グランプリ

M-1グランプリ歴代チャンピオン!みんなその後どうなった?

2021.03.01 / エンタメ, 芸能人

M-1グランプリとは?

毎年12月に開催される、漫才日本一を決める大会「M-1グランプリ」は、吉本興業が主催する年末の一大イベントです。
毎年テレビ朝日系のゴールデンタイムに放送されているので、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

M-1グランプリは、2001年に始まり、2010年で一旦終了し、2015年に復活してから2020年には16回目を迎え、これまでに16組のチャンピオンが誕生しています。
優勝賞金は1,000万円、注目度の高い大会なので、M-1グランプリをきっかけに大ブレイクする可能性もあるなど、漫才師にとっては大きなチャンスとなる大会です。

プロでもアマチュアでも参加することができますが、コンビ結成15年以内(2010年までは結成10年以内)であることが条件となっています。
毎回高視聴率を記録していますが、第8回大会では最高となる、関東で23.7%、関西で35.0%を記録しました。

M-1グランプリのチャンピオンだけでなく、惜しくも優勝を逃した人にとってもブレイクするきっかけとなっていますよね。
これまでの歴代のM-1グランプリチャンピオンの、その後について紹介していきます。

20160416_CTA_2

M-1グランプリ歴代チャンピオン【2001年~2004年】

M-1グランプリ2001【優勝:中川家】※参加組数 1,603組

M-1グランプリの第一回目となった2001年は、一般審査員の審査も勝敗を左右する、審査方法でした。
優勝したのは、当時から安定した漫才に定評のあった中川家です。
現在も舞台やテレビ番組で活躍している中川家ですが、弟の礼二さんは2015年から6年連続でM-1グランプリの審査員を務めています。
また、公式YouTubeチャンネル「中川家チャンネル」はチャンネル登録者数60万人以上の人気チャンネルとなっています。

M-1グランプリ2002【優勝:ますだおかだ】※参加組数 1,756組

2002年からは審査員のみが採点するシステムに変わり、この年から「敗者復活枠」もできました。
優勝したのは、結成10年目を迎えた「ますだおかだ」でした。
最近は、情報番組やバラエティ番組など、個々でのテレビ出演が多い「ますだおかだ」ですが、現在もコンビとしてお笑いの舞台に立って新ネタを披露しています。

M-1グランプリ2003【優勝:フットボールアワー】※参加組数 1,906組

M-1グランプリのMCでおなじみの今田耕司さんが、この年はじめてMCとして起用されました。
優勝したのはフットボールアワーでしたが、決勝戦はアンタッチャブルと笑い飯の3組でレベルの高い戦いが繰り広げられました。
ツッコミの後藤輝基さんは、番組MCとしても人気で、日本テレビ系の「今夜くらべてみました」「ウチのガヤがすみません!」など多数のレギュラー番組に出演しています。
ボケ担当の岩尾望さんも、フジテレビ系の「バイキングMORE]などに出演しており、個人でもコンビでも活躍しています。

M-1グランプリ2004【優勝:アンタッチャブル】※参加組数 2,617組

M-1グランプリを企画した島田紳助さんと、審査員の顔ともいえる松本人志さんが不在となった大会でした。
最終決戦に進出したのは、南海キャンディーズ、麒麟、アンタッチャブルの3組で、優勝はアンタッチャブルでした。
M-1グランプリをきっかけにテレビ出演が急増したアンタッチャブルでしたが、2010年にツッコミ担当の柴田英嗣さんが、体調不良と女性関係のトラブルで活動を休止。
長らくツッコミ担当の山崎弘也さんが1人で活動していましたが、2019年に放送されたフジテレビ系「全力!脱力タイムズ」で10年ぶりに漫才を披露したのをきっかけに、コンビでの活動も再開しています。

M-1グランプリ歴代チャンピオン【2005年~2008年】

M-1グランプリ2005【優勝:ブラックマヨネーズ】※参加組数 3,378組

2005年の優勝は関西ではすでに知名度が高かった「ブラックマヨネーズ」が優勝しています。
最終決戦は麒麟と笑い飯の3組での対戦となり、この年初めて決勝に進出したブラックマヨネーズが優勝したことが話題になりました。
今ではテレビに欠かせない存在となった「ブラマヨ」ですが、フジテレビ系の「ホンマでっか!?TV」「バイキングMORE」など、コンビ揃ったレギュラー番組を多数抱えるコンビです。

M-1グランプリ2006【優勝:チュートリアル】※参加組数 3,922組

2006年の最終決戦3組には、2003年に優勝したフットボールアワー、麒麟、チュートリアルの3組が勝ち残り、優勝したのはチュートリアルでした。
日本テレビ系の「人生が変わる1分間の深イイ話」「しゃべくり007」など、コンビで多数のレギュラー番組に出演していましたが、2019年に徳井義実さんが不祥事による活動休止となり、その間は福田充徳さんのみが活動を行っていました。
現在は、少しずつコンビでの活動も再開しています。

M-1グランプリ2007【優勝:サンドウィッチマン】※参加組数 4,239組

この年から上沼恵美子さんが、女性初の審査員として出演しています。
最終決戦は、キングコング、トータルテンボス、サンドウィッチマンの3組が残り、優勝はM-1グランプリ史上初となる「敗者復活枠」からの優勝者としてサンドウィッチマンが選ばれました。
まさに、M-1グランプリをきっかけに一気に知名度が上がったサンドウィッチマンは、人柄の良さと面白さで「好感度ランキング」では常に上位をキープする人気者ですよね。
2020年時点で、テレビ番組のレギュラーは、なんと15本とバラエティ番組に欠かせないコンビとして大活躍です。

