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歌いやすい曲ってどんな曲⁉ 曲名や歌いやすい理由を解説

2021.09.07 / エンタメ

歌いやすい曲の特徴とは?

歌が苦手な人も、友達や同僚とカラオケなど、人前で歌わなければいけないことってありますよね。
「流行りの歌や、好きなアーティストの歌を歌いたいけど、難しくて音を外してしまいそう…」という悩みを抱えていませんか?
そんな時は「この曲だったら上手く歌える」という、歌いやすい曲を知っておくと役に立ちそうですよね。
歌いやすい曲の特徴は…

・音域が狭い
・単調なリズム
・音程に波がない
・よく聴いている曲

つまり、曲全体で大きな変化が少ない曲の方が、歌いやすいということになります。
音域が狭くても、急激な音程の上げ下げがあると、難易度は上がりますし、リズムに関しても、早い部分と、ゆっくりの部分が入り混じった曲は、難しく感じるでしょう。

バラードとアップテンポどちらが歌いやすい?

アップテンポでノリのいい曲と、しっとりと切ないバラード曲では、どちらの方が歌いやすいのでしょうか。

アップテンポの曲の場合は、早口が苦手な人や、息が長く続かない人には、難しく感じるかもしれません。
また、アップテンポな曲は、元気で力強いイメージで歌いたいので、声量がない人は、声の強弱がつけにくいので、歌いづらいでしょう。
しかし、アップテンポな曲は、ノリがよく気持ち的にも楽しく歌えるので、歌いやすく感じると言う人もいます。

バラード曲の場合、気持ちを込めて表現力豊かに歌い上げるイメージが強いので、ハードルが高く感じるかもしれませんね。
実際に、アップテンポの曲に比べて、音程をごまかせないので、音を外すとすぐに分かってしまいます。
また、音の動きが少ない分、声量で抑揚をつけなければ、メリハリのない歌になります。

それぞれに特徴があるので、どちらの方が歌いやすいかは、個人差があるでしょう。

難しい曲とは?

では、反対に「難しい曲」にはどのような特徴があるのでしょうか?
歌いやすい曲を見つけるために、参考に知っておきましょう。

難しいテクニックが必要

ファルセット(裏声)や、地声と裏声をミックスしたミックスボイスを使う歌は、難易度が高くなります。
最近は、ミックスボイスを使って歌う歌手も多く、実際にマネをしようとしても音程が外れやすくなります。
難しいテクニックが必要な、複雑な構成の曲は、歌うのも難しいです。

複数人で歌っている曲

ボーカルグループやデュオなど、数人で歌っている楽曲は、息継ぎや声が重なる部分を、1人で歌うには難しい曲が多いです。
また、複数人で歌っている楽曲では、ハモリを使っている曲も多いので、1人で歌う時にイメージが掴みにくいと感じることもあります。

自分の特徴にあっていない

「歌いやすい曲」や「難しく感じる曲」には、個人差があります。
例えば、自分の出せる音域より、高いキーや低いキーがある曲を歌うのは難しく感じますよね。
音域だけでなく、息が長く続かない人や、早口が苦手な人には、ラップや早口の歌は難しく感じます。
つまり、自分の特徴に合っていない曲を歌うのは、難しいと感じますし、実際に上手く歌えないことがほとんどです。

歌いやすい曲5選【男性編】

歌いやすい曲は「自分の特徴にあった歌」ですが、一般的にカラオケでも歌いやすいと言われている曲を5曲紹介します。
はじめに、男性編から紹介するので、歌いやすい曲の参考にしてみて下さい。

世界に一つだけの花(SMAP)

2002年に発売されたSMAPの14枚目のシングル曲「世界に一つだけの花」は、槇原敬之さんが作詞作曲を手掛けた曲です。
歌いやすいミドルテンポの曲で、全体の音域も狭く、高音・低音が苦手な人にも歌いやすいキー設定になっています。
合唱曲に使われたり、教科書にも載るほどよく知られた楽曲なので、カラオケでも歌いやすいですね。

リンダリンダ(THE BLUE HEARTS)

