「いつかテレビに出て、歌ったり踊ったりしたい!」
「ドラマに出て演技もできるアイドルになりたい!」
そう思ってAKB48のオーディションを受けようと考えていませんか?
AKB48は、CDやDVDのランキングで常に上位にランクインし、コンサートや総選挙、握手会など多くのイベントを開催しているアイドルグループです。
ただ、その中に入るには厳しいオーディションを勝ち抜く必要があります。
ここでは、あなたがオーディションに合格する手助けをするために、
・AKB48のオーディションの流れ
・オーディションに合格した先輩たちのエピソード
・オーディションに合格するためのポイント
をご紹介します。
これを読み終えたとき、あなたは今よりも少しだけAKB48メンバーに近づいていることでしょう。
Outline
1.AKB48のオーディション

出典: http://www.akb48.co.jp/
1-1.オーディションの流れ
AKB48グループは、AKB48・SKE48・NMB48・HKT48・など国内の姉妹グループや、JKT48・TPE48・SNH48など海外のグループを含む大規模アイドルグループの総称です。
定期的にオーディションを開催していて、2022年に開催されたAKB4817期生オーディションでの応募資格は”12〜20歳のプロダクションに所属していない女性”です。
また、国内在住で、合格後はAKB48劇場に通い活動できる人に限ります。
それぞれのグループによってオーディションは微妙に異なりますが、おおまかなオーディションの流れはどこも以下の通りです。
オーディションの流れ
一次審査/書類選考(WEB応募)
↓
二次審査/オンライン面接審査
↓
三次審査/面談審査
↓
最終審査/面談審査
①書類選考
まずは、WEBの専用フォームから応募します。
応募フォームは、HPに記載されているので確認してください。
※現時点では、17期生オーディションの応募は終了しています。次回のオーディション開催は決まり次第HPや公式ブログに更新されます。
書類選考のポイント
・自己紹介
・志望動機
・自己PR
・自己紹介
あなたの名前・住所・生年月日など基本的なプロフィールを書いてください。
・志望動機
あなたがなぜAKB48のオーディションを受けようと思ったのか、その理由を書きます。
・自己PR
あなたがどんな人物なのか、審査員に「会ってみたい」と思わせるように書いてください。
特技や趣味、何でもいいので審査員の印象に残るようなものを書くようにしましょう。
履歴書の自己PRに関しては、
「オーディションで差をつける履歴書の自己PRを書くための3つの手順」
を参考にして下さい。
②面接審査
書類審査の段階で200名ほどに絞られます。
一人15秒ずつ自己PRを行います。
話し方、スタイル、表情、服装、髪型などをチェックされます。
通過者は後日ダンス・歌唱審査(最終審査)があります。
2022年に開催された17期生オーディションでは、60名が最終審査に進み、11名が合格して研修生となりました。
※歌の上手いヘタを審査されるのではなく、一生懸命さをみています。
自分の選んだ好きな曲を歌って、審査員を引き込みましょう。
ここで、
「なぜこの曲を選んだのですか?」
聞かれるので、答えられるようにしておきましょう。
歌のオーディションに関しては、
「歌を仕事にしたい人が絶対に知っておくべきオーディションの全て」
を参考にしてください。
1-2.オーディションで重要な2つのポイント
ここでは、オーディションを受ける際に重要なポイントを2つご紹介します。
オーディションのポイント
①志望動機
②自己PR
①志望動機
前項でも少し触れましたが、あなたがなぜAKB48のオーディションを受けようと思ったのか、その理由はかなり重要です。
「人気者になりたい」
「有名になりたい」
このような当たり前のことではなく、あなたにしかないようなものを書いてください。
②自己PR
あなたにはどんな魅力があるのか、これは最も重要なことです。
・審査員の印象に残るように
・他の人と差がつくように
この2つを意識して考えてみてください。
自己PRの考え方については、
「オーディションに合格する自己PR作り3つのポイント」
を参考にしてください。
次章では、そんなオーディションをくぐり抜けてアイドルとして活躍している5名をご紹介します。
2.活躍中のAKB48オーディション5人の合格者たち
2-1.前田敦子
前田敦子がAKB48第一期のオーディションを知ったのは、秋葉原で配っていたチラシでした。
「オーディションのダンス審査では全然踊れず、それを引きずってしまい全然ダメだった。絶対落ちると思ったら、自分の番号が呼ばれた。」
「歌い終わった前田は暗かったが、質問されて最後にニコッと笑った顔がすごくかわいかった。
