音楽の機材

音楽クリエイターとは? 仕事の内容やなる方法 著名な人と言えば⁉︎

2022.02.02 / 未分類

音楽クリエイターとは?

「音楽クリエイター」とは、その名の通り、音楽を作る仕事をする人のことを言います。

音楽を作ると言っても、作曲や編曲をしたり、プロデュースをするなどの仕事がありますが、どこまでを「音楽クリエイター」と呼ぶのか、はっきりとは決まってはいません。
また、呼び方に関しても「サウンドクリエイター」と呼ぶこともあります。

音楽を作る方法も、ピアノやギターなど楽器を使う方法や、コンピューターを使って作る方法がありますが「音楽クリエイター」の定義がはっきりしていないので、どんな方法であれ、音楽を作る仕事であれば「音楽クリエイター」と呼んでも間違いではありません。

しかし「クリエイター」という表現から、コンピューターを使った音楽制作者を、音楽クリエイターと呼ぶ方が、しっくりくるかもしれませんね。
楽器を使った楽曲制作をする人は「作曲者」と呼ぶことが多いです。
今回は「音楽クリエイター」について、詳しく紹介していきます。

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音楽クリエイターの仕事内容

音楽クリエイターの働き方には、大きく分けて2つあります。
それぞれの方法を詳しく解説していきましょう。

企業で働く

音楽クリエイターの多くは、音楽制作会社やゲーム制作会社、アニメ制作会社などの企業に就職して働いています。
企業に所属すれば、自分の作りたい音楽を制作するというよりは、求められるコンセプトに沿って楽曲の制作をすることになります。
音楽制作会社であれば、クライアントからのオファーに合わせた楽曲を作り、ゲーム、アニメの制作会社であれば、企業で作っている作品に合わせた楽曲を作ります。
会社員なので、楽曲制作以外にも会議や打ち合わせなどの業務も多いでしょう。

フリーランスで働く

音楽クリエイターとして働く人には、フリーランスとして活動している人もたくさんいます。
しかし、フリーランスの場合は、自分の力でオファーをもらえなければ仕事ができないため、人脈や実績がなければ難しいでしょう。
フリーランスの場合は、オファーをもらったクライアントと、業務委託契約を結んで働きます。
仕事のオファーを受けるタイミングなど、全て自分で決めることが出来るので、融通が利きますが、スケジュール管理などの負担はあります。

音楽クリエイターの収入

音楽クリエイターとは、音楽的な才能が必要な仕事なので、収入面も気になりますよね。
音楽クリエイターの収入について見てみましょう。

音楽クリエイターの収入

【企業で働く音楽クリエイターの収入】
・平均年収  400万円~500万円
【フリーランスで働く音楽クリエイター】
・平均年収  350万円~1,000万円

企業に所属して働くと、収入も一般企業の平均的な金額と同じくらいです。
もちろん音楽クリエイターとしてのスキルが高い人や、実績がある人は企業に所属していても、収入が上がることはあります。

フリーランスの場合は、個人のスキルや実績だけでなく営業力や人脈によっても、仕事の内容やオファー数も変わってくるので、収入の差も大きくなります。
実力が認められて、人気音楽クリエイターになれば、フリーランスとして働いた方が収入は上がるでしょう。

音楽クリエイターになる方法

音楽クリエイターになるために、必要な学歴や資格は特にありません。
しかし、音楽を作る仕事なので、作曲や編曲が出来る能力と、音楽制作に必要となるDTM(DAW)ソフトを使えるスキルも必要になります。

音楽クリエイターとして働くためには、企業に就職することになりますが、採用試験では、自身が制作した楽曲のデモテープ審査や、実技の試験が行われる企業もあります。
そのため、音楽クリエイターになるためには、専門的な知識を学んでおく方が良いでしょう。

