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芸能界でメイクの仕事をする方法とは?

2019.10.14 / 未分類

芸能界でのメイクアップアーティストの仕事とは?

テレビ番組やCM、雑誌、舞台、イベントなど芸能界での仕事には、メイクアップアーティストによるメイクが必ずと言っていいほど必要です。それだけ、メイクの仕事は芸能界に置いて重要なものです。

コスメ売り場やブライダル業界で活躍するメイクアップアーティストとの違いは、求められるイメージの幅が広く、仕事やタレントに合わせたメイクに対応する技術が必要になることです。一般的にメイクアップアーティストと言えば、顔を美しく華やかに仕上げる仕事が多いのですが、芸能界でメイクを担当する場合、同じ人にするメイクでもテレビに出演する時と雑誌の撮影では全く違うイメージが求められます。

さらにドラマや映画では「少し疲れてやつれた表情」「意地悪に見えるメイク」など美しく見せるテクニックだけでは対応できない仕事もたくさんあります。CMの場合でも、タレントを魅力的に見せながらも、メインである商品のイメージにも合わせてメイクをすることになります。

このように様々な要望にも対応できる実力が必要となる業界です。
さらに、芸能界で仕事をするメイクアップアーティストの特徴としては、業務の時間や日程は不規則になります。雑誌の撮影でも、人通りの少ない早朝や深夜に屋外で撮影をしたり、国内外のロケ地に出向く機会も多く体力的にも精神的にもハードワークになります。

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芸能界でメイクアップアーティストになる方法

メイクアップアーティストになるためにほとんどの人は専門学校に通う、通信教育で学ぶという方法で技術を勉強しているでしょう。専門学校などでは、卒業する時に就職先をサポートしてくれる場合が多いですよね。最近では、メイクアップアーティストの専門学校に通いながら、ブライダル業界やコスメ売り場などでアシスタントとして技術を磨く人が増えています。

芸能界でメイクアップアーティストになることを目標としている場合、プロのメイクアップアーティストのアシスタントについて間近で先輩の仕事を見るのが、近道となります。しかし、芸能人のメイクを担当したいと考えるメイクアップアーティストの数は多く、業界の中でもトップの人気だと言えます。
芸能人を担当するメイクアップアーティストのアシスタントに運よくなれれば問題ありませんが、競争率が高いので根気よく求人や紹介してもらえる人脈を見つけましょう。ごく稀ではありますが、有名なメイクアップアーティストが自らのホームページなどでアシスタントを募集していることもありますので、常に情報収集には気を付けておきたいですね。

アシスタントの時には、メイク道具の準備や後片付け、スケジュール管理などの業務が主な仕事でメイクを担当することはありません。しかし、技術や人間性などの信頼を得られるようになってくれば比較的簡単なメイクを担当させてもらえるようになります。メイク専門のプロダクションなどに所属した場合も、初めはアシスタントからのスタートになることが多いでしょう。

芸能人のメイクアップアーティストの求人は?

芸能人のメイクを担当するメイクアップアーティストに仕事を依頼するテレビ局や編集者などは、信頼できるメイク専門のプロダクションや名の知れたフリーのメイクアップアーティストに直接依頼するパターンが多くなります。そのため、一般に求人情報として出ている情報では美容室やブライダル業界でのメイクアップアーティストの募集がほとんどです。美容室でも芸能人が多く通うサロンに勤務したり、プロフィール写真の撮影をするスタジオでメイクアップアーティストと働いていたことがきっかけで芸能人のメイクを担当することになることもあるようです。

美容室などで募集しているメイクアップアーティストの正社員の求人では月給20~25万円程が一般的です。メイク専門のプロダクションで正社員として所属しても初任給は20万円前後が多いでしょう。芸能関係に強いプロダクションなどにメイクアップアーティストとして所属するのが近道となるかもしれませんが、一般的な求人も時々チェックしておけば思わぬチャンスと巡り合えるかもしれません。

芸能人の専属メイクアップアーティスト

芸能人のメイクを担当する時には、特に担当する芸能人が決まっている訳ではなくテレビ局から依頼されて番組の出演者のメイクを担当するという仕事もあります。しかし、特定の芸能人の専属メイクアップアーティストとして依頼を受けることもあり、有名な女優やアーティストなどはトップメイクアップアーティストを専属のメイク担当で指名することも多いです。

メイクアップアーティストとして、人気の高い芸能人の専属でメイクをすることはステータスでもあり、さらなる大きな仕事に繋がるポイントとなります。芸能人の専属メイクアップアーティストになるには、テレビ局や出版社などではなく芸能人本人または所属事務所からの指名をもらう必要があります。芸能人のメイクを担当する時は常に、そのセンスや技術を認めてもらえるチャンスと言えるでしょう。

特定の芸能人の専属メイクアップアーティストになれば、その芸能人が出演するテレビ、イベント、雑誌などの撮影に常に同行することになるので、メイクの技術だけでなく人柄や性格の相性も重視される場合が多いです。そのため、コミュニケーション能力の高さや気配りなどができることも専属のメイクアップアーティストとして欠かせない条件となります。

人気のある芸能人の専属メイクアップアーティストになれば、芸能人の中でも口コミで評判が広まり依頼も増えていきます。スケジュールが可能な限り、複数の芸能人のメイクを担当をすることも可能です。メイク専門のプロダクションに所属していても、フリーランスで仕事をしていても芸能人の専属メイクアップアーティストになることができます。

芸能界でのメイクアップアーティストの働き方とは?

メイクアップアーティストとしての働き方は、正社員、フリーランス、アルバイト、派遣など様々な雇用形態から選ぶことができます。時間も休日も不定期である仕事も多いので、自分の生活スタイルに合った仕事を見つけることもできるので、結婚、出産を経てパートとしてメイクアップアーティストの仕事を再び始める人もいます。

メイク専門のプロダクションで正社員として雇用された場合、芸能界に強くないプロダクションであればブライダル業界や化粧品会社などの仕事の依頼が多い場合がほとんどです。最初から芸能界でメイクアップアーティストの仕事がしたいのであれば、芸能界のメイクの仕事に強いプロダクションを選ぶようにしましょう。

他にもメイク専門の派遣会社に登録して、派遣社員として雇用される方法もあります。メイクアップアーティストは、派遣やアルバイトでも、時給が1500円~2000円と高く働く日数が多ければ収入も安定します。派遣社員やアルバイトとして下積み経験をしながら技術を磨き、その後フリーランスで活躍するメイクアップアーティストもたくさんいます。

しかし、フリーランスで働くにはかなりの経験と人脈が無ければ成り立ちません。それに、フリーランスの場合スケジュール管理やロケ地などへの移動手段、宿泊の手配も自らやらなければいけません。苦労もありますが、フリーランスとしての活動が安定すれば個人事務所を設立してスタッフを雇ったり、自分のサロンを持つなどメイクアップアーティストとして活躍の幅を広げることができます。

多くのメイクアップアーティストは正社員、アルバイト、派遣社員などで経験を積んで芸能界での人脈を広げながらフリーランスになることを目標として頑張っている人が多いのではないでしょうか。メイクアップアーティストの仕事の中でも人気の高い、芸能界でのメイクの仕事は下積み時代の経験が大きく影響するので、地道な努力が必要となります。

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