M-1グランプリ2008【優勝:NON STYLE】※参加組数 4,489組

M-1グランプリの女性MCとして定着している上戸彩さんは、この年が初めての出演となりました。
最終決戦に残ったのは、ナイツ、NON STYLE、敗者復活枠のオードリーでした。
優勝したのはNON STYLEですが、準優勝となったオードリーもこの大会をきっかけに大ブレイクしています。
読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」TBS系「アッコにおまかせ!」などテレビ出演はもちろん、YouTubeチャンネル「NON STYLEチャンネル」はチャンネル登録者数34万人の人気チャンネルとなっています。

M-1グランプリ歴代チャンピオン【2009年~2016年】

M-1グランプリ2009【優勝:パンクブーブー】※参加組数 4,629組

2009年の最終決戦では、笑い飯、パンクブーブーに加え、前年度チャンピオンで敗者復活枠から勝ち上がってきたNON STYLEの3組の戦いとなり、優勝はパンクブーブーの手に。
勢いのある漫才で、この大会をきっかけに知名度を上げたパンクブーブーですが、現在は地元である九州地方のテレビ番組やイベントでの仕事をメインに活躍しています。

M-1グランプリ2010【優勝:笑い飯】※参加組数 4,835組

この年は、前年度チャンピオンのパンクブーブー、スリムクラブ、ここまで9年連続決勝進出している笑い飯の3組が、最終決戦に選ばれました。
長年M-1グランプリに挑戦し続けた笑い飯が、出場できるラストイヤーで優勝という感動的な結果となりました。
また、準優勝となったスリムクラブも、この大会をきっかけに一気にブレイクします。
笑い飯の現在は、関西テレビの「ウラマヨ!」などに出演していますが、吉本興業が主催するお笑いライブ等にも積極的に出演しています。

M-1グランプリ2015【優勝:トレンディエンジェル】※参加組数 3,472組

M-1グランプリ復活の第一弾となった2015年には、歴代王者が審査員を務めたり、ルールも改正されて新しい空気の中、開催されました。
最終決戦に残ったのは、ジャルジャル、銀シャリ、トレンディエンジェルの3組で、敗者復活枠から勝ち上がったトレンディエンジェルが優勝しました。
他にも、メイプル超合金が、この大会をきっかけにメディア露出が一気に増えた印象です。
優勝したトレンディエンジェルも、M-1グランプリ優勝で知名度が上がり、現在は情報番組やアニメ系の番組などにも出演。
2020年には、YouTubeチャンネル「トレンディエンジェルのようつべ」でYouTuberデビューも果たしています。

M-1グランプリ2016【優勝:銀シャリ】※参加組数 3,503組

2016年の最終決戦に残ったのは、スーパーマラドーナ、和牛、銀シャリの3組で、優勝は銀シャリでした。
さらに、決勝に出場していたカミナリにとっても、知名度が上がるきっかけとなりました。
現在の銀シャリは、関西テレビ「ごきげんライフスタイル よ~いドン!」など、関西を中心とした地方のテレビ番組にレギュラー出演しており、2019年からはYouTubeチャンネル「銀シャリチャンネル」でも動画配信を行っています。

M-1グランプリ歴代チャンピオン【2017年~2020年】

M-1グランプリ2017【優勝:とろサーモン】※参加組数 4,094組

最終決戦では、ミキ、和牛、とろサーモンの3組の戦いとなり、とろサーモンがM-1グランプリに挑戦できるラストイヤーで、見事優勝を果たしました。
ツッコミの村田秀亮さんは、俳優としてのドラマ出演も増えていますが、コンビとしては、出身地である宮崎県のテレビ番組への出演や、YouTubeチャンネル「とろサーモン公式チャンネル」で動画配信も行っています。

M-1グランプリ2018【優勝:霜降り明星】※参加組数 4,640組

2018年は最終決戦にジャルジャル、和牛、霜降り明星の3組が勝ち残り、霜降り明星がM-1グランプリ史上最年少コンビでの優勝となりました。
ちなみに、和牛はこの大会で3回連続準優勝を果たしています。
この大会をきっかけに、一気にメディアの引っ張りだことなった霜降り明星ですが、現在でもテレビ朝日系「霜降りバラエティ」TBS系「クイズ!THE違和感」など多数のレギュラー番組を抱えています。
公式YouTubeチャンネル「しもふりチューブ」はチャンネル登録者数123万人という人気ぶりです。

M-1グランプリ2019【優勝:ミルクボーイ】※参加組数 5,040組

2019年は、最終決戦にかまいたち、ぺこぱ、ミルクボーイが勝ち残り、ミルクボーイが優勝しています。
また、準優勝のかまいたち、3位のぺこぱも、この大会をきっかけにテレビ番組への出演が一気に増えました。
「レベルの高い戦い」と評価された2019年のM-1グランプリで優勝したミルクボーイは、ABCテレビ「今ちゃんの実は…」などレギュラー番組をはじめ、安定したメディア出演で、お茶の間の人気者に。
YouTubeチャンネル「ミルクボーイ公式チャンネル」も好調です。

M-1グランプリ2020【優勝:マヂカルラブリー】※参加組数 5,081組

これまでで最多の参加組数となった2020年M-1グランプリでは、最終決戦に見取り図、おいでやすこが、マヂカルラブリーの3組が残り、マヂカルラブリーが優勝しました。
M-1グランプリで優勝後、新チャンピオンとしてメディア出演が一気に増えましたが今後さらなるブレイクが期待されています。

改めて見ると、M-1グランプリで優勝した人たちは、その後のあらゆるジャンルで大活躍ですよね。
今後もM-1グランプリの熱い戦いに注目していきたいですね。

ブレイク間違いなし!2021年に活躍しそうなお笑いタレントといえば?

20160416_CTA_2