良い評価だけを受けて生き残れる人はほとんどいません。
「演技派女優」「実力派女優」と言われている人でも、その評価を受けるまでに、たくさんの挫折を味わっています。
しかし、挫折した時に「絶対に見返してやる」という気持ちで努力できなければ、長くは続けられません。
逆境にくじけず、レベルアップを目指し続けられる人は、女優の仕事位適しています。
5.まとめ
女優という職業は役になって人の人生を生きるわけですから簡単にできるものではありません。
仕事がこないこともありますし、演技が下手だと怒鳴られることもあります。
そんな中でも女優として伝えていきたい。
その情熱があなたを導いてくれることかと思います。
諦めず、へこたれず、感謝を忘れず人として、そして女性として美しくなることを願っています。