ミルクを飲む赤ちゃん

断乳のやり方・母子ともにストレスの少ないスムーズな断乳

2021.02.08 / 赤ちゃんモデル

断乳と卒乳の違いとは?

赤ちゃんの授乳をやめる時期については、赤ちゃんやママの事情によっても様々です。
授乳をやめるのは、断乳よりも卒乳の方がスムーズに進むイメージが強いですよね。
改めて、断乳と卒乳の違いについて見ていきましょう。

卒乳とは、赤ちゃんが母乳やミルクを欲しがらなくなり、授乳をやめることを言います。
最近は昔に比べて、無理をして授乳をやめる必要はないという考え方が一般的になり、赤ちゃんが卒乳するタイミングを待つ人が増えています。

断乳は、親の意思で授乳をやめることを言います。
まだ赤ちゃんが必要としているのに、やめてしまってはかわいそうだと思うかもしれませんが、授乳を続けたくても続けられない事情があるのは、珍しいことではありません。
例えば、ママの乳腺トラブルや、体調不良が原因で授乳を断念するなど、やむ終えない事情もあるので、断乳を悪いことだと考えすぎる必要はありません。

母子ともにストレスが少ないスムーズな断乳方法について、紹介していきます。

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断乳をするのに適した時期

「卒乳・断乳をするならこの時期」という決まりはありません。
そこで、赤ちゃんの卒乳と断乳をしても問題ない、目安の時期を知っておきましょう。

授乳以外の方法で水分が取れる

母乳やミルクは、栄養を摂るだけでなく、水分を取ることも目的としています。
赤ちゃんが麦茶などで水分を取ることができていれば、断乳をしても良い目安となります。

3回食の離乳食をしっかり食べられる

赤ちゃんの離乳食が1日3回食になり、与えた量をしっかり食べていれば、赤ちゃんに必要な栄養の大半が離乳食から摂れていると考えられます。
ミルクや母乳からの栄養がサポート的な役割になった時期が、断乳に適した時期の目安です。

言葉や表情でのコミュニケーションが取れる

赤ちゃんが大人の言葉を少し理解できていると、断乳がスムーズに進むので、やりやすくなります。
赤ちゃんがミルク・母乳を欲しがった時に「今はダメだよ」という、言葉や表情を理解できる時期であれば、赤ちゃんとのコミュニケーションを取りながら断乳を進めることができます。

断乳の目安となる条件を、全てクリアしているからと言って、断乳をするべきだということではありません。
授乳は、赤ちゃんにとって栄養や水分を摂るだけのものではなく、ママとのコミュニケーションや安心感を求めています。
ママも授乳を続けることができて、赤ちゃんも欲しがるようであれば続けていても問題ありません。

計画的な断乳のやり方

赤ちゃんにとってもママにとっても負担が少なく、ストレスを感じない断乳ができればいいですよね。
授乳はママと赤ちゃんにとって、大切なコミュニケーションの時間なので、赤ちゃんがぐずってしまい、断乳を途中で諦める人も少なくありません。
そこで、ママにも赤ちゃんにも負担が少なくできる、断乳のコツを紹介していきます。
はじめに、計画的な断乳の場合から見ていきましょう。

急に断乳をしなければいけない状況でなければ、早めから断乳計画を立てて、少しずつ進めていきます。
はじめに、断乳をする1ヶ月前頃から、1日あたりの授乳回数と量を少しずつ減らしていきましょう。
赤ちゃんによっては、喉が渇いた時、お腹が空いた時、甘えたい時など頻回にミルク・母乳を求めます。
この状態から、突然授乳回数を0回にしてしまうと、赤ちゃんもストレスを感じてしまいますが、ママにとっても、頻回授乳からの突然の断乳は、乳腺炎などの症状を引き起こす原因となります。

また、赤ちゃんの月齢にもよりますが、ある程度ママの言葉が理解できているのであれば、前もって赤ちゃんに断乳のタイミングを知らせておくといいでしょう。
断乳は赤ちゃんにとって、大切な時間を突然奪われることになります。
「〇日でバイバイするよ」と伝え、授乳ができなくなることに対しての不安を取り除けるように、優しい言葉をかけてあげましょう。
ママが不安な顔をしていると、赤ちゃんにも伝わります。
いつも通りの態度や、赤ちゃんが安心できるような笑顔で断乳のタイミングに備えましょう。