その笑顔はみんなをキュンとさせるものだった。
審査員の間で暗いけれど最後の笑顔が凄かったねという話になった。
前田が通過した理由はそれだけだった。」 劇場支配人 戸賀崎智信
他の人にはない”笑顔”という武器を持っていたようですね。
2-2.大島優子
大島優子は芸能界を諦めようとしていた頃に、AKB48第二期オーディションを受け、見事合格しました。
しかし、子役時代から芸能界にいたことで、「何でも出来て当たり前」と思われてしまっていたそうです。
そんな逆風にもめげず、卒業した現在も芸能界の第一線で活躍しています。
2-3.高橋みなみ
「自分の夢に近づけるなと思ったので、オーディションを受けようと思った。
ダンスも全然踊れなかったが、受かって本当に良かった。」
本番で上手くいかなくても諦めなかったことで、合格できたようです。
2-4.小嶋陽菜
小嶋陽菜は、高校生活の最後に記念として受けてみようというくらいの気持ちだったそうです。
応募写真を見た運営側は必死に連絡を取ろうとしたようですが、記念のつもりで受けた小嶋陽菜は相手にしなかったようです。
その後、オーディションを受け合格しても嬉しくなかったが、レッスンや舞台を重ねていくに連れ、アイドルとして生きていくことを決めたそうです。
2-5.指原莉乃
指原莉乃は、芸能人になりたくて東京に行きたかったから、AKB48のオーディションを受けたそうです。
普通の女の子だった指原は、そのコンセプトにぴったりと当てはまり、合格を勝ち取りました。
以上のように、普通の女の子だった彼女たちが、オーディションを機にアイドルへの道を駆け上がっていくのです。
オーディションを受けようか迷っている方は、ぜひ受けてみることをオススメします。
3.AKB48オーディションの種類
AKB48グループでは、これまでに様々な形のオーディションを開催してきました。
「違いがよく分からない」という方のために、これまでに開催されたオーディションの種類を解説します。
メンバーオーディション
○○期生オーディションとして、募集される追加メンバーのオーディションです。
このオーディションでメンバーに加入する人が最も多く、4期生以降は「研修生」という形で募集をしています。
メンバーオーディションで加入した主なメンバー
・板野友美(1期生)
・峯岸みなみ(1期生)
・柏木由紀(3期生)
・渡辺麻友(3期生)
・島崎遥香(9期生)
・川栄李奈(11期生) 他
AKBグループドラフト会議
メンバーオーディションとは違い、国内のAKB48グループ全体で行われるオーディションです。
候補者を各グループがドラフト指名して、加入メンバーを決めます。
AKBグループドラフト会議で加入した主なメンバー
・荻野由佳
・松岡はな
・惣田紗莉渚 他
AKB48 Team8プロジェクト
2014年に開催された「全国各地を回る、会いに行くアイドル」をコンセプトとした、チームメンバーのオーディションです。
各都道府県別に選ばれた47名で「Team8」を結成しました。
AKB48 Team8プロジェクトで加入した主なメンバー
・岡部麟(茨城県)
・本田仁美(栃木県)
・小栗有以(東京都) 他
各都道府県のメンバーが卒業した時には、随時その地域のメンバーオーディションを開催しています。
バイトAKBプロジェクト
アルバイトとしての雇用で、AKB48のメンバーとしてテレビやライブに出演するプロジェクトです。
2015年に全員が契約満了を迎え、現在は活動していません。
AKB48グループでは、各グループでも様々な形でオーディションを開催しています。
4.AKB48オーディションに関するQ&A
Q:オーディションの倍率はどれくらい?
A:書類審査に通過するには約50倍、全て合格するには500〜2,000倍という狭き門です。
ただ、グループによっては125倍だったりするので、まずは受けてみましょう!
Q:審査員は、何を基準に合否を決めているの?
A:AKB48の作った秋元康曰く、「完璧な子は不合格にする。AKBに必要なのはダイヤの原石。」と言っています。
完成されたアイドルではなく、のびしろがある子が合格しやすいようです。
Q:歌やダンスに自信がないんだけど・・
A:上記でもご説明した通り、完璧に歌やダンスができても合格するとは限りません。
秋元康は、「アイドルに必要なのは、根拠のない自信だ」と言ってもいます。
自信がなくても、根拠がなくても、自分はAKB48のメンバーになるんだと強く主張しましょう。
5.まとめ
いかがでしたか?
AKB48のオーディションでは、完成されたアイドルが合格するのではなく、ダイヤモンドの原石が合格します。
あなたの歌やダンスが一人前じゃなくても、ファンと一緒に成長していく、これがAKB48です。
あなたがAKB48のメンバーとしてテレビで活躍することを願っています。