収録現場

マルチタレントとして活躍する方法

2020.06.12 / エンタメ, 芸能人

マルチタレントとは?

マルチタレントとは多様な分野で活躍する芸能人のことです。
1つのジャンルだけでなく、俳優、司会者、コメメンテーター、声優、モデル、歌手など、様々な分野で活躍できる芸能人をマルチタレントと呼びます。
最近は、本業は俳優だけれど、CDデビューをして歌手活動もしている人や、本業はアイドルでもドラマに出演するなど多方面で活躍する芸能人はたくさんいますよね。
その中でも、本業は何かが分からないほど、多方面で活躍している人を主にマルチタレントと呼びます。
元々は決まった分野で活躍していて、違う仕事もしていくうちに多方面で活躍するマルチタレントになったという芸能人も多いでしょう。
しかし、手広く活躍の場を広げたからと言って、マルチタレントは一つ一つの仕事に手を抜くわけにはいきません。
一緒に仕事をしている人やテレビを見ている人に「何でもできてすごい」「器用だなぁ」と思ってもらう実力が無ければマルチタレントとして生き残ることは難しいでしょう。

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マルチタレントになる方法

マルチタレントになるには、最初からマルチタレントを目指す方法と、何か1つの分野に絞ってスタートする方法があります。
最初からマルチタレントにになる場合「マルチタレントを発掘するオーディションを受ける」「芸能プロダクションのオーディションを受けてマルチタレントを志望する」ことから始めます。

芸能界に入って特定の分野で活動しながら、マルチタレントに移行していきたい場合は、最初にどの分野でスタートするか慎重に考えましょう。
例えば、アイドルグループに所属する人は、最初は歌とダンスで歌手活動をしながら、俳優、司会業など活躍の場を広げていくパターンがとても多いです。
他にも、お笑い芸人から、司会業をするようになり、コメンテーターやラジオパーソナリティのように話術で活躍の場をどんどん広げていく人もいます。

最初からマルチタレントを目指しているなら、所属するプロダクションも決めやすく、早い段階で様々な分野で活躍することができます。
多様な分野の芸能人が所属している、大手のプロダクションであれば、マルチタレントとしての仕事も豊富です。
マルチタレントになるためには、自分に合う芸能プロダクションを探して、オーディションを受けることから始めましょう。

マルチタレントに向いている人

マルチタレントになるためには、多彩な才能を持っている必要があります。
現在活躍している芸能人には、俳優の仕事をしながら、歌手活動やテレビ番組の出演まで多くの分野の仕事をこなすマルチタレントはたくさんいます。
しかし、これは、決して簡単なことではなく、全てが中途半端にならないように自分の中で整理して仕事をしなければなりません。
俳優の仕事なら、ドラマの撮影だけでなく、セリフを覚えたり役作りをする時間も必要であり、歌手の仕事であれば、レコーディングやコンサートのリハーサル、曲作りもする時間が必要です。
これらの仕事を同時進行するとなれば、器用で時間の使い方が上手い人でなければ難しいでしょう。

また、多彩であっても、1つのことを突き詰めたいこだわりがある人は、マルチタレントには適していません。
何でも器用にこなせるけれど、自分のやりたいことに集中したい人は、マルチタレントではなく、1つの分野に集中した方が実力が発揮できるでしょう。

芸能プロダクションに所属すれば、プロダクション側からすると、多彩な才能があるのであればタレントを売り込むために、様々な仕事を入れる傾向にあります。
本人は俳優志望でプロダクションに所属したとしても、歌が上手ければCDデビュー、トークが面白ければバラエティ番組など活躍の場を広げていく場合が多く、本人と事務所の考えに相違が生まれることも珍しくありません。

マルチタレントの場合は、多方面で仕事をすることが好きで、どの分野に対しても真剣に取り組むことができる人が適しています。

また、マルチタレントは、それぞれの分野で活躍する人たちの中で仕事をします。
そのため、周りの空気を読む力がある人、気配りができる人が適しています。

マルチタレントのオーディション

マルチタレントのマネジメントを得意とする芸能プロダクションでは、定期的に新人タレントの募集をしている会社がたくさんあります。
プロダクションによって応募資格は様々ですが、基本的には10代~20代前半の募集が多いでしょう。
マルチタレントの場合、性別は不問で男性で女性でも受けられるオーディションが多いのが特徴です。

一次審査は書類選考、二次審査はオーディション、その後最終面接で合否が決まるパターンがマルチタレントのオーディションに多い流れです。
オーディションでは、マルチな才能をアピールできるように準備しておきましょう。
志望動機も「色々なことに挑戦したいから、マルチタレントになりたい」だけでは、意欲も伝わりにくく、明確なビジョンが思い描けていない印象を与えてしまいます。
どのような分野の仕事がしたい、そのためにどのような努力をしているのかなど、本当にマルチタレントとして活躍したいという思いが強いことを伝えた方が、審査員の心にも響きます。

オーディションの特技披露では歌唱力やダンス、モノマネなど、マルチタレントになるためのアピールができるような特技を考えておきましょう。

マルチタレントに求められること

マルチタレントには、手広く何でも挑戦することが求められるわけではありません。
明るいキャラクターや、個性的な見た目などで一時的にマルチタレントとして活躍できることは芸能界ではよくあることです。
一時的に人気が爆発すれば、歌が苦手でも歌手デビューできたり、演技の経験が無くてもドラマに出演することもできます。
しかし、実力が伴っていない人気は、長くは続きません。

マルチタレントは、多方面で活躍しなければならない分、努力して学ぶべきこともたくさんあります。
例えば、俳優がニュースのコメンテーターの仕事をすれば、的確なコメントができない時に「俳優だから仕方ない」では済まされませんよね。
コメンテーターとして仕事を受けるのであれば、必要な勉強をして求められている役割を果たさなければ、継続して仕事をすることはできないでしょう。

マルチタレントに求められていることは「広く浅く」でも「狭く深く」でもありません。
どの分野でも、向上心を持ち仕事に向き合う姿勢を持った人が求められています。

日本で活躍しているマルチタレント

日本でもマルチタレントとして活躍している人はたくさんいます。
例えば山寺宏一さんは、本業の声優でも多くの有名キャラクターの声を担当するなど、その実力は言わずと知れたものです。
しかし、山寺宏一さんは声優以外にも歌手、モノマネ、俳優、MCなど各分野でマルチな才能を発揮していますが、どの分野でも本業の人に負けない実力を発揮しています。

他にも、俳優の坂上忍さんは元々俳優業に加えて歌手としても活躍していましたが、最近では司会者、テレビ番組のMCなどのイメージが強いですよね。
本業は俳優ですが、常に発言に注目が集まるなどテレビ番組などのMCの仕事でも活躍していることが分かります。
マルチタレントの中には、メディアに出る側の仕事以外に、裏方の仕事にもマルチな才能を開花させている人も多いです。
例えば、星野源さんはシンガーソングライターであり俳優でもありますが、文筆家としても活躍しています。
リリー・フランキーさんは、俳優とミュージシャン以外にも、イラストレーターや作家としても有名です。
マルチタレントとして大人気の中川翔子さんも、メディアでの仕事以外に漫画家やイラストレーターとして活躍しています。

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