音楽クリエイターに必要なスキル「DTM」とは、「Desk Top Music(デスクトップミュージック)」のことで、机の上で楽曲を制作することを言います。
パソコンなどのコンピューターを使って、作曲、演奏、録音、編曲作業をすることです。
独学で学ぶ人もいますが、専門的な知識が必要なので、専門学校や音楽学校で学ぶ人が多いです。

音楽クリエイターの専門学校

音楽クリエイターに必要な知識や技術を学ぶために、おすすめの専門学校を紹介します。

日本工学院

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サウンドクリエイターコースでは、あらゆる音楽を創造する、メロディーメーカーを養成しています。
DTMによる作曲や編曲のテクニックなど授業内容も豊富で、就職へのサポート体制も整っています。

日本工学院

【場所】
・東京都
【学費】
・卒業までの納入金額/2,675,690円

日本工学院

MI TOKYO

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サウンドクリエイターコースは、作詞・作曲の他、レコーディングエンジニア、シンガーソングライターを目指す人も通う専門学校です。
サウンドクリエイターとして必要な知識や技術はもちろん、経験豊富な講師が夢を叶えるサポートを行っているので、安心して学ぶことができます。

MI TOKYO

【場所】
・東京都
【学費】
・学費年額合計/1,500,000

MI TOKYO

音楽クリエイターに向いている人

音楽クリエイターに向いている人は、どのような人なのか、その特徴を見てみましょう。

音楽クリエイターに向いている人の特徴

・音楽が好きな人
・音楽的なセンスがある人
・音楽に関する勘がさえている人
・コミュニケーション能力が高い人
・表現力の高い人
・コツコツと作業ができる人
・柔軟な対応ができる人

最も大切なのは、音楽を作る能力と、センス、そして音楽を好きな気持ちです。
また、音楽クリエイターは、印象的で耳に残るような音楽を作ることが求められるので、流行や時代背景から「ヒットする曲」を予想する「勘」の鋭さも必要でしょう。

また、曲を作るにはコツコツと集中して作業を進めたり、クライアントからの要望に柔軟に対応することも求められます。
クライアントのイメージを聞き出すためには、コミュニケーション能力も必要になってきますね。

有名な音楽クリエイター

最後に、日本で活躍する有名な音楽クリエイターを紹介します。

前山田健一(ヒャダイン)

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アンジュルムやももいろクローバーZ、関ジャニ∞などアイドルへの楽曲提供や、郷ひろみさん、山崎育三郎さんなどにも楽曲提供をしている、ヒャダインこと前山田健一さん。
3歳からピアノを習っており、中学時代からシンセサイザーに打ち込みをするようになったそうです。
J-POP以外にもアイドルソングやアニメソングなど、幅広いジャンルの楽曲を手掛ける音楽クリエイターです。

中田ヤスタカ

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Perfumeや、きゃりーぱみゅぱみゅさんに楽曲を提供している、中田ヤスタカさん。
YMOや渋谷系の影響を受けた音楽が特徴で、作詞・作曲・編曲の他、DJや音楽プロデューサーとしても活躍しています。
幼少期はピアノを習っており、10歳から作曲を始めたそうです。
国内外のアーティストへの楽曲提供を行っており、テレビ番組のテーマ曲や映画のサウンドトラックも手掛けています。

Ayase(YOASOBI)

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YOASOBIの楽曲を手掛けるAyaseさんも、幼少期からピアノを習っており、中学生からはギターも弾くようになったそうです。
高校時代はバンド活動も行っていましたが、体調不良により活動を休止していた時にボーカロイド曲を作り始めました。
作詞・作曲・編曲の能力が高く評価されており、今後の活躍が期待される音楽クリエイターの1人として注目されています。

SNSや動画配信からヒットする楽曲が多い近年は、自分の作った楽曲が、たくさんの人に聞いてもらえるチャンスがたくさんあります。
音楽クリエイターとしての活躍して、たくさんの人に音楽を届けてみませんか?

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