カリスマロックバンド「THE BLUE HEARTS」の「リンダリンダ」は、1987年に発売されて以降、長く愛され続けている曲です。
音程の変化が少ないので、音程を取るのが苦手な人にもおすすめです。
アップテンポではあるものの、サビの歌詞は「リンダリンダ」のみなので、歌詞を考えながら歌うことなく、ノリノリで歌うことができます。

ひまわりの約束(秦基博)

映画「ドラえもん」の主題歌として、2014年に秦基博さんがリリースした「ひまわりの約束」も大ヒットした楽曲です。
誰もが知っているバラード曲を歌うのは、ハードルが高く感じるかもしれませんが、ひまわりの約束は「意外と歌いやすい曲」と言われています。
サビではファルセット(裏声)を使う部分もありますが、ゆっくりとした曲調なので、地声と裏声の切り替えもしやすい曲です。

ずっと好きだった(斉藤和義)

2010年に発売された、斉藤和義さんの38枚目シングル曲「ずっと好きだった」は、ノリの良い曲調で、音域も広くないので、歌が苦手な人にも歌いやすい楽曲です。
歌詞は「同窓会で再開した初恋の人に告白する」がテーマになっており、キャッチ―で覚えやすいメロディーですよね。
歌が苦手な人にもリズムを取りやすいテンポなので、自信を持って歌うのがコツです。

女々しくて(ゴールデンボンバー)

2009年に発売された、ゴールデンボンバーの7枚目のシングル「女々しくて」は、カラオケで盛り上がる曲として、ロングヒットした楽曲です。
また、ノリノリでみんなが一緒に歌ってしまう楽曲なので、1人で歌うのが苦手な人にもおすすめです。
アップテンポなので、流れるように歌うより、言葉の間に「ッ」を入れるようなイメージで歌うと、より上手く聞こえます。

歌いやすい曲5選【女性編】

次に、歌いやすい曲の女性編も5曲紹介していきます。

ありがとう(いきものがかり)

2010年に発売された「いきものがかり」の18枚目のシングル曲「ありがとう」は、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主題歌として大ヒットしました。
「いきものがかり」の楽曲の中でも、覚えやすいメロディーで、音程を取りやすいので、歌に自信がない人にもおすすめです。
また、初心者でも歌いやすいミディアムテンポの曲で、高音が少ない所もポイントです。

マリーゴールド(あいみょん)

あいみょんさんが2018年に発売した5枚目のシングル「マリーゴールド」は、若い世代を中心に大人気の楽曲ですよね。
この曲は、極端な高音や低音がなく、歌いやすい音域の楽曲です。
音域が広くない分、歌いだしなど、部分的にアクセントをつけて歌うと、より魅力的にメリハリをつけて歌うことができます。

Story(AI)

2005年に発売されたAIさんの12枚目のシングル曲「Story」は、他のアーティストがカバーすることも多い名曲ですよね。
比較的単純なキーで構成されているので、音程を合わせやすい楽曲です。
しかし、AIさんの歌を聴いて分かるように、感情を込めて歌うことで、良さが伝わる歌なので、気持ちを込めて歌うと、より上手く聞こえますよ。

ハナミズキ(一青窈)

2004年に発売された一青窈さんの5枚目のシングル曲「ハナミズキ」は、大ヒット曲なので、カラオケの定番曲としても知られています。
曲全体の音域は平均的ですが、サビの部分の音域が狭いので、一番盛り上がる部分で、音程を合わせやすい曲になっています。
ゆっくりとしたテンポなので、リズムや音程を意識しながら丁寧に歌うことができます。

糸(中島みゆき)

多くのアーティストにカバーされる名曲「糸」は、難しそうに感じますが、実はとても歌いやすい楽曲です。
中島みゆきさんの歌唱力が素晴らしいので、難しく感じるのかもしれませんね。
この曲の音域は、声が出しやすい部分で構成されているので、単調にならないように抑揚をつけて歌うことを意識すれば、かなりいい感じに歌えますよ。

一見難しそうなイメージの曲でも、意外と歌いやすい曲があります。
カラオケで選曲に困らないように、チェックしてみましょう!

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