断乳する日を事前に決めることができる場合は、パパやおじいちゃん、おばあちゃんに協力してもらえる日を選びましょう。
特に母乳の場合は、ママつずっと一緒にいると、赤ちゃんはママのおっぱいを思い出してぐずってしまいます。
家族に協力してもらい、赤ちゃんが授乳のことを忘れられるように、外に連れ出してもらうと気分を紛らわせることができます。

夜中の授乳が頻回な赤ちゃんであれば、断乳中はママ以外の家族と一緒に寝るようにするといいでしょう。
また、家族の協力が難しい場合は、ママの負担が大きいかもしれませんが、日中は外に連れ出すなど、できるだけ赤ちゃんが授乳のことを忘れられる環境作りをしておくといいですね。

急な断乳のやり方

断乳をする時には、だいたい1ヶ月前から赤ちゃんもパパやママも、準備を進めておきたいですよね。
しかし、ママの体調不良や、入院など思いがけないタイミングで急きょ断乳をしなければいけなくなることもあります。
突然断乳することになれば、赤ちゃんの心は不安な気持ちになってしまいます。
これまでは、当然のように出来ていたことを、突然「ダメ」と拒否される赤ちゃんの気持ちを汲み取って、いつも以上に優しい気持ちと笑顔で接してあげて下さい。

また、赤ちゃんだけでなくママも、泣いている赤ちゃんの姿を見ると、自分が原因で赤ちゃんを悲しませているような気持ちになり、自己嫌悪に陥ることも。
しかし、赤ちゃんは、最初は嫌がっていても、家族が愛情いっぱいで接していれば、すぐに授乳以外のコミュニケーションで喜んでくれるようになります。
ママは「断乳しなければよかった」と考えず、赤ちゃんの気持ちが落ち着くのを、優しく見守りましょう。

突然の断乳ほど、ママの乳腺トラブルも起こりやすくなるので、ケアも忘れてはいけません。

断乳で起こるトラブルの対処法

断乳中は、赤ちゃんの気分を紛らわせることに必死で、ママのケアを後回しにしてしまう人も多いです。
しかし、母乳の場合、これまで赤ちゃんが飲んでいた母乳が飲まれなくなるので、乳腺が詰まりやすくなります。
そのため、胸にしこりができたり、乳腺炎の症状が現れる人も少なくありません。
ママ自身のケアも忘れないようにしましょう。

断乳中は、おっぱいが張って痛みや熱を伴う場合もあるので、すぐに搾乳をして絞りたくなりますが、何度も絞ってしまうと体の中で母乳が作り続けられるので、いつまでたっても張りが治まりません。
痛みが強い時は絞ってもかまいませんが、1日に2回程度にしておきましょう。
断乳3日目を過ぎれば、痛みや張りが強い時だけ絞り出し、断乳開始1週間後を目安に搾乳をしなくても張りや痛み、しこりがない状態になれば問題ありません。
中には、痛みや張りはなくても断乳開始から1ヶ月以上経っても、まだ母乳が出る人もいます。
母乳は、だいたい3日間授乳をしなければ、乳腺の活動が止まると言われているので、最初の3日間は特に注意が必要です。

頻回授乳だった人の方が、断乳中に痛みや張りが強くなる可能性が高いです。
ママのおっぱいのケアのためにも、断乳を始める1ヶ月ほど前から徐々に授乳回数を減らしていくと、断乳の負担も軽減されます。

油っこい物やチョコレートなどの糖分が多い食べ物を避け、バランスの取れた食事を心がけたり、乳腺のマッサージをするのもトラブル防止に効果的です。
断乳中のおっぱいの張りと痛みを抑えるには、濡れタオルなどで冷やしてみましょう。
反対に、お風呂などで温めてしまうと、より母乳が出てしまって、張り・痛みが強くなる恐れがあるので注意が必要です。
ママの体質によっては、母乳の分泌がなかなか止まらない人や、冷やしても痛みが引かない人もいます。
乳腺トラブルを起こしやすい場合は、母乳外来などで医師や専門家に相談しましょう。

赤ちゃんの睡眠時間に関する悩みを解